ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ボラティリティの低下も著しく膠着感つのる、
一段と重くなるクロス円は持ちやすいのだが

2021年09月16日(木)15:18公開 (2021年09月16日(木)15:18更新)
持田有紀子

投資情報充実の外為どっとコム!当サイト口座開設者限定キャンペーン実施中!

 昨日は欧州時間でドル売りがかさんだ。ドル円も109円台の前半まで押し込まれて、実に久しぶりの水準だった。ユーロドルが小動きのためか、もうユーロ円が上がりそうに見えなくなってきている。ユーロ円もポンド円も戻り売りのほうがショート攻めしていても、持ち心地が良さそうだ。

 来週にFOMCを控えているからというわけでもないのだろうが、マーケットのボラティリティが下がってきている。そして実際に目の前の相場もますます動かなくなってきている。見慣れた水準を行ったり来たりしているだけなので、どんどんと膠着感が強まっている。

 身近なところでは日本株だが、2週間ほど前までは26000円台の今年の最安値圏だったものが、すでに300000円台後半に伸びて4000円近くも急上昇しているのに、ボラティリティは上がって来ない。ついに20%を下回ってきている始末だ。

 金融商品のなかで比べると、ボラティリティは原油などのコモディティが最も高く、次いで株価、為替レート、金利の順になっている。市場のテーマが金融政策なので、金利商品のボラティリティが上がらないのは不思議ではないのだが、すべてのジャンルにわたってボラの低下が著しい。

 為替相場でも例外ではない。ドル円やユーロドルなどドルストレートの値幅が小さいのは仕方がないにしても、ユーロ円などクロス円もボラティリティが低まってきている。ボラが低いと言うことはオプションのプレミアムが安いことを意味する。

 ドル円のオーバーナイトで110円コールが2ポイントだったとしても誰も買わないのならば、ここから一晩で50ポイントも上がらないと見ている証拠になるのだ。むしろオプションを売ってプレミアム稼ぎをしたくなるという状態なのだ。


日本時間 15時00分


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社、総合ランキング1位はココ!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング・トップ10、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMO外貨[外貨ex]

ザイFX!最新&おすすめ記事

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
経済指標速報記事 田向宏行 キャンペーンおすすめ10
経済指標速報記事 田向宏行 キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る