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• 2015年09月15日(火)00時26分

  ドル円再び120円割れ　ユーロ安の緩和が圧迫要因に

  　ドル円は再び120円を割り込んで推移。ロンドンフィックスにかけて断続的に入ったユーロ売りが和らぎ、ユーロドルが1.13ドル台を回復させたことがドル円の圧迫要因となっている。米長期金利の持ち直しや、クロス円の下げ渋りが下支えになっているようなイメージは少ない。

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• 2015年09月15日(火)00時10分

  ■LDNFIX＝欧州通貨軟調　株安でドル円も重い

  【修正；本文の一部を修正します】

  　ロンドンフィックスにかけては欧州通貨が軟調。朝方の高値示現後から断続的な売りに押されていたユーロドルは、1.1284ドルまで日通しのレンジ下限を広げた。米連邦公開市場委員会（FOMC）を週半ばに控えたポジション調整の範囲だったが、ポンドドルは1.5373ドルまで安値を塗り替え、ドル／スイスフラン（CHF）は0.9720CHFまでCHF安・ドル高で推移。上値の重さが目立った。ユーロ円は先週末安値を下回って135.51円、ポンド円は184.62円、CHF円は123.55円と、クロス円も総じて弱含みで推移。

  　ドル円はクロス円の下落と売りが先行した米株価、米長期金利低下にともなう円買いを受け、119.97円と120円を割り込んだ。対欧州通貨でのドル高はサポート要因だったが、対オセアニア通貨ではドル売りが散見されるなど方向感に乏しく、下支えとしては不十分。

  　豪ドル／ドルは0.7151ドルまでじり高で推移。ユーロ／豪ドルで、豪ドル高のトレンドが継続していた。対NZドルでも豪ドル買いが優勢。豪ドル円も85円後半で底堅く推移。NZドル／ドルは0.63ドル前半、NZドル円は76円前後で下値が限定的。

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