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• 2010年03月06日(土)07時09分

  03/05 NYサマリー

  5日のNY外国為替市場では米雇用統計の結果を好感してリスク許容度の高まりからドル/円、クロス円ともに買いが進んだ。
  本日は、NY時間早朝に発表された米2月雇用統計を控えてドル/円、クロス円ともに小動きとなりドル/円は89.30円台、ユーロ/円は121.30円台、ポンド/円も134.40円台で推移していた。米2月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数変化は-3.6万人と市場予想を大幅に下回り、失業率も9.7%と若干の改善を見せたことが好感され、ドル/円は90.27円まで急伸し、ユーロ/円は122.32円まで、ポンド/円は135.67円まで急伸した。
  その後も、米大統領経済諮問委員会のロマー委員長の「悪天候が雇用の増加を阻んだ可能性がある」との発言がさらなるドル買いを誘発、NYダウが寄り付きからプラス圏での取引となったことも材料視され、ドル/円は90.58円まで、ユーロ/円は123.30円まで、ポンド/円は137円まで上昇し小動きとなった。
  
  日本時間7:00現在（BIDレート）
  ドル/円 90.27　　　ユーロ/円 122.98　　　ユーロ/ドル 1.3624

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• 2010年03月06日(土)06時04分

  Flash News NY時間午後

  NY時間、ドルが上昇。注目された2月の米雇用統計では、失業率は9.7％（予想 9.8％）、非農業部門雇用者数は-3.6万人（予想 -6.8万人）と共に事前予想に比べ好結果に。当該期間の豪雪の影響が懸念されていた分、結果は明るいものとした好感された。詳細を見ても数値は建設（＝天候により工事が中断）、公務員（＝同じく天候により学校が閉鎖）を中心に低下しており、仮に豪雪がなければプラスとなっていた可能性が強く示された。今回の統計を受け、ローマー・米CEA（大統領経済諮問委員会）委員長は「もしも豪雪がなければ、雇用はプラスとなっていただろう」とコメント。続いてホワイトハウスも「3月の雇用統計では、今回の豪雪による悪影響の反動があるかもしれない」との声明を発した事で、ドル、株式市場は大きく押し上げられた。ユーロは下落。特に対ポンドで大きく値を下げた。一部でEU関係者のコメントとして「EUはギリシャ救済に関し、非常時の対策を取りまとめ中だ」と報じられた事で、”懸念を巡る最悪期はまだ終わっていない”との慎重な見方が拡大した。ユーログループのユンカー議長も「ギリシャの状況には懸念を持っている」との声明を発した。またギリシャのADEDY（ギリシャ公務員連合）とGSEE(ギリシャ労働総同盟）が11日に大規模なストを計画している事が明らかになった事も、ユーロへの選好を遠ざけた。この2つの加盟者の総数は250万人に達し、これはギリシャの労働人口の半分に相当する。こうした国内の反発世論を静めるため、ギリシャ出身のパパデモスECB副総裁がEU（欧州連合）の特別代表となり、ギリシャの緊縮財政措置の動向を監視する職に就く可能性がある、と独の新聞では報じられている。今回の米雇用統計の結果は米経済に対する後退懸念を弱め、これが商品市場を支援。特にNY銅先物は+1.2％と反発、これが豪ドル、NZドルといった資源国通貨を押し上げる結果に至った。
  
  ドル/円 90.30-35　ユーロ/円 123.01-06　ユーロ/ドル 1.3618-23

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• 2010年03月06日(土)05時45分

  【為替】市況-NY時間 時系列サマリー

  【22:30】
  ■米非農業部門雇用者数変化-2月：-3.6万人（予想 -6.8万人）
  ■米失業率-2月：9.7％（予想 9.8％）
  →今回、非農業部門雇用者数変化は過去2ヶ月分にわたり修正が施されている
  ・1月：-2.0万人→-2.6万人
  ・12月：-15.0万人→-10.9万人
  →豪雪の影響が懸念される中での今回のこの数値はポジティブなものと言える。仮に、天候の影響がなければ今回の非農業部門雇用者数はプラスとなっていた可能性が高い。
  
