昨日はアメリカが休みだったので、総じて小動きの一日となった。グローベックスも半日営業で、全体的に動意に乏しい。米国株はやや下がったが、これは中国のGDPが予想通りだったとは言え、悪化していたからである。
これに加えてIMFが今年の成長見通しを0.2ポイント分だけ引き下げたからでもある。また懸案であったイギリスの離脱法案の再提出の中身だったが、あまり具体的なものは出てこなかった。
まあそれも当たり前であって、法案が否決されてからまだ1週間も経っていない。そんなに内容の違う案が出てこようはずもない。
先週末に高値引けの形を呈していたドル円も、昨日のアジア時間で20ポイントほど沈んだ。それでも109円台のミドルまでだったので、大きなポジション調整が起こったとも思われない。海外時間では参加者も少ない中、当然のごとくに為替相場の値幅は小さいものにとどまった。
ポンドはこの1ヶ月で比較的に高いところで位置している。英議会で否決されても、信任投票の行方がどうであろうとも、あまりBREXITがマーケットに脅威を与えていないかに見える。北アイルランドの国境問題なんかも深刻な話しなのに、その解決の出口すら探れないでいる状況の中で、リスク回避の志向が高まっていない。
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