楽天FXで新興国3通貨ペアの通常スプレッドを一挙縮小
ネット証券大手、楽天証券のFXサービス「楽天FX」で、2021年6月7日(月)より、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、中国人民元/円の、一挙3通貨ペアの通常スプレッドが縮小されました!
南アフリカランド/円は従来の1.0銭原則固定から0.9銭原則固定に。
メキシコペソ/円は0.5銭原則固定から一挙に業界最狭水準の0.2銭原則固定に。
そして中国人民元/円も、1.8銭原則固定から業界最狭水準の0.9銭原則固定に、それぞれ縮小されました。
(出所:楽天証券)
南アフリカランド/円は0.9銭原則固定で最狭の次点
2021年6月17日(木)現在の、業界最狭の南アフリカランド/円スプレッドは、0.3銭原則固定。しかし、これは期間限定のキャンペーンスプレッドです。
通常スプレッドでの最狭スプレッドは、マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」と「パートナーズFX」の0.8銭原則固定で、楽天証券「楽天FX」の0.9銭原則固定はそれに次ぐ水準となります。
FX会社 「サービス名」 |
南アフリカランド/円 スプレッド |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
0.3銭原則固定(例外あり) (9-27時) ~7/31までのキャンペーン |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
0.3銭原則固定 (18-22時) ~6/30までのキャンペーン |
マネーパートナーズ 「パートナーズFX nano」 |
0.8銭 原則固定 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
0.8銭原則固定 ~7/3までのキャンペーン |
ヒロセ通商 「LION FX」 |
0.8銭原則固定 ~7/1までのキャンペーン |
マネーパートナーズ 「パートナーズFX」 |
0.8銭原則固定 (12-25時) |
楽天証券 「楽天FX」 |
0.9銭原則固定 |
GMOクリック証券 「FXネオ」 |
0.9銭原則固定 |
ゴールデンウェイ・ジャパン (旧FXトレード・フィナンシャル) 「FXTF MT4」 |
0.9銭原則固定 |
FXプライムbyGMO 「選べる外貨」 |
0.9銭(8-28時) |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
0.9銭原則固定 (16-25時) |
DMM.com証券 「DMM FX」 |
0.9銭原則固定 ~9/1までのキャンペーン |
SBI FXトレード | 0.99銭 (ただし、取引数量によって変化) |
松井証券 「MATSUI FX」 |
1.0銭原則固定 |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
1.0銭原則固定 |
LINE証券 「LINE FX」 |
1.0銭原則固定 (例外あり) (9-27時) |
IG証券 「標準」 |
1.0銭 (9-27時) |
※スプレッドが原則固定制の店頭FXは、24時間、上表のスプレッドが適用される国内FX会社と、日本時間の8時~28時など主要な時間帯のみ上表のスプレッドが適用される国内FX会社がある。スプレッドはすべて例外あり
南アフリカランド/円は、コロナショック後の2020年4月には5.58円という史上最安値を付けましたが、その後はV字回復。
南アフリカは鉱物資源の豊富な資源国ですが、直近は金(ゴールド)、プラチナ、パラジウムといった貴金属市場の価格上昇が南アフリカランド相場の追い風となっています。こうした背景もあって、南アフリカランド/円は上昇を続けており、ついにコロナショック前の2020年高値を超えました。直近はFOMC(米連邦公開市場委員会)後のリスクオフ相場などで下がっていますが、上昇トレンドが崩れたとまではいえなさそうです。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:南アフリカランド/円 週足)
メキシコペソ/円は業界最狭の0.2銭原則固定に縮小
メキシコペソ/円の業界最狭スプレッドは楽天証券「楽天FX」の縮小後のスプレッドである0.2銭原則固定です。
FX会社 「サービス名」 |
メキシコペソ/円 スプレッド |
楽天証券 「楽天FX」 |
0.2銭原則固定 |
マネーパートナーズ 「パートナーズFX nano」 |
0.2銭原則固定 |
GMOクリック証券 「FXネオ」 |
0.2銭原則固定 |
マネーパートナーズ 「パートナーズFX」 |
0.2銭原則固定 (12-25時) |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
0.2銭原則固定 (16-25時) |
DMM.com証券 「DMM FX」 |
0.2銭原則固定 ~9/1までのキャンペーン |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