  【23時台】
  ■ローマー・米CEA（大統領経済諮問委員会）委員長
  ・豪雪は雇用に多大な影響を与えた
  ・もしも豪雪がなければ、雇用はプラスとなっていただろう
  ・9.7％という失業率水準は依然酷いものと言わざるをえない
  ・現在のポストを堅持する
  →これはレポーターに「FRBでの職についてどう思うか？」と聞かれた事に対するもの。ロマー氏は、次期FRB副議長候補の1人として名前が挙がっている。今回のこのコメントは、事実上FRB入りを否定したものと受け取れる
  
  ■米ホワイトハウス
  ・今回の雇用統計、労働市場が徐々に改善している事を示す
  ・豪雪が雇用に多大な悪影響を与えたようだ
  ・3月の雇用統計では、今回の豪雪による悪影響の反動があるかもしれない
  ・9.7％という失業率は容認出来る水準ではない
  ・米国はリセッションで失われた雇用を取り戻すため、雇用を拡大させる必要
  ・米経済の軌道は改善にあるが、平坦なものではないだろう
  →今回の結果を悲観していない事がわかる
  
  【24時台】
  ■ドル円、一時90.60水準まで上昇幅拡大
  →前述のローマー・米CEA委員長による「もしも豪雪がなければ、雇用はプラスとなっていただろう」を好感
  
  ■ユンカー・ユーログループ議長
  ・ギリシャの状況には懸念を持っている
  ・ギリシャはEUに金融支援を要請していない
  ・ギリシャの追加策は堅実なものだ
  ・ギリシャは自身のプランが十分なものだと確信している
  →同氏はギリシャに対する慎重姿勢を崩していない
  
  【26時台】
  ■一部の報道機関が、EUの関係者のコメントとして「EUはギリシャ救済に関し、非常時の対策を取りまとめ中だ」と報じている
  
  ■フラハティ・カナダ財務相
  ・投資家は、ユーロ圏の幾つかの国に対し懸念を抱いている
  ・カナダの赤字は一時的なものであり、構造的なものではない
  ・財政の均衡を取り戻すには、緩やかな歳入増が必要だ
  
  【27時台】
  ■メルケル独首相、パパンドレウ・ギリシャ首相-共同記者会見
  ・ギリシャによる厳格なプランは非常に重要なステップだ
  ・ユーロ圏の金融安定を注視して行く
  ・分別のない投機にギリシャを食い物にさせる事は出来ない
  ・ギリシャの国債発行は、市場の信認を獲得した可能性を意味するものだ
  ・ギリシャは如何なる金融支援も求めていない
  ・ギリシャは赤字削減のために無人島を競売にかける事はしない　etc
  →無人島売却否定のコメントは、ドイツの自由民主党のシェフラー議員が「アテネは企業の株を売却すべきである、そして資産、例えば無人島なども売却すべきだ」と提案しており、これに対するもの
  
  【29時台】
  ■米消費者信用残高-1月：50億USD（予想 -45億USD）

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• 2010年03月06日(土)05時31分

  NY後場概況--利益確定売り優勢

  ビッグイベント終了後、週末要因による利益確定売りで、ドル円は90円前半まで下押し
  ユーロ円が一時123円割れとなるなど円売りは一服。一方、株高や商品高を背景に、
  ユーロドルが本日高値である1.3630近辺に再び接近するなど、引き続きドルは対主要通貨で
  弱含む展開。なお、ユーロポンドでのポンド買いをきっかけに、ポンドが対ドルで1.5160近辺、
  対円で再び137円台を回復するなど対主要通貨で全面高。
  5時24分現在、ドル円90.32-34、ユーロ円123.03-07、ユーロドル1.3623-26で推移している。

