【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第21回目の開催が決定しました!
開催日時は、8月2日(金)20時30分からで、参加できるのは本日7月23日(火)までにメルマガ購読者となった方です。米ドル/円が155円台まで急落したあと、158円手前まで戻ってまた下落していますが、米雇用統計直前の時間に、みなさんで相場を整理しましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
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ユーロ/米ドルは週足レンジが転換を繰り返してトレンドがない。トレンドがない相場は手が出しにくい
7月20日(土)にメルマガ内で開催したオンライン交流会は、20時30分から1時間半にわたり、いろいろな質問や意見交換がありました。
この日は土曜日で相場が動いていないため、時間を延長して、みなさんといろいろお話できたと思います。
この交流会で、ユーロ/米ドルについての質問がありました。
ユーロ/米ドルは、5月のメルマガでお伝えしたのですが、週足チャートが転換を繰り返して週足にトレンドはなく、月足のレンジ内で動きと認識されます。
(出所:TradingView)
(出所:TradingView)
そして、週足レベルでさえ転換を繰り返すと言うことは、それより時間軸の短い日足では、より小さく方向感のない動きになりやすいということです。
もしこうした状況で手を出すなら、いいタイミングで入り、早めに利確して出ることが重要となります。
加えて、トレンドがない相場では、このタイミングの精査がより難しくなるため、ユーロ/米ドルは手を出しにくく、メルマガ配信していません。
SNSで、ユーロ/米ドルに言及する人が少ないのも、このためだと思います。
田向宏行のメルマガ「ダウ理論で勝つ副業FX!」は、本業の合間にFXで利益を追求する方のため、大きなトレンドを狙う
私たち個人投資家は、トレード環境も情報量も経験もプロにはかないません。
私のメルマガ「ダウ理論で勝つ副業FX!」は、本業の合間にFXで利益を追求する方のために情報配信しています。
このため、大きなトレンドに乗って、誰でも利益を得られやすいところを狙うことになります。
主に日足で、ダウ理論やチャート分析を使うのもこのためで、1日に数回しかチャートを見られない個人投資家でも取引ができる戦略をとっています。
その実例は、このコラムのバックナンバーをお読み頂くと、誰にでも理解できると思います。
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⇒週次連載コラム「田向宏行式 副業FXのススメ!」
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ユーロ/米ドルは1.1275~1.0477ドルの月足の大きな壁のなかで、週足レンジが上下。あまり利幅が狙えず効率が悪い
さて、ユーロ/米ドルのチャート分析をすると、月足レンジは、2022年2月10日(木)高値1.1494ドルと2022年9月28日(水)安値0.9535ドルという、とても広いレンジになっています。この月足レンジは2022年の高値と安値でもあります。
そして、この月足レンジの中に、2023年の高値と安値となる、2023年7月18日高値(火)1.1275ドルと、2023年10月3日(火)安値1.0447ドルがあり、さらにその2023年の値幅のなかで、2024年は動いています。
月足チャートの上下に高値安値のラインがあります。これが相場の大きな壁です。
(出所:TradingView)
週足チャートにしていただくと、この1.1275~1.0477ドルの月足の壁のなかで、週足レンジが上下していることがわかります。
(出所:TradingView)
週足レンジの動きが続かず(=トレンドにならず)に、すぐに上下しているので、日足でも方向感がありません。
ご自身のチャートで、この週足レンジの値幅を調べていただくと、どれも300pips弱から400pips強ぐらいのレンジです。
レンジ幅がこれくらいということは、実際に取引して利益となる値幅はその半分ぐらいですから、100~200pipsぐらいということになります。
週足レベルで方向が変わりやすく、しかもあまり利幅が望めないとなると、リスクをとって取引する甲斐がありません。効率が悪いからです。
ユーロ/米ドルの週足は昨年から21週SMAを挟んで上下。米ドル/円の週足は昨年からほぼ21週SMAの上側で推移
ユーロ/米ドルに方向感がないことは、移動平均線でもわかります。
週足に21週SMA(単純移動平均線)を表示させると、昨年(2023年)から21週SMAを挟んで上下しています。
(出所:TradingView)
一方、同じ週足の米ドル/円を見て頂くと、同じ期間でほぼ21週SMAの上側で推移していて、移動平均線でも上昇トレンドであることが明確にわかります。
(出所:TradingView)
こうなると、わかりやすい米ドル/円を取引するのが効率的ですし、リスクを避けることができます。
直近の米ドル/円は、先週のコラムで書いたように売り仕掛けしています。
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⇒米ドル/円の162円の上と160円の下に逆指値注文を置いた結果、157円台への介入らしき急落もチャンスを逃さなかった! 値動きの事実を見て、動く方向に注文を置いただけ(7月17日、田向宏行)
メルマガは毎日配信なので、もっと細かな戦略もお伝えしていますが、これらの戦略も、明確な上昇トレンドが止まったから売り仕掛けできるのであって、そもそもの方向感がなければ仕掛けるのが難しくなってきます。
ユーロ/米ドルはよほどの大事件で強力な動きにならない限り、しばらく取引しにくい状況が続く可能性が高い
2022年から上下を抑えられているユーロ/米ドルは、この圧力を跳ね返すだけの強い動きにならないと、トレンドは出にくいでしょう。
現時点で、そのような強力な動きになる可能性があるのは、11月の米大統領選挙か、突発的な米国株の暴落か、よほどの大事件ぐらいしか考えられません。
このため、ユーロ/米ドルはまだしばらく方向感のない、取引しにくい状況が続く可能性が高いことをチャートが示しています。
相場が動かず膠着してくると、プロはオプション取引などをしてくるはずなので、そうすると、さらに動きにくくなりそうです。
相場の動きを理論的に見つけ、売り手か買い手のどちらかが優勢なるポイントを見つければ、誰でも利益を狙うことができます。
現在のユーロ/米ドルはそうした状況にないので、手を出しにくく、チャンスを待つ相場になっているようです。
次回のオンライン交流会は8月2日の米雇用統計前。本日7月23日までにメルマガ購読申込をされた方が参加可能
次回のオンライン交流会は、8月2日(金)の米雇用統計前に開催します。
本日7月23日(火)までにメルマガ購読申込をされた方が参加できます。
7月31日(水)の日銀会合(日銀金融政策会合)とFOMC(米連邦公開市場委員会)の後なので、いろんな話題がありそうです。
オンライン交流会のいいところは、文字でなく口頭でチャートを使ってお伝えできる点です。
また、読者の方も、単に拙著やコラム、メルマガなどをインプットするだけでなく、質問や意見を出すアウトプットする方が成長に繋がります。
そうした意味でも、オンライン交流会は個人投資家の役に立つと思っています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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