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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ウイルス変異種や合意なしBREXIT目前、
ドルの売り戻しでは終わったが

2020年12月22日(火)15:06公開 (2020年12月22日(火)15:06更新)
持田有紀子

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 週末にイギリスが事実上のロックダウンとなった。しかもジョンソン首相がウイルスの変異型が流行していると発言したので、イギリスとの通行を遮断する国も出てきた。ワクチンは本当に効くのか、間に合うのかなどの不安も重なって、欧州株は大きく下落した。

 問題がウイルス感染なので、今年の2~3月に起こったことと同じことが起きるだろうと予想された。つまり為替相場ではいざというときのためのドル資金手当が進むだろうというもの。そのシナリオ通りに相場は動いて、ドルは欧州時間でドルの全面高となった。

 ドル円は103円台の後半まで吹き上がり、ユーロドルも激しく下がって1.21台の前半まで差し込んだ。何分にも株安というバックグランドもあるので、それがおさまるまではドルロングを続けていてもいいというシグナルのようなものだ。私もユーロドルをショートにして何度もポジションを作った。

 そしてイギリスの不安には合意なきBREXITも加わっている。交渉期限は年末までであり、現時点で何も合意できていないということは、すでにハードBREXITはほぼ確定。ユーロトンネルも前倒し需要で混雑しているようだ。

 株価の下落はグローベックスでも起こり、米国株は久しぶりの大幅安に傾いた。ニューヨーク序盤でもリスク回避の姿勢は変わらずで、米国株は投げ売りが続いた。

 しかしニューヨークのランチタイム以降は徐々に落ち着きを取り戻し、米国株はそれまでのロスを解消した。面白いことにドル相場も欧州序盤のレベルまで戻ってきてしまっている。ニューヨーク時間ではドルの売り直しが極端に起こったということだ。

 多少のショックは和らいだとはいえ、今晩もウイルス感染とワクチンの話題がマーケットを支配することになるだろう。市場のリスク許容度がかなり回復してきたとはいえ、相場は傷ついている。そう簡単には元の流れに戻ることは困難だろう。


日本時間 15時00分


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