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今井雅人の「どうする? どうなる? 日本経済、世界経済」

日本政府・日銀の円売り介入は至極当然。
単独介入でも効果がないわけではない!

2010年09月16日(木)13:59公開 (2010年09月16日(木)13:59更新)
今井雅人

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 みなさん、こんにちは。

■日本政府・日銀が円売り介入を行うのは至極当然!

 為替市場で9月15日(水)に、日本政府・日銀が実に6年半ぶりとなる「円売り・米ドル買い」介入を実施しました。

 米ドル/円は市場介入前に82円台後半で推移していましたが、介入を実施したと伝わると、84円台まで1円以上も上昇しました。その後もジリジリと値を伸ばし、NY時間には85.78円まで値を伸ばしています。

 いったん円高を阻止した形になっていますが、今回は円高対策についてもう少し考えてみたいと思います。
米ドル/円 1時間足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足

 まず、為替相場というのは、中国などのように相場をコントロールしている場合をのぞいて、市場の動きに任せるというのが基本です。

 ただ、極端に一方方向に進みすぎると、為替相場の動きが実体経済に影響を及ぼすようになってきてしまいます

 ご存知のように、日本は輸出産業のウェイトが大きいため、円高になるとその分だけ減収となり、日本経済にとって痛手となります。そのため、極端な円高は日本にとって非常に大きな問題で、その対策を国として講じるのは至極当然と言えます。

 その対策の1つが、今回実施された「円売り介入」です。これは、財務省が日銀に委託して執行されます。

■単独介入でも効果はある。日銀による金融緩和も必要

 介入には他の国と協力して行う「協調介入」と、1つの国だけで実施する「単独介入」があり、協調介入のほうが効果はあります。

 今回は単独介入のようですが、単独介入ではまったく効果がないということではありません。単純に言ってしまうと、量をたくさん行えば市場の需給が崩れ、ある程度の効果を上げられるのです。

 ただ、この方法は持久戦です。介入を開始した最初の時期はサプライズ効果もあって、市場は敏感に反応し、円安方向に向かっていきますが、その後はだんだんと効果が薄れて円高に戻ってきてしまいます。

 それでもあきらめずに継続的に介入を実施していくと、市場の需給に変化が起きて、しだいに介入の効果が表れてくるようになるのです。

 その間にどれぐらいの時間がかかるかはそのときの状況にもよりますが、数カ月から1年近くかかることもあります。

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