週明けの昨日はドル高で始まった。ドル円は139円台に乗せて、ユーロドルは1.03台で始まった。しかしアジア時間ではクロス円の売りが目立って、ドル円が軟化した。そして欧州序盤ではドル円は137円台に突入。
景気後退によるドル金利の低下がすこぶる意識された。景況感の悪化は中国国内でのデモ騒動の拡大が一因である。中国の強権が試されている中、一部には制限を解除したとの話もあり、今後の動向が懸念される状態となったのだ。
中国の景気動向も心配されたのが、クロス円の下落にも強く出たのだろう。アジア時間ではドル円のショートにうまくついていけた。もちろんどこまで下がるかは予測不可能だ。予断を持って臨むのは良くない。しかし11月の押し目が137円台のミドルだったので、その辺りが一応の目安になる。そして本当に137.50まで安値をつけた後、相場は反転した。
ニューヨーク時間では年末商戦の好調な滑り出しを好感して、ドル金利は上昇に転じたのだ。ドル相場も復調し、金利上昇のため、米国株は下落している。このドルの上げにはついて行けなかった。下手に下げ過程を目にしてしまったので、また落ちるのではないかと思い、買っていくだけの勇気がでないのだ。
心理的には戻り売りでもいいかなと思っている。そうして打ってきた連中がスクイーズにあっているのだろうか、ドル円は139円台まで戻す。コアレンジは変わらないものの、ドル円は激しく上も下もやったという感じだった。
今晩はドイツのCPIが出る。前年比で11%くらいが見込まれている。昨日ラガルド総裁も言ったとおり、欧州域内のインフレ率上昇はまだ収まっていないようだ。この11%という数字が出た途端、予想通りとはいえ、マーケットは過剰な反応を示すかもしれない。ちょっとだけ注意を払っておきたいところだ。
日本時間 15時40分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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