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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円の上値重くついに人権問題へも、
米中会合でリスクのゆくえ要ウォッチ!

2019年10月09日(水)16:21公開 (2019年10月09日(水)16:21更新)
持田有紀子

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 昨日はアジア時間でもドル円が下がらなかった。私は米中協議に関してはかなり悲観的なので、ドル円をショートに振っておきたい。そこで前日の高値である107.45をメドに売り場を探るしかないと考えていた。メドにするということは、そこを上抜けしたら即座にポジションはカットということである。

 テクニカルな要因以外には何の根拠もない。かといって何かに頼らなければ売るに売れないのだ。そしてなんとか107.39でショートポジションを作ることはできたが、後はマーケットの成り行き次第だ。

 欧州時間ではEUとイギリスの間で激しい非難合戦が起こってしまい、トゥスク大統領もあきれているみたいな発言をした。このためポンドは久しぶりに売りに押された。また中国がNBAの資金提供から身を引くと発言したことで、協議の行方も不透明感を増してきた。

 その上、トルコの軍事行動とクルド人問題が複雑化してきて、地政学的リスクも高まった。そこへちょうど夜の8時くらいにCNBCで「ホワイトハウスが政府年金の中国株投資を除外する」という報道が出て、それで一気にリスク回避の流れが強まった。ドル円も106円台に突入。私も106.91で買い戻した。

 そもそも米中協議は解決が困難なアジェンダがたくさんある。物品の出し入れだけならば合意もできるが、最大のものはソフトウエアである。ミッキーマウスを勝手に使ってもよいのかどうかをはっきりとさせないといけないのである。日本を始め、世界中の国マスコットの使用量を支払うのを当然の前提として動いているが、中国側にはそれがない。

 事実上の無断使用を許容しているようなものである。中国と貿易することでメリットもあるので、これまでは目をつむってきたし、アメリカが何も言わないことを、世界も容認してきた。それをトランプ大統領が貿易体制に不満があるといって、寝た子を起こすようなことをしてしまったのだ。

 米中協議において、物品の交流だけでなく、サービスやソフトウエアも議題に乗せた以上は、問題解決するか、できなかったのかをはっきりさせるまでは交渉は終結しない。もしも現状を公的に認めるような妥協が図られれば、最恵国待遇をもらっている各国はみな「自分たちも」といって、スヌーピーを無償で使い始めることだろう。

 それだけ解決には困難が伴うし、時間もかかる。どうせ合意は不可能だとわかっているからなのか、いつも米中協議は別の問題をぶち上げてストップしている。前回は香港であり、今回はウイグル問題である。人権問題で衝突しておいて、本体の貿易交渉の行き詰まりを正当化している。

 そして1週間も経たないうちに、「次回の会合も」といって期待だけ集めている。その過程で米国株は何度もラリーさせられており、史上最高値の圏内から逃れられないでいる。大統領選挙まではこれと同じパターンが繰り返されるのだろうと思う。

日本時間 16時00分

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