【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第20回目の開催が決定しました!
開催日時は、7月20日(土)20時30分からで、参加できるのは7月10日(水)までにメルマガ購読者となった方です。米ドル/円が為替介入と思われる動きで157円台まで急落しましたが、ダウ理論で相場にどう向き合っていけばいいのか、みなさんで話し合いましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
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米ドル/円が7月11日の米CPI発表後に、約30分で4円急落! スプレッドが拡大する急落急騰相場に乗るのはかなり難しい
先週、7月11日(木)21時30分の米CPI(消費者物価指数)の発表後に、米ドル/円は急落しました。
発表前の161円台半ば付近から、22時05分には157.40円まで下げ、約30分で4円の急落です。この動きにSNSなどでは「介入か?」との声も聞かれました。
(出所:TradingView)
介入となれば、このような大きな動きになりますが、相場が急激に動くと、スプレッドも同時に拡大します。急な動きなのに、スプレッドは通常ということはあり得ません。
このため、チャートを見て慌てて参入したらド底だったとか、約定値が大きくズレたということが当然起こります。
つまり、仮に介入だとしても、急落急騰相場に乗るのはかなり難しいのです。
また、相場急変時の対応もそうですが、トレードの成否には個人の性格が大きく影響します。
これは、メルマガやオンライン交流会で何度もお話していることで、自分の性格に合わないトレード方法は上手く行きません。
この点は長くなるのでまたの機会にしますが、利益が伸び悩んでいる方はよく考えてみるといいと思います。
米ドル/円の162円の上と160円の下に逆指値注文を置いた結果、介入のような動きでもチャンスを逃さなかった
先週のコラムでは、米ドル/円の上昇が止まっていることをお伝えしました。
このため、米ドル/円は162円を上抜けるか、160円を割り込むかが注目とご案内し、その結果、160円を割って157円台まで下げました。
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⇒米ドル/円は162円と160円をどちらに抜けるか注目! 米CPIの結果も、相場がどう動くかもわからない。162円の上と160円の下に逆指値注文を事前に置き、備えておこう(7月9日、田向宏行)
162円の上に新規買い逆指値注文を置き、160円の下に新規売り逆指値注文を置いておくだけで、今回の介入のような動きでもチャンスを逃がしません。
場合によっては、本業の仕事で相場を見ていることができなくても、戦略が適切なら売りポジションができ、利益が乗ってきます。
また、先週のコラムで「まずは158円台半ばぐらいが当面の目安かもしれません」と書いたように、160円割れに新規売り逆指値注文を置き、損切り買い逆指値注文を162円付近、利確(利益確定)買い指値注文を158円台半ばから158円ぐらいにした、IFO(アイエフオー、イフダンOCO)注文をしていた人は、この日の30分ほどで、150pipsぐらいの利益になっていると思います。
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⇒FXの注文の種類と注文の方法【後編】OCO注文・IFD注文・IFO注文
また、利確設定をしていなくても、160.20付近から160円ぐらいで新規売り逆指値注文を置いて、下落に備えていたと思うので、今回の下落に乗れていて、現在も利益が乗っていると思います。
田向メルマガを読んで161円台半ばで売った人は、コラムを読んで仕掛けた人より、さらに150pipsぐらい上で売ることができた
さらに、メルマガでは、米CPIのあった7月11日(木)の配信タイトルが「1時間足の窓」となっています。
この日の1時間足チャートが窓開けしている値動きから、米ドル/円の上値は重くなり、ここから下げる可能性が高くなっていることを配信しています。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年7月11日(木)11:50の配信メールより一部抜粋
USDJPY 1時間足の窓
ただ、注目は、今朝のオープンで1時間足は窓を開けて下げている点です。
全般にドルが売られていますが、他のドルストレートの1時間足は窓開けしていません。
ということは、昨日のNYクローズから本日オープンの時間帯で大口の売り注文があったと思われます。
~中略~
ここでは、1時間足の動きを見ることで、162円ぐらいで上値が重くなっていることをお伝えし、利食いまたは決済逆指値の引き上げをお勧めしました。
そのうえで「また短期で考えると、現在161円ミドル付近なので、この付近で売って損切りを162円の上に置くこともできます」と、161円台半ばでの売り戦略もご紹介しています。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2024年7月11日(木)11:50の配信メールより一部抜粋
USDJPY 1時間足の窓
また短期で考えると、現在161円ミドル付近なので、この付近で売って損切りを162円の上に置くこともできます。
ただ、これは損切り幅が狭いだけで、明確な方向性が出ていないので運次第となります。ただ、運次第でも壁を把握して損切りを狭くできれば仕掛けることはできる、という程度です。
このため、7月11日(木)のメルマガを読んで、161円台半ばで売った人は、このコラムを読んで仕掛けた人よりさらに150pipsぐらい上で売ることができたと思います。
こうしたことを書くと、「自慢」と言われることがあります。
私は自慢をしたいのではありません。そもそも相場予想はしていませんし、ただ動く方向に注文を置いているだけです。
つまり、チャートを通じた値動きの事実を見ることの重要性をお伝えしてきています。
これは、今までのコラムやメルマガをお読み頂くと、よくお分かりいただけると思います。
トレードして損にならないなら上出来! 利確はとても難しいが、損失で悩むよりずっといい
直近の米ドル/円は7月16日(火)午前1時に157.01~157.15円ぐらいまで下げてから反発しています。
日本のFX会社は157.12~15円ぐらいですが、メルマガ用に使っている米国のチャートは157.01円を示しています。
つまり、日本のFX会社でも1pips以上値段の違いがありますし、海外では10pips以上違いが出ていて、値動きが急激だったことがわかります。
(出所:TradingView)
当面、この157円付近がポイントとなりそうですが、少なくとも160円付近からの売りポジションは十分に利益が乗っています。問題はどこで決済(利食い)するかです。
米ドル/円がこのまま上昇すると、売り建値に接近してきます。ただ、それでも建値下に決済を移動させておくことで、損失は回避できます。
トレードして損にならないなら、上出来です。
また、メルマガは有料なので、成行決済などで利益を確保することにも言及しています。
トレードして損にならないということは、適切な方向で取引できているわけですから、これを繰り返しつつ、あとは利確ポイントを精査していくだけです。
その意味では、利確がとても難しいということです。
ただ、それでも「利確」は利益です。損失で悩むよりは、利益で迷う方がずっといいと思っています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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