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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

理由を見つけてはドル神経質な値動き、
今晩は注目度が低い雇用統計

2018年12月07日(金)16:12公開 (2018年12月07日(金)16:12更新)
持田有紀子

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 水曜日がアメリカが休みだったときは、グローベックスセッションの中で米国株は大幅高を演じていた。そして木曜日の早朝がその値段を保てるのかが最大の注目だったのだが、中国のファーウエイのCFOがカナダで逮捕されたという一方があって、市場のムードは激変した。

 そもそも株高になっていたのは空中戦の域を出ていない。それで不必要に溜っていた株ロングのポジションが総崩れするように、速攻で早朝のグローベックスにおいて米国株は大幅安に転じた。

 リスク回避も一巡したかと思われたが、欧州時間に入ると欧州株をはじめ一段安に向かった。これと機を合わせるかのようにしてドル円も113円割れしてきた。私はそもそもがドル円の売り場探しをしているほど、ドル円がベアである。

 そこでちょうどよい機会だということで、ドル円を112.96でショートに振っていった。ただしここ最近の傾向として、ドル円はあまり突っ込まない。だから当面の目標はストレートに15ポイントも下がればいいかなくらいに考えていた。

 本当にスピードは遅かったが、それでも比較的に安易に20ポイント抜きができた。112.60あたりでは何度も止められているので、その近辺では手を出さないようにしていた。ニューヨーク勢が参入してくるころには再びドル円が軟化傾向をたどってきた。米国株はさらに一段安してきたのだ。

 ドル円も112.60ではサポートしきれず、フレッシュな売りが出てしまう展開となった。ドル円は112円台の前半まで差し込んだが、それでも米国株の下げ幅の大きさと比べると、依然として112円台のままで大台は変わっていないのである。

 どこかで反転の契機をつかもうとしていたマーケットだったが、WSJに出ていた観測記事に飛びついた格好となった。FRBは12月利上げの後は追加利上げをためらうだろうというもの。大した記事ではないが、それに大きく反応してしまった。米国株は大幅な下げ分のほとんどを取り戻して、それにつられてドル円も112.70近辺まで値を戻してきた。

 今日は雇用統計である。しかし12月利上げは確実なので、これによって金融政策が左右されることはない。したがって注目度は薄くなっている。昨日、出た雇用関連の経済指標がいずれも悪かったので、数値の下振れだけが発表直後に意識される。就業者数は20万人程度の増加が見込まれているが、これが15万人以上である限りはリスク回避の動きは限定的なものになるだろう。

 それよりも今晩の注目点は、昨日の大きな戻りを演じた株価動向である。この戻しが本物であったのか、一時的なものであったのかが試される。再び米国株が前日の安値に迫ろうものならば、そのときこそリスク回避の動きは避けられない。動きが鈍いドル円だといっても、今度こそは111円台への突入は免れないものと考える。


日本時間 16時00分

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