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• 2010年03月06日(土)05時01分

  米・1月消費者信用残高

  米・1月消費者信用残高
  
  前回： -46億ドル
  予想： -45億ドル
  今回： +50億ドル

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• 2010年03月06日(土)05時00分

  米 1月消費者信用残高

  1月消費者信用残高 +50億ドル（市場予想 -45億ドル）

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• 2010年03月06日(土)05時00分

  米経済指標

  （　）は事前予想
  
  消費者信用残高-1月：50億USD（-45億USD）
  
  ＊前回修正
  -17億USD→-46億USD

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• 2010年03月06日(土)03時16分

  【発言】市況-ギリシャ首相、無人島の売却を否定

  ギリシャのパパンドレウ首相は、メルケル独首相との共同記者会見の中で「ギリシャは赤字削減のために無人島を競売にかける事はしない」とコメントした。
  
  ドイツの自由民主党のシェフラー議員が「アテネは企業の株を売却すべきである、そして資産、例えば無人島なども売却すべきだ」と提案しており、これに対するもの。ギリシャには大小合わせ約3000の島がある。
  
  ユーロ/円 123.06-11

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• 2010年03月06日(土)02時59分

  メルケル独首相、パパンドレウ・ギリシャ首相-共同記者会見

  ドイツとギリシャは非常にフレンドシップな関係にある
  両国は緊密に連携していく事を確認
  両国は赤字を縮小させていく事で合意
  ギリシャによる厳格なプランは非常に重要なステップだ

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• 2010年03月06日(土)02時44分

  【為替】市況-パパデモスECB副総裁、退任後はEU特別代表か

  パパデモスECB副総裁は今年5月31日で任期が満了する。
  
  独の現地紙は、「パパデモス氏はEU（欧州連合）の特別代表となり、ギリシャの緊縮財政措置の動向を監視する職に就く可能性ある」と報じている。
  
  パパデモス氏はギリシャ出身。監視役を同国出身者とする事で、緊縮財政措置に対する国内の反対世論を少しでも抑えたいのでは、と見られる。
  
  ECB副総裁の後任には、コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁が内定している。
  
  ユーロ/円 122.94-99

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• 2010年03月06日(土)02時34分

  フラハティ・カナダ財務相

  投資家は、ユーロ圏の幾つかの国に対し懸念を抱いている

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• 2010年03月06日(土)02時33分

  【為替】市況-ギリシャ、来週に大規模なスト実施か

  ギリシャのADEDY（ギリシャ公務員連合）とGSEE(ギリシャ労働総同盟）は、政府が決定した緊縮財政措置に反対し、11日にストライキを実施するとの声明を発した。
  
  この2つの組織に加盟している労働者をあわせると、実に250万にも及ぶ。これはギリシャの労働人口の半分に相当する。
  
  ギリシャではこれ以外にも既に反対行動が勃発しており、4日にはデモ隊が財務省を占拠するといった抗議活動が行なわれている。
  
  ユーロ/ドル 1.3598-03

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• 2010年03月06日(土)02時28分

  NY前場概況--ドル円クロス円、買い優勢

  大雪の悪影響が心配されていた2月米雇用統計が市場予想を上回ったことを受け、
  NYダウ先物が急伸。投資家のリスク志向が改善するとの思惑から、ドル円が90円60銭手前、
  ユーロ円が123円乗せするなど円売りが活発化。一方、雇用統計発表直後に急落した
  ユーロドルは、ユーロ円につれ高となり、一時1.3630近辺まで上昇。途中、ロマーCEA委員長が
  『大雪が雇用統計に悪影響を与えた可能性』と発言したことも、円売りを後押している模様。
  2時23分現在、ドル円90.44-46、ユーロ円122.99-03、ユーロドル1.3599-02で推移している。

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• 2010年03月06日(土)02時26分

  ソリス米労働長官

  今回の雇用統計は経済の安定化を示すものだ
  オバマ政権の景気刺激策が雇用喪失の緩和に繋がっている
  失業者の数はまだまだ多すぎる

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• 2010年03月06日(土)02時24分

  オバマ米大統領

  豪雪が雇用者数を押し下げた
  雇用の喪失は、我々が耐えられる以上のものだ

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