週末金曜日で10日のゴトオ日。
米国・カナダ・日本は来週月曜日が祝日のため、連休前となる。
本日の為替相場の焦点は、以下の4点。
『金融不安やリスク回避の動向』
『NY株式市場の動向』
『G7財務相・中央銀行総裁会議』
『週末&米国が連休前』
本日の米国の経済指標は「貿易収支」と「輸入物価指数」に注目が集まる。
「貿易収支」とは、政府と民間の輸出額から輸入額を引いたもの。貿易赤字は経常収支の悪化に結びつく。
「輸入物価指数」とは、2000年を100として約4000のモノを調査対象とした輸入時点での物価水準インデックス。輸入を限定としたインフレ動向だが、発表時期が早いため先行指標になり得る。
また、本日は、ワシントンで「G7財務相・中央銀行総裁会議」が開かれる点や、来週月曜日が日本・米国・カナダが祝日で「連休前の週末」となる点に注意したい。G7では金融危機がテーマとなる予定であり、思惑などが発生しやすく、また週末に向けてのポジション調整も起こりやすいと言える。
大幅下落を続ける「NY株式市場の動向」からも目が離せない。為替相場のリスク回避の動向は、ほぼNYダウと連動しているため、監視し続ける必要があると考える。
現在、加速して止まる気配のない「金融不安やリスク回避の動向」自体が大きな焦点となっている。
本日の注目材料
→米国以外
▼加)失業率&雇用ネット変化
▼G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
→米国
▼米)貿易収支
▼米)輸入物価指数
今週の為替相場の焦点
・金融安定化法案が成立した影響や評価
・米国の経済指標
・各国の金融政策への思惑
・NY株式市場の動向
・原油価格の動向
・金融当局者や要人の発言
・13日月曜日が日・米とも祝日となる点
・10日からのG7財務相・中央銀行総裁会合
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・ゴトオ日 ・G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン) ・月曜日は、日本、カナダ、米国が休場(米株式市場は通常通り?※不確実) |
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08:50 | 日)BOJ議事録(9月16日・17日分) | △ | - | - | ||||
日)マネーストックM2+CD | × | +2.4% | +2.4% | |||||
14:45 | ス)失業率 | △ | 2.4% | 2.4% | ||||
20:00 | 加)失業率 | ◎ | 6.2% | 6.1% | ||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万件 | +1.52万件 | ||||||
21:30 | 加)国際商品貿易 | △ | +44億 | +49億 | ||||
加)新築住宅価格指数 | △ | +0.1% | +0.1% | |||||
21:30 | 米)貿易収支 | AA | -590億 | -622億 | ||||
米)輸入物価指数 | A | -2.8% | -3.7% | |||||
要人発言予定 | ||||||||
未定 | - | G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)に関わる発言 | ||||||
翌7:45 | 米)ポールソン財務長官■記者会見(G7後) | |||||||
翌8:45 | 欧)トリシェECB総裁◆記者会見(G7後) | |||||||
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G7&連休前のためほどほどに。リスク回避による円買いヨリのスタンス。NY株式市場の動向次第で臨機応変に対応。
G7&連休前のためほどほどに。ドルとユーロの綱引きも、ドル買いヨリ。
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