自動入金サービスの開始で、外貨預金とFXの
いいとこ取りの積立FXがさらに便利に
SBI FXトレードの積立FX口座で取引をしている人に朗報です。2021年9月30日(木)、住信SBIネット銀行からSBI FXトレードの積立FX口座への自動入金サービスがスタートしました。
最初から積立FX口座にまとまった資金を入金してある人には必要のないサービスですが、積立という性質上、毎月もしくは定期的に資金を入金しているというユーザーにとってはかなり便利なサービスとなります。
まずは、SBI FXトレードの積立FXについておさらいしておきましょう。積立FXは、簡単に言うと、外貨預金とFXのメリットを組み合わせた投資サービスです。
外貨預金のメリットとしては、現在の環境では日本に比べておおむね金利が高いこと、つまり、銀行に円で預金しておくより利息が多くつくことが挙げられます。中長期の投資として魅力を感じる人もいることでしょう。また、円安になれば為替差益も期待できます。
ただ、外貨預金では一般的に円を外貨に換えるときや外貨を円に戻すといった取引のたびに為替手数料が結構かかることがデメリットとなっています。
一方、積立FXの場合、手数料の代わりにスプレッドが取引コストになりますが、金融機関の外貨預金の為替手数料と比べると格段に割安なのです。このあたりの比較は、以下の【参考記事】で検証していますので、ぜひご一読ください。
【参考記事】
●「積立FX」のメリットとデメリットを徹底解説! 超低コスト・超高利回りの外貨資産運用術!?
わずか1通貨単位から取引でき、購入金額を円で指定することも可能。あの「ドルコスト平均法」が実践できる
SBI FXトレードの積立FXは、購入金額を円で指定することができるため、上の【参考記事】でも紹介した「ドルコスト平均法」での取引が可能です。
ドルコスト平均法とは、積立で投資を行うときに使われる方法です。外貨積立であれば、購入する外貨の量を一定にするのではなく、外貨を購入するために投じる円の金額を一定にするのです。こうすると、為替レートが低いときには外貨を多く買い、為替レートが高いときには少なく買うことになります。
金融商品は十分安いときに買って、十分高いときに売れれば申し分ありません。しかし、マーケットタイミングをうまくつかむことは簡単でないのも確か。
そこで、一攫千金を狙うのではなく、投資で緩やかに資産を増やそうとするときに積立という手法が頼りになるわけですが、その際、安いときにはまずまず多く買う一方、極端な高値づかみもなるべく避けていくことができ、リスクを抑えることができるのがドルコスト平均法なのです。
そして、SBI FXトレードなら1通貨単位からの取引ができるため、積立FXが無理のない範囲で始められるのもメリットです。

【参考記事】
●【口座完全公開】FXでドルコスト平均法! 勝てない人でも勝てるようになる!?
ドルコスト平均法については、上の【参考記事】で、取引の際の考え方やSBI FXトレードの口座を使った実践などを取り上げているので、興味のある方はチェックしてみてください。
上場申請中の住信SBIネット銀行は簡単な条件を満たせば、他行振込手数料もATM利用料も月5回まで無料
冒頭でも紹介したように、住信SBIネット銀行からSBI FXトレードの積立FX口座への自動入金サービスがスタートしましたが、この住信SBIネット銀行というのはどういう金融機関なのでしょう。
行名に「SBI」がついていることからもわかるように、住信SBIネット銀行は、SBI FXトレードと同じくSBIグループのネット銀行です。さらに行名には「住信」とついていますが、三井住友信託銀行も50%出資しています。
住信SBIネット銀行の口座数は2021年6月末現在で470万口座、預金残高は6兆4479億円を誇ります。2021年3月期の住宅ローンの取扱額は約8500億円となっており、その取扱額はネット銀行では最大とみられています。
また、2021年10月8日(金)には東京証券取引所(東証)へ株式上場を申請したことを発表しました。
住信SBIネット銀行は最近、「NEOBANK」というブランド名を採用し、銀行機能をあらゆる業種につなげる取り組みをしています。

SBI FXトレードの積立FX口座への自動入金サービスは、手数料が無料で、毎月5日、10日、15日、20日、25日のなかから自動入金日を設定することができます。
この自動入金サービスに対応しているのは住信SBIネット銀行のみというわけですが、同行では「スマート認証NEO」という不正ログインや不正送金を防ぐ無料の認証機能に登録すると、他行振込手数料が月5回、ATM利用料が月5回まで無料(※)になるので、預金の出し入れに困ることはなさそうです。ATMはコンビニ設置のものも利用できるので便利です。
(※この他の条件も満たせば、他行振込手数料、ATM利用料はそれぞれ月20回まで増える可能性があります)
ちなみに、外為どっとコムでも同様の「らくらくFX積立」というサーボスがありますが、こちらは自動入金サービスには対応していないので、資産管理の利便性という点では、これでSBI FXトレードの積立FXが一歩リードといったところでしょうか。
【参考記事】
●外為どっとコムから「らくらくFX積立」が登場!SBI FXトレード「積立FX」との違いは?
積立FX口座への自動入金サービススタートを記念して、1000円キャッシュバックのキャンペーン実施中
今回、積立FX口座への自動入金サービスのスタートを記念して、1000円がキャッシュバックされる「積立FX自動入金サービス開始記念キャンペーン」も実施されています。
こちらは、3カ月継続して自動入金サービスを利用し、月1万円以上の定期購入をすると、もれなく1000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンです。
キャンペーン期間は、2021年10月1日(金)から2022年3月31日(木)までですが、自動入金サービスによる初回入金と定期購入の申込みは以下のような期限があるので注意が必要です。

これまで入金に不便さを感じていた人はもちろん、入金が面倒くさそうという理由で積立FXを敬遠していた人も、自動入金サービスが実現した今、SBI FXトレードの積立FXを始めてみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、SBI FXトレードの公式サイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
>>>SBI FXトレード[積立FX]のメリット・デメリットや特徴、最新のサービス内容はこちらをご覧ください。
(山口学)
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