【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第8回目の開催が決定しました!
開催日時は、1月20日(土)20時30分からで、参加できるのは1月10日(水)までにメルマガ購読者となった方です。FX相場が動いていない土曜の夜に状況を整理して、1月後半の相場に臨みましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
【※関連コンテンツはこちら!】
⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
直近のユーロ/米ドルが動きにくくなり、メルマガ配信の対象を米ドル/円やクロス円にも広げている
私のメルマガでは、ユーロ/米ドルを扱うことが多くあります。
【※関連コンテンツはこちら!】
⇒田向宏行の「ダウ理論で勝つ副業FX!」
世界で一番取引量が多い通貨ペアがユーロ/米ドルであり、値動きの信頼性も高いからです。
ただ、ここ最近のメルマガ配信では、扱う対象を米ドル/円やクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)にも広げています。
なぜかというと、直近のユーロ/米ドルが動きにくくなってきているからです。
★ザイFX!で新たにスタートした田向さんの有料メルマガ「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」では、会社員などトレードにかける時間がない人に最適なメルマガを配信! メルマガ登録後10日間は無料解約可能です。
米ドル/円は143.40円を下抜けない限り、上昇の可能性が出てきている
そんなユーロ/米ドルを見ていく前にまず、米ドル/円の状況をおさらいしておきましょう。
先週のコラムで、米ドル/円の日足は140~146円のレンジとご説明しました。
【※関連記事はこちら!】
⇒米ドル/円は140~146円のレンジをどちらに抜けるかに注目! 140円割れでも138円の壁に止められそうだが、146円超えでは日足が上昇し、週足は151.89円に向けて調整(1月9日、田向宏行)
チャート分析では、日足がこの範囲をどちらに抜けるかに注目しましたが、1月11日(木)に146.40円まで上昇しました。
その後は調整に入っているものの、1月5日(金)高値145.97円を上抜けた事実があり、日足レンジが140.24~145.97円から143.41~146.40円に切り上がったため、143.40円付近を下抜けない限り、上昇の可能性が出てきています。
(出所:TradingView)
先週のコラムでもお伝えしたとおり、週足チャートでは戻しの動きであり、日足では上昇の動きとなっています。
ユーロ/米ドルは日足週足のレンジ1.11ドル台半ば~1.07ドル付近を抜けないと動きが出ない
それではユーロ/米ドルがどうなっているかというと、米ドル/円と違って方向性が定まりません。
チャートを見ると、昨年(2023年)の12月28日(木)高値1.1138ドルと12月8日(金)安値1.0723ドル、つまり12月の高値と安値が日足週足のレンジになっていて、12月28日(木)に高値をつけた後はレンジ内で調整の動きになっています。
まずはこの1.11ドル台半ばと、1.07ドル付近を抜けないと動きが出ません。
(出所:TradingView)
現在はレンジ内の動きなので、相場が売り手優勢にも買い手優勢にも傾いていない状態です。
このため、経済指標の結果などで一時的に上昇したり下落したりしますが、相場が傾いていないので、大きな動きに育っていきにくい状態です。
こうした膠着状態が変わるのがレンジを抜ける時で、ここでは売り手か買い手のどちらかが優勢になるので、相場が傾き動きが出てきます。
ただ、ユーロ/米ドルは日足だけでなく、週足も同じ値幅のレンジになっていることから、日足より週足単位で相場を考える必要がありますが、しばらく方向が定まらない可能性があります。
ユーロ/米ドルは直近のレンジ1.10~1.0850ドル付近を抜けないと、日足週足のレンジ上限や下限にすら近づかない
値動きも、このレンジの半値である1.0930ドル前後で膠着しており、上は1月11日(木)高値がある1.10ドル付近、下は1月5日(金)安値がある1.0850ドル付近を抜けないと、日足週足のレンジ上限や下限にすら近づかず動きません。
(出所:TradingView)
相場が傾いていないので、市場参加者も買いか売りかどちらで仕掛けていいのかわからず、売っては買い戻し、買っては売りをするしかなく、結局平均となる半値付近に自然と戻ってきている状態です。
ユーロ/米ドルの月足レンジは1.1275~1.0477ドル。月足レンジ半値と日足週足レンジ半値が近く、真ん中に集まっている
ユーロ/米ドルの週足チャートで月足のレンジを見ると、昨年7月高値1.1275ドルと、10月安値1.0447ドルの間でレンジになっています。この月足のレンジの内側に、日足週足のレンジがあります。
(出所:TradingView)
また、月足レンジの半値1.0861ドルと、日足週足レンジの半値1.0930ドルが近く、現在値付近はこうした値動きのほぼ真ん中付近にあり、相場が迷った結果、値動きが真ん中に集まってきているようです。
(出所:TradingView)
このため、ユーロ/米ドルはこの集束した動きが今後も続くのか、ここから動き出すかが注目です。
2024年のユーロ/米ドルは3層の壁を超えるかに注目!
ユーロ/米ドルが動き出した場合、直近は1.10~1.0850ドル付近、その外側に日足週足レンジとなる1.11ドル台半ば~1.07ドル付近、さらにその外側に月足レンジとなる1.1275~1.0447ドルの値幅が3層になっていますので、これらが相場の壁となってきます。
これらの壁で止められて、再び真ん中に集まっていくのか、壁を超えて大きな動きが出てくるのかが、今年(2024年)のユーロ/米ドルの注目点です。
また、こうした状況のユーロ/米ドルがどう動くかで、2024年の米ドル相場の動きも見えてきそうなため注目しています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)