ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

年末に向け、米ドルのリバウンドと
英ポンドの「サプライズ」に備えるべき!

2009年10月30日(金)18:23公開 (2009年10月30日(金)18:23更新)
陳満咲杜

ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 米ドル全面安の状況は一服している。

 ドルインデックスは74.95の安値から持ち直し、一時は76.57までリバウンドしていた。

■米ドルが底を打ったという見方が広がり始めた

 前日、10月29日(木)は、米国の第3四半期GDP・速報値が発表され、市場予想を上回る結果となり、米国株の反発と米ドルの反落がもたらされた。

 だが、相場の雰囲気は明らかに違っていた。

 筆者と同じように、米国株には「反発」、米ドルに対しては「反落」といった文言を使う評論や報道が目立ったのだ。これは、トレンドが変わったのではないかと、疑心暗鬼になった市場関係者が多かったことの表れだ

 もっとわかりやすく言えば、米国株がトップアウトとなった可能性と相まって、米ドルが底を打ったのではないかと疑う市場関係者が増えてきたのだ

 豪ドルについては、オーストラリア準備銀行(RBA)が年内にも再利上げを行うという観測が根強くある。それにもかかわらず、豪ドル/米ドルは高値から、一時は380pipsの下げ幅を見せている。
豪ドル/米ドル 日足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 日足

 これは、米ドルが底を打ったと見る市場関係者が増えている、象徴的な値動きだろう。

■ゴールドマンが英ポンドの見通しに強気である根拠は?

 足元の相場に合わせて、豪ドルやユーロの上値ターゲットを提示するレポートは、すっかり減ってしまった。10月に入って、目標値の修正が多く見られていたが、様変わりした「米ドル安が終えんに向かうとの見方、このあたりで「君子豹変」すべきか?」参照)

 そのような状況下で、ゴールドマン・サックスの英ポンドに関する強気見通しは目を引く。同社は、英ポンドが年末までに、対米ドルで1.85ドルまで上昇すると予測している。

 それは、以下の2点を根拠にしているらしい。

・購買力平価理論だと、英ポンドが米ドルに対して、足元では22%割安となっていること。
・市場コンセンサスで、イングランド銀行(英国中央銀行、BOE)が早期利上げを行う可能性があること。


 最近の相場の値動きが、それを証明しているように見える。

 英ポンドの先行きに対して、弱気の見通しがマーケットを圧倒的に支配していた時期が続いていた。それでも、英ポンドは米ドルに対して、10月13日(金)の安値1.5705ドルから、一時は985pipsの反騰を見せていたのだ。
英ポンド/米ドル 日足(クリックで拡大)

 加えて、最近の英ポンドは、対ユーロでも反騰している。ユーロと豪ドルの急落を横目に、英ポンドの下落は限定的だった

■米ドルは年末に向けて、一段と急落する運命をたどる?

 英ポンドの値動きにかなり関心を払っているのは、他ならぬ、英ポンドが米ドル全体のパラメーターとしての役割を果たしていたからだ「円高=藤井財務相による『人災』説に疑問。米ドル/円の安値追いには賛成できない!」参照)

 では、ゴールドマン・サックスの予想どおりとなって、米ドルは年末に向けて、一段と急落する運命をたどるのだろうか?

 結論から申し上げると、筆者はそう思わない。年末に向けては、米ドル安ではなく米ドルのリバウンドに備えるべきだ「浮上した2つの『異変』は何を示唆する?米ドル安トレンドの終えんは、やはり近い!」参照)

 だが、英ポンドだけでは、もはや、米ドル全体の行方を見通すことはできない。英ポンドが果たしてきたパラメーターの役割は、徐々に低下していくだろう

 それというのは、ターゲット値はともかく、ゴールドマン・サックスの予測の根拠に注目していただきたい。

 購買力平価力にしても、利上げ時期に関するマーケットのコンセンサスにしても、英ポンドが「割安」である度合いが、2009年の年初に比べて、かなり改善していることは間違いない
FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10 jfx記事
トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10 jfx記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る