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2013年11月14日(木)のFXニュース(1)

  • 2013年11月14日(木)08時00分
    東京為替見通し=公聴会テキスト公開後のドル売りは後退へ

     13日の為替市場はドル安。ドル円は昨日の高値からの調整売りが優勢となっていたなかで、イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名承認公聴会のテキストが事前に公表され、99.10円まで下値を広げた。テキストではイエレン氏のハト派なスタンスが再確認されている。ユーロドルはプラートECB総裁が「マイナス金利の適用は可能」と述べたことを手がかりに軟化した後、1.3496ドルまで反発。ポンドドルは英四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの基準値である失業率7%に従来の想定よりも早く達する可能性があるとの見通しが示されたことによるポンド買いも加わり、1.60ドル半ばまで値を上げた。資源国通貨もドル安推移。クロス円はドル円の下げに圧迫されつつも底堅かった。
     東京タイムでは、ドル円は徐々に落ち着いた動きとなりそうだ。事前公表されたイエレン氏のテキストは市場が想定する度合いのハト派的な内容であり、内容そのものにサプライズは乏しい。公聴会の段階だけあって突っ込んだ内容も見当たらない。米量的緩和(QE)の縮小開始時期に関する思惑はほとんど揺さぶられておらず、ドル売り圧力は次第に後退していくと思われる。イエレン氏のハト派的なスタンスが再確認されたことは株式市場経由で円安要因であり、ドル円が下げ渋る一因となる。ただ、テキストが公開されたとはいえ、NYタイムに予定されている公聴会に向けて慎重なムードが高まってきそうで上下ともに動きづらいだろう。
     本日は日本の7−9月期GDP・1次速報値が発表される予定となっており、日経平均株価を押し上げる結果ならば株高・円安となるか。もちろん、逆のパターンもありうる。バーナンキFRB議長の講演にも目を向けなければならない。

  • 2013年11月14日(木)07時15分
    ■NY為替・13日=イエレン氏の証言内容伝わりドルが全面安

     NYタイムでは終始上値の重さを感じさせていたドルが終盤になって下落基調を強めた。引け間際に翌日のイエレン米FRB副議長による、次期FRB議長指名承認に関する公聴会の証言内容が伝わったことが手掛かり。イエレン氏が「米経済と労働市場は潜在力を大きく下回っている」、「刺激策を解除する前に経済の改善が必要」との見解を示すことが明らかとなり、米金融緩和の長期化が意識されてドルが一段安となった。ドル円は取引終了近くに99円半ばから99.10円まで売られてこの日の安値を更新。またユーロドルは序盤にプラートECB理事が「マイナス金利の適用は可能」と発言したことも意識され、薄商いのなかで下振れてつけた1.3390ドルから1.3496ドルまで買い戻しを強めた。ポンドドルは英雇用統計と四半期インフレ報告の余韻が残るなか、対ユーロでの底堅さも維持しながら1.6067ドルまで一段高。豪ドル/ドルは0.9371ドル、NZドル/ドルは0.8293ドル、ドル/加ドルは1.0452加ドルまで対ドルで上値を伸ばすなどドルが全面安に。NZドル/ドルはNZ10月企業景況感(PMI)の好結果と、NZ7−9月期小売売上高のさえない内容はイエレン氏の発言内容と発表時間が重なってしまったためにデータの影響があまり反映されない結果となっている。
     クロス円は対ドルの底堅さを支えにしっかり推移した後、ドル全面安のなかで引けにかけて高値を更新する通貨が目立った。ポンド円は159.43円、豪ドル円は92.90円、NZドル円は82.28円、加ドル円は95.09円まで上昇。133.25円まで売りが先行していたユーロ円も、133円後半まで水準を戻して高値更新に迫る勢いをみせた。
     7時現在、ドル円は99.25円、ユーロドルは1.3487ドル、ユーロ円は133.85円で推移。

  • 2013年11月14日(木)06時37分
    ドル下落、イエレン氏の証言内容伝わりドル円は99.10円

     ドル円はこの日の安値となる99.10円まで下落。翌日のイエレン次期FRB議長候補による銀行上院委員会での証言内容がテキストで伝わっており、「米経済と労働市場は潜在力を大きく下回っている」などの文言が金融緩和の長期化を連想させたもよう。ユーロドルは1.3486ドル、ポンドドルは1.6047ドル、豪ドル/ドルは0.9351ドル、NZドル/ドルは0.8277ドルまでドル安で推移。

  • 2013年11月14日(木)02時52分
    NY午後はドル安落ち着く、ユーロドルは1.34ドル半ば

     NYタイムも正午をまわり、強まっていたドル安地合いも一服。ドル円は99.18円から99.30円前後へ、ユーロドルは1.3390ドルの安値から急騰してつけた1.3471ドルをこの日の高値に1.3460ドル前後で動意を落ち着かせている。米株価は下げ幅を縮小させているが米債利回りは低水準での推移を続けるなど関連市場はまちまち。

