アジア時間のうちからグローベックスでの米国株は大幅高となって、日経平均株価も一万円の大台を回復。リスク許容度が増大した。1.35台のミドルで方向をうかがっていたユーロドルも1.36台に向けて上がり出した。私の前日の夜には来ればラッキーくらいのつもりで置いていたユーロドルのショートの注文も、ついに1.3650でダンになった。
欧州の序盤でポジションが出来たのはよかったが、これから信用不安の解消とか言って、もーりもりとユーロ買いが起こっては困る。とりあえず買い戻しのストップ注文は1.3700に置いてはあるものの、なんだかあっさりとついてしまいそうでもある。そのくらい欧州株や米国株の買い戻しは激しいものがあった。本尊のユーロだけが無風であるはずはない。
外部環境はまったくユーロショートには逆風である。私はストップ注文も置いたことだし、出かけることにした。見ていたからといって、事態が改善するわけではない。あとはマーケットが決めることなのだ。さあ、ボジョレーヌーボーを飲みに行こうっと!
夜に帰宅しても、あまりユーロドルは変わらず、同じようなレベルでステイしていた。そこまでのレートをチェックして高値を調べても、私の売ったところとほとんど変わらなかった。ニューヨーク市場でもGMの再上場など明るい話題もあり、株高はキープされ、ムードの変化はない感じだった。まったくロスカットが来ないのが不思議なくらいだ。そうしているうちに1.36台前半に下落していた。フィリー指数がとても良かったために、ドル買いとなったのだ。
ユーロドルは1.35台も触り始めた。やはり1.34台くらいを目指して粘りたいものだが、ロスカットが来なかったことだけでも良かったわけで、クロス円の上昇につられてまたユーロドルが上がってしまうことも十分に考えられる。あまり欲張るのは得策ではないと思い、1.3595でポジションをクローズした。
日本時間 18時40分
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