みなさん、こんにちは。
本日、10月1日(金)から臨時国会が始まります。円高・株安、景気の落ち込みなど課題山積ですので、しっかりとがんばっていきたいと思います。
■市場関係者の目が米ドルに集中してしまっている
為替相場ですが、相変わらず米ドル安の傾向が続いています。
アメリカの景気減速に伴って長期金利(10年物国債の金利)が低下傾向にあり、米ドルに下落圧力がかかるという環境がまだまだ続いています。
ユーロ/米ドルは、とうとう1.36ドル台ドルまで「ユーロ高・米ドル安」が進行してきました。
ユーロ/米ドル 日足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
現在のマーケットでは、アメリカの景気動向に注目が集中しているので、他の材料が出てきてもあまり反応しないようです。
この間も、欧州のアイルランドがアメリカの大手格付け会社に格下げされ、国有化した金融機関への公的資金の投入額が増えそうだというニュースが流れましたが、ユーロは下がりません。
これは 市場関係者の目が米ドルに集中してしまっているためだと考えられます。
現在のマーケットでは、アメリカの景気動向に注目が集中しているので、他の材料が出てきてもあまり反応しないようです。
この間も、欧州のアイルランドがアメリカの大手格付け会社に格下げされ、国有化した金融機関への公的資金の投入額が増えそうだというニュースが流れましたが、ユーロは下がりません。
これは 市場関係者の目が米ドルに集中してしまっているためだと考えられます。
ユーロ/円 日足
ただ、チャートを見ますと、この1.36~1.38ドルのゾーンが、大きく下落する前にもみ合っていたところだということがわかります。
ユーロ/米ドル 週足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 週足)
したがって、この上昇は8~9合目まで来ていると思われます。
ここからの上昇(米ドルの下落)は緩やかになるのではないでしょうか?
■クロス円はもみ合いとなる状況がまだ続きそう
さて、日本の財務省から、9月に2兆1000億円規模の「円売り介入」を実施したという発表が9月30日(木)にありました。短期間にしてはかなりの金額です。
しかし、米ドル安の状況下で、対円だけでの米ドル買いで簡単に効果が出るのは難しいということだと思います。
したがって、この上昇は8~9合目まで来ていると思われます。
ここからの上昇(米ドルの下落)は緩やかになるのではないでしょうか?
■クロス円はもみ合いとなる状況がまだ続きそう
さて、日本の財務省から、9月に2兆1000億円規模の「円売り介入」を実施したという発表が9月30日(木)にありました。短期間にしてはかなりの金額です。
しかし、米ドル安の状況下で、対円だけでの米ドル買いで簡単に効果が出るのは難しいということだと思います。
米ドル/円 日足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)
もちろん、これは決してあきらめてはいけない問題です。
2の矢、3の矢を出していく必要があり、日本政府にしっかりと対応してもらわないといけません。
相場展開としては、米ドル安のムードが続く中、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)はもみ合いとなる状況がまだ続くと思っています。
そうしたことを念頭において投資戦略を練りたいところです。
もちろん、これは決してあきらめてはいけない問題です。
2の矢、3の矢を出していく必要があり、日本政府にしっかりと対応してもらわないといけません。
相場展開としては、米ドル安のムードが続く中、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)はもみ合いとなる状況がまだ続くと思っています。
そうしたことを念頭において投資戦略を練りたいところです。
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