6月17日(木)◆『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『EU首脳会議』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『EU首脳会議』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数＆【コア】」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
・「米)景気先行指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)小売売上高」
・「南ア)実質小売売上高」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「ス)SNB政策金利＆声明発表」
・「欧)ECB月例報告」
・「EU首脳会議(17日・18日開催)」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑」
・「米国の金融政策に対する思惑(22日・23日にFOMCを控える)」
・「米国の主要企業の決算発表」
などの要因に注意したい。

★★★

本日、「注目に値する米国の経済指標」は、4つ。
「消費者物価指数＆【コア】」、「週間新規失業保険申請件数」、「フィラデルフィア連銀景況指数」、「景気先行指数」と、いずれも市場への影響度の大きな経済指標なので十分に注意したい。

「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない状況。

その他、本日は、「SNB政策金利＆声明発表」や「ECB月例報告」が行われる他、明日にかけて「EU首脳会議(17日・18日開催)」が開催される点にも大きな注目が集まっている。

直近の金融市場は、
第一に、「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けている点が重要。
先週あたりから徐々に反応が鈍くなっているとは言え、「関連する話題」には引き続き注意したい。
第二に、「NYダウの動向」が金融市場のリスク許容度を先導している点も重要。
引き続き、ここしばらくの為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めて、上手く流れにのりたいところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・時刻未定：英)キングBOE総裁の発言

・06時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
→内容次第。

・16時30分：ス)SNB政策金利＆声明発表
→声明での言及次第。

・17時00分：欧)ECB月例報告
→内容次第。いつもよりは敏感か。

・17時30分：英)小売売上高
→結果での市場へのインパクトは大きい。ポンドが大きく変動する要因になりやすいため、注意。

・21時00分：独)ウェーバー独連銀総裁の発言
→内容次第。EU首脳会議絡みの発言があれば反応しやすいか。

・21時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→どちらの結果も重要＋NYダウの動向＆反応も重要。週末に向けて大きく動き出すキッカケになるか。

・23時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分：米)景気先行指数
→21時30分以降に出来た流れを加速させるかどうか。それぞれの内容への注目度も高く、NYダウにも影響を与えやすい。ロンドンフィキシングに向けての変動も重要。週末に向けて動きが大きくなりやすい。基本的にはNYダウの動向が主体となりそうだ。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・EU首脳会議(17日・18日開催)
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の金融政策に対する思惑(22日・23日にFOMCを控える)
・米国の主要企業の決算発表

6月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼米国を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週にFOMC(22日・23日開催)を控える点
▼米国の金融政策に対する思惑
▼中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の主要企業の決算発表

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6月17日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・EU首脳会議(17日・18日開催) ・米国の主要企業の決算発表
未定		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
06:45		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
14:00		日)景気動向指数 [先行CI指数/一致CI指数]	△	-	101.7
				-	101.6
16:15		ス)第1四半期鉱工業生産 [前月比/前年比]	△	-7.0%	+6.4%
				+6.0%	-1.1%
16:30		ス)SNB政策金利＆声明発表	◎	0.25% 据え置き	0.25% 据え置き
17:00		欧)ECB月例報告	○	-	-
17:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	+0.1%	+0.1%
				+3.5%	+3.0%
18:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	+7.6%
				-	-5.2%
18:30		南ア)実質小売売上高	○	+2.1%	+1.0%
19:00		英)CBI製造業受注指数	△	-	-18
21:00		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	○	要人発言
21:30		加)卸売売上高	△	+0.3%	+1.4%
		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	AA	-0.2%	-0.1%
				+2.0%	+2.2%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	±0.0%
				+0.9%	+0.9%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	45.0万件	45.6万件
		米)第1四半期経常収支	B	-1219億	-1156億
23:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	+20.0	+21.4
		米)景気先行指数	AA	+0.4%	-0.1%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

下落後の反発や上昇再開時にロングで追随。

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NYダウが主導する日々の方向性に超短期的な追随。ロングもショートも臨機応変に。

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