  • 2013年11月14日(木)01時48分
    ユーロは狭いレンジながら値動き荒い 対ドルは1.3471ドル

     ユーロドルはプラートECB理事の発言を受けて下落してつけた1.3390ドルから1.3471ドルまで買われて高値を塗り替えている。レンジは狭いが各通貨で値動きが非常に軽い印象。フローが主導だが、ロンドンのフィキシングを通過してドル安が一層強まっている。ポンドドルは1.6047ドル、豪ドル/ドルは0.9333ドル、NZドル/ドルは0.8271ドルまでドル全面安で推移。ドル円は99.18円までレンジ下限を拡大させている。

  • 2013年11月14日(木)01時40分
    ドル安でドル円はNY早朝の上げ幅消す 99.29円まで失速

     明日のイエレン米FRB議長候補の公聴会などを控えてドルへの調整売りが優勢。ドル円はNY早朝に切り返した値幅をそっくりそのまま失っており、99.29円までわずかながら安値を塗り替えている。特に大きくドル安や円高に傾斜している印象はないが、調整を絡めたフローでこの後も動意が得られる可能性はありそう。

  • 2013年11月14日(木)00時45分
    LDNFIX=ユーロは「いって来い」、ECB理事の発言重しに

     ロンドンフィックスにかけて、ユーロには買い戻しが入ったものの明確な方向感は出ず、プラートECB理事が「マイナス金利の適用は可能」と述べたことが意識され反落するなど、薄商いのなかで瞬間的な動きは見られたが、全般的には動意は限定的。明日にイエレン次期FRB議長の指名公聴会が控えており、本邦証券筋からも「カギを握るのは米国サイドのファンダメンタルズと金融政策」との声が聞かれるなかではヘッドラインに流される局面があったとしても積極的にポジションを構築する動きは手控えられたのではないか。
     ユーロは「いって来い」。まず、ロンドン勢の参入後は対ポンドでの下落が重しとなりユーロは対ドル・対円でも下げ幅を広げる展開に。その後、NYタイムに入ってくると今度は買い戻しが進んだが、プラートECB理事のマイナス金利の適用に関する肯定的な意見を材料に再び売りが強まると、対ドルは1.3390ドルまで下落し本日安値を更新。また、対円は133円台での狭いレンジではあったが「いって来い」となった。ユーロポンドについては、0.8379ポンドまで売られ大台を割り込んだ後はいったんは持ち直したものの、その後再びユーロに売りが入るなかで0.83ポンド後半を中心とした推移となった。
     そのほか、ドルストレートではポンドドルは1.59ドル後半で推移。1.6ドルの大台については瞬間的に上抜ける場面はあったものの、積極的に上値を試すような展開ともならなかった。資源国通貨は、豪ドル/ドルは0.93ドルちょうど近辺、NZドル/ドルは0.82ドル前半を中心とした推移で、いずれにせよ動意は限定的だった。
     クロス円は、ポンド円は159円ちょう近辺で推移し、伸び悩みこそ感じられたが堅調地合いを維持した。そのほか、豪ドル円は92円半ばを中心とした狭いレンジで推移し、NZドル円も82円ちょうど前後で推移した。ドル円は99円半ばでのもみ合いとなり、米債利回りの低下やダウ平均が軟調地合いとなっても動きはほぼなかった。

  • 2013年11月14日(木)00時34分
    米株安・債券高だがドル円の目線は上方向に変化なしか

     米関連市場では株安・債券高(利回り低下)が確認されているが、ドル円は下押しを99.30円までの調整にとどめており直近高値圏を維持して推移。明日のイエレン次期FRB議長候補の議会公聴会を前に一段の取引は手控えられそうだが、円が買われやすい環境のなかでも上方向への目線を維持している。

  • 2013年11月14日(木)00時16分
    ユーロは下げ渋る、対ドルは1.34ドルちょうど近辺で戻り鈍い

     ユーロは下げ渋る。プラートECB理事の発言をきっかけに急落したユーロだったが、現状では一過性のものにとどまっており、ユーロドルは1.3392ドルまで下落後は下げ渋っているほか、ユーロ円は133円前半、ユーロポンドは0.83ポンド後半といった水準で推移している。

  • 2013年11月14日(木)00時04分
    ドル円の下値限定的、米株の下げ幅縮小も支え

     ドル円はNY朝方の99.30円を安値に99.50円前後へ反発。今日の値幅の半値水準へと戻している。米株思ったほど下値は広がっておらず、米長期金利の低下が一服していることも支え。円安には小幅な調整が入るが、大きくトレンドを転換させるような勢いはない。

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