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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

今晩はイベントなし!
いちばんの気がかりは米金利の動向

2010年08月18日(水)19:53公開 (2010年08月18日(水)19:53更新)
持田有紀子

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 昨日も経済イベントに対する反応は薄かった。私はこのところユーロ円の短期的な上限付近となる110.25に売り注文を出していた。21時半に発表になったアメリカの住宅関連の結果は事前のコンセンサスよりも悪かった。

 しかし住宅関連の数字は減税措置が失効してからというもの、ずっと良いものはない。まあ悪くても、いまさら驚きもないのもしかたがないのかも。さらに鉱工業生産については予想よりも良かったこともあったのか、ドル円、クロス円は下押しすることはなかった。

 そうしているとユーロ円は109円台ミドルだったものが、米国株オープン前にも110円台に乗せてきた。しかし突き抜けていく感じではない。米国株オープンを待って、ユーロ円の売り注文の指し値を上げるかどうか決めようと思っていたら、PC画面に110.25が表示された。

 あらら、決める前に注文が出来てしまったかと思ったが、注文はこなかった。米国株は小売の決算が良かったらしく買い戻しが優勢でスタート。私は先週のレンジの半値付近となる111.60にユーロ円の売り指値を上げて、就寝した。

 朝見ると高値は110.40近辺までだった。まったく指値からは遠いものだ。それにしても、ニューヨーク市場の午後は、見るからにつまらない相場のようだった。ユーロ円は40ポイント、ドル円もたったの20ポイント程度しか動いていなかった。

 来週には総理大臣と日銀総裁の会談がおこなわれるということで、それなりに売り込みずらいというのもあるだろうが、昨日に限ってはドルの金利低下も一服していたことのほうが大きいと思う。

 今晩はイベントがないので、ますます方向感がなくなるだろう。不必要にやられるのも嫌なので、私は本日のトレードはお休みしようと思っている。しかし 注目していなければならないのは、米国債の動向だろう。なぜかと言えば、とても高いからである。
 米国債の値段はアメリカの長期金利を表わしている。値段が高いときは利回りが低いことを意味する。なぜ長期金利が低いといけないかと言うと、低水準の金利でも投資したいという環境であるという点だ。

 すなわちそれは近い将来の景気後退を示唆しており、最悪の場合はデフレに陥る可能性も示しているからだ。端的に言うと株安の裏返しが債券高を引き起こす。リスク回避の大きな動きが現れて、為替市場では円の独歩高が強烈に進むかもしれない端緒となりうるのだ。

 ちなみに2008年のリーマンショック後の12月に、アメリカの長期金利は市場最低水準を記録した。10年の利回りで2.024%まで。いまは2.6%台なので、そのレベルがすでに視野に入ってきている。米国株で崩れ出してダウ平均が再び1万を割るようなことになったら、新記録を更新するかもしれない。

 前回のFOMCで明らかになったように、出口戦略は実質的に遠のいて、金融緩和の方向に歩み出したのが明らかになった。そこで短期金利のほうはいち早くゼロ金利態勢に戻ってしまっている。

 このドル金利の魅力低下によるドル売りはここ2週間で十分に相場に織り込まれた。次は長期金利の怖さが表面化する順番だろう。とくに昨日から始まったFRB(米連銀)よる長期債の買い切りオペの行方には要注意である。


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