みなさん、今週もよろしくお願いします。
■あと1週間程度はもみ合いが続きそう
ここ2~3週間ほどの相場は、もみ合いとなっていました。その中で、円高になったり、円安になったりと、連日、雰囲気が変わってしまう相場展開になっています。
これに関しては、2週間前のコラムで、これからそういう相場展開になると申し上げましたが、そのとおりになりました(「相場の方向に変化なし。急上昇し過ぎでスピード調整に入ったが、大崩れしない!」を参照)。
世界の通貨vs円 日足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨 vs 円 日足)
このような相場では、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)、米ドル/円ともに「どちらにも抜けない!」という強い気持ちを持つべきでしょう。
上がったとき(円安になったとき)は売って(円を買って)、下がったとき(円高になったとき)は買う(円売り)。これに尽きると思います。
問題は、信念をもって、自分の相場観に従ったトレードができるかどうか。その精神力が問われています。
幸い、今回は、ほぼ自分の相場観に従った取引ができました。これに関しては、私の個人ブログ『風を読む』をご覧になっていただきいと思います。
おそらく、この傾向がこれから1週間は続く可能性が高いと思われますので、レンジトレードを続けていきたいと思っています。
■ジョージ・ソロスは相場観が外れたときに儲けられる!?
今、私は政治活動の合間を縫ってトレードを楽しんでいるわけですが、1日に30分ほどは、相場観の整理をかかさずにしています。頭を整理し、それに従ったトレードの戦略をイメージして、取引をしています。
トレード、あるいは、投資で儲けるというのが最終的な目的です。
ですから、口で予想が当たっただの自慢をしてみても、何にもなりません。相場観が正しかったとしても、そのとおりにできるかが勝負です。
レンジだと思っても、ついつい急落した後で買うことにちゅうちょしてしまう。そうこうしている間に相場が戻ってしまい、買い損ねてしまう。皆さんにもこのような経験はないでしょうか?
そこで、自分を信じる強い気持ちが大切になるわけです。
このような相場では、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)、米ドル/円ともに「どちらにも抜けない!」という強い気持ちを持つべきでしょう。
上がったとき(円安になったとき)は売って(円を買って)、下がったとき(円高になったとき)は買う(円売り)。これに尽きると思います。
問題は、信念をもって、自分の相場観に従ったトレードができるかどうか。その精神力が問われています。
幸い、今回は、ほぼ自分の相場観に従った取引ができました。これに関しては、私の個人ブログ『風を読む』をご覧になっていただきいと思います。
おそらく、この傾向がこれから1週間は続く可能性が高いと思われますので、レンジトレードを続けていきたいと思っています。
■ジョージ・ソロスは相場観が外れたときに儲けられる!?
今、私は政治活動の合間を縫ってトレードを楽しんでいるわけですが、1日に30分ほどは、相場観の整理をかかさずにしています。頭を整理し、それに従ったトレードの戦略をイメージして、取引をしています。
トレード、あるいは、投資で儲けるというのが最終的な目的です。
ですから、口で予想が当たっただの自慢をしてみても、何にもなりません。相場観が正しかったとしても、そのとおりにできるかが勝負です。
レンジだと思っても、ついつい急落した後で買うことにちゅうちょしてしまう。そうこうしている間に相場が戻ってしまい、買い損ねてしまう。皆さんにもこのような経験はないでしょうか?
そこで、自分を信じる強い気持ちが大切になるわけです。
また、相場観がはずれることも当然あります。このようなときは、いかに損失を抑えるかが1つのポイントです。
そして、もう1つレベルが上がると、自分の間違いを修正してすぐに行動を転換するということができるようになってきます。
私は、伝説の投資家と称されるジョージ・ソロスさんの自宅で朝食をいただきながら、お話をさせていただいたことがあります。
そのとき、彼は「ひょっとしたら自分が一番儲けたときは、相場観が外れたときかもしれない」と言っていました。とても印象的な言葉でした。
おそらく、こうなるはずだと思っていたことが起きないのは、何か前提として大きな認識違いをしていることが多い。そこで、相場観を転換すると、自分が当初考えていたとは逆のトレンドができ、うまくそれに乗って儲けることができるという意味だと私は理解しています。
それは、私自身も同じような経験をしているからです。
トレードには、相場を予想する能力も必要ですが、おそらく、それ以上に大事なのはトレードの技術(テクニック)です。
トレードでは、「風林火山」の状況に応じたメリハリをつけた取引ができるように、皆さんにもぜひ研究していただきたいと思います。
■今週末に、人民元切り上げが注目されそう
ところで、今週末に1つ注目しておきたいものがあります。G20(20カ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)です。
ここで、人民元の切り上げについて、何か話が出てくるかもしれません。
米国が人民元の切り上げを要望していることはよく話題になっていますが、最近では、インドやブラジルからも人民元の切り上げを期待する声が高まっています。
そして、もう1つレベルが上がると、自分の間違いを修正してすぐに行動を転換するということができるようになってきます。
私は、伝説の投資家と称されるジョージ・ソロスさんの自宅で朝食をいただきながら、お話をさせていただいたことがあります。
そのとき、彼は「ひょっとしたら自分が一番儲けたときは、相場観が外れたときかもしれない」と言っていました。とても印象的な言葉でした。
おそらく、こうなるはずだと思っていたことが起きないのは、何か前提として大きな認識違いをしていることが多い。そこで、相場観を転換すると、自分が当初考えていたとは逆のトレンドができ、うまくそれに乗って儲けることができるという意味だと私は理解しています。
それは、私自身も同じような経験をしているからです。
トレードには、相場を予想する能力も必要ですが、おそらく、それ以上に大事なのはトレードの技術(テクニック)です。
トレードでは、「風林火山」の状況に応じたメリハリをつけた取引ができるように、皆さんにもぜひ研究していただきたいと思います。
■今週末に、人民元切り上げが注目されそう
ところで、今週末に1つ注目しておきたいものがあります。G20(20カ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)です。
ここで、人民元の切り上げについて、何か話が出てくるかもしれません。
米国が人民元の切り上げを要望していることはよく話題になっていますが、最近では、インドやブラジルからも人民元の切り上げを期待する声が高まっています。
米ドル/円 日足
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