【新年初のオンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第7回目の開催が決定しました!
開催日時は、2024年1月5日(金)20時30分からで、参加できるのは2023年12月26日(火)までにメルマガ購読者となった方です。新年初の開催となる今回は、クリスマスや年末年始を過ぎて、いよいよ本格化する1月相場をピックアップします。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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米ドル/円月足は151.93円と127.21円のレンジ。151.93円を上抜けない限り下げることに
米ドル/円は月足チャートを見ると、2022年10月高値151.93円と、2023年1月安値127.21円のレンジとなっています。
(出所:TradingView)
このレンジは、2023年1月に、それまでの月足レンジの下限であった2022年8月安値130.38円を下抜けて転換しているので、米ドル/円月足は2022年10月高値151.93円を上抜けない限り下げる可能性が高いことになります。
2023年の値動きは、このダウ理論のとおり、151.93円の月足レンジの上限を上抜けできませんでした。
ご承知のとおり、2023年11月高値は151.89円までで、ギリギリですが、2022年の高値に上値が抑えられました。
となると、ここから2024年に向けては、引き続き2022年10月高値151.93円を上抜けない限り下げることになります。
2024年の米ドル/円は138円~137円の壁を下抜けできるかが最初の注目点
直近の月足相場の壁となるのは、2023年7月安値137.23円で、メルマガでもご案内のとおり、138~137円付近は約1円幅の大きな壁となっています。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2023年12月18日(月)10:36の配信メールより抜粋
日足週足が下げているので下方向を考えると、今日または明日に日足レンジを下抜けた場合、この下には7月の安値が並びます。
7/28安値=138.05、7/18安値=137.67、7/14安値=137.23=7月安値が約1円幅に集まっていて、ここは強い下値抵抗となる可能性があります。
(出所:TradingView)
このため、2024年の米ドル/円は138円~137円の壁を下抜けできるかが最初の注目点です。
ここを下抜けできなければ、2022年10月高値151.93円と2023年7月安値137.23円の間で推移することになります。
次に、2023年7月安値137.23円を下抜けた場合、月足の次の下値の目途は月足レンジの下限でもある2023年1月安値127.21円です。
ここは月足レンジの下限なので、ここを下抜けると、米ドル/円月足は、月足レンジが下側へ更新されるため、下げる可能性が高まります。
ここから先の週足の下値抵抗は138.05円と137.23円
ここからは152円から127円をもう少し細かく見ていきましょう。
本稿を執筆している2023年12月21日(木)時点の米ドル/円は143円付近です。
週足は2023年11月23日(木)高値151.89円が頂点で、11月20日(月)に週足レンジを下抜けて週足は下向きに転換しています。
その後、11月21日(火)に147.14円まで下げて、10月3日(火)安値147.30円も下抜けました。
そして、12月7日(木)に141.61円まで下げる動きで、9月11日(月)安値145.89円、9月1日(金)安値144.43円も割り込み、急落しています。
米ドル/円はメルマガでもご案内のとおり、週足の下値抵抗を次々と突破して下落し、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)とBOE(イングランド銀行[英国の中央銀行])の会合が終わった12月14日(木)に140.94円まで下げて、ここで下げ止まっています。
ここから先の週足の下値抵抗は、7月28日(金)安値138.05円、7月14日(金)安値137.23円があります。
(出所:TradingView)
前述のとおり、7月14日(金)安値137.23円は月足の下値抵抗でもあり、この138円台から137円ぐらいが強い下値抵抗となることが考えられます。
米ドル/円の値動きが今後下げると、21月移動平均線も下げて138円付近が重要なポイントに
また、月足の21月移動平均線は、2023年12月時点で139.44円付近にあり、米ドル/円の値動きが今後下げると、21月移動平均線も下げて138円付近が重要なポイントとなってきそうです。
(出所:TradingView)
2024年の米ドル/円は引き続き下方向ながら、まずは138円~137円付近の壁を下抜けできるかが注目とご説明した理由は、このようなことからです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の米ドル/円2024年末予想は138円、野村證券では135円で、おそらくこの付近を意識しているものと思われます。
137円を下抜けても、127円に向けた動きが一気に続くとは考えにくく、途中で戻す場面もありそう
そのうえで、もし137円を下抜けるようだと、米ドル/円は127円に向けて下げることになりますが、こうした動きが一気に続くとは考えにくく、途中で戻す場面もあるでしょう。
すると、週足はこうした戻り高値を上抜ける動きになると、ダウ理論が転換して、週足が転換上昇の可能性を示し始めます。
つまり、月足レンジ内を下げる動きの中で、週足が上向きに転換することになると、下げ足は弱まるということです。
137円を割り込むようだと、5月4日(木)安値133.49円、4月5日(水)安値130.67円、3月24日(金)安値129.63円、2月2日(木)安値128.07円が並び、それぞれ下値抵抗となりやすそうです。
(出所:TradingView)
2024年の米ドル/円は下げる可能性が高いものの、まず138~137円付近の壁が注目されます。
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