昨日はアメリカの景況感で悪いものが出た。ISMの製造業指数である。最近はセンチメント指数がものすごく良いものばかりが出てくるのが当たり前の状況になっていたので、市場はちょっと驚いた格好となった。
ドルの長期金利は低下して、それがドル安をもたらした。それまでドルは堅調に推移していたのだが、ドル円も109円台のミドルアッパーから急激に売り込まれ、108円台にも突入している。またドル金利の低下はコモディティにも波及し、貴金属をはじめ原油相場も持ち上がった。
ユーロ円が先週から何度も132円台に乗せてきているのに、そこで必ず振り落とされている。ここが米国株などリスク性の高いものが一段高できるかどうかの分岐点であることを示唆しているように思われる。
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