0.2銭原則固定(例外あり) (9-27時) ~7/31までのキャンペーン |
SBI FXトレード | 0.2銭原則固定 ~7/1までのキャンペーン |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
0.2銭原則固定 (18-22時) ~6/30までのキャンペーン |
ゴールデンウェイ・ジャパン (旧FXトレード・フィナンシャル) 「FXTF MT4」 |
0.3銭原則固定 |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
0.3銭原則固定 |
松井証券 「MATSUI FX」 |
0.3銭原則固定 |
ヒロセ通商 「LION FX」 |
0.3銭原則固定 ~7/1までのキャンペーン |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
0.3銭原則固定 ~7/3までのキャンペーン |
LINE証券 「LINE FX」 |
0.3銭原則固定 (9-27時) |
IG証券 「標準」 |
0.3銭 (9-27時) |
YJFX! 「外貨ex」 |
0.4銭原則固定 (9-27時) |
FXプライム byGMO 「選べる外貨」 |
0.5銭 (8-28時) |
※スプレッドが原則固定制の店頭FXは、24時間、上表のスプレッドが適用される国内FX会社と、日本時間の8時~28時など主要な時間帯のみ上表のスプレッドが適用される国内FX会社がある。スプレッドはすべて例外あり
【参考記事】
●メキシコペソ/円が取引できるFX会社を徹底比較! スワップポイントやスプレッドは?
メキシコペソ/円も、コロナショック後の2020年4月に史上最安値4.22円を付けましたが、その後は上昇を続け、コロナショック前の2020年高値に迫る勢いを見せています。直近はやはりFOMC後のリスクオフ相場などで下がっていますが、上昇トレンドが崩れたとまではいえない感じです。
(出所:TradingView)
メキシコを敵対視していたトランプ前大統領が退任し、バイデン政権となったことはメキシコにとってはプラス材料と言えるでしょうし、原油価格の上昇も産油国でもあるメキシコにとっては追い風と言えます。
中国人民元/円も業界最狭の0.9銭原則固定に縮小
中国人民元/円の業界最狭スプレッドは、キャンペーンスプレッドだとSBI FXトレードの0.7銭原則固定になりますが、通常スプレッドだと楽天証券「楽天FX」の縮小後のスプレッド、0.9銭原則固定になります。
FX会社 「サービス名」 |
中国人民元/円 スプレッド |
SBI FXトレード | 0.7銭原則固定 ~7/17までのキャンペーン |
楽天証券 「楽天FX」 |
0.9銭原則固定 |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
0.9銭原則固定(例外あり) |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
1.7銭原則固定 |
YJFX! 「外貨ex」 |
3.0銭原則固定 (9-27時) |
※スプレッドが原則固定制の店頭FXは、24時間、上表のスプレッドが適用される国内FX会社と、日本時間の8時~28時など主要な時間帯のみ上表のスプレッドが適用される国内FX会社がある。スプレッドはすべて例外あり
中国人民元/円は、もともと取り扱っているFX口座が少ない上に、スプレッドを公表していないところも多いので、楽天証券「楽天FX」の0.9銭原則固定はかなり貴重だと言えます。
中国人民元/円も、コロナショック後、右肩上がりを続け、2020年高値をはるかに上回る水準まで上昇しています。直近はやはりFOMC後のリスクオフ相場などで下がっているものの、下げ幅はわずかです。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:中国人民元/円 週足)
中国人民元は対米ドルでも、5月末に3年ぶりの高値をつけるなど、上昇が著しく、今後の動向に市場の注目が集まっています。
というわけで、今回「楽天FX」でスプレッドを縮小した南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、中国人民元/円は、いずれも堅調に推移していて、右肩上がりのきれいなチャートを描いています。引き続き上昇が期待できそうな新興国通貨の通貨ペアといえます。
新興国通貨の取引を検討されている方は、極狭スプレッドの楽天証券「楽天FX」を利用してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、楽天証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>楽天証券「楽天FX」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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