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2016年12月30日(金)のFXニュース(7)

  • 2016年12月30日(金)18時30分
    ドル・円はしっかり、原油高背景に米株高を期待

    [欧米市場の為替相場動向]

    ドル・円は、117円20銭台まで上昇している。欧州株は弱含んでいるものの、米NY原油先物が堅調な値動きとなり、時間外取引の米株式先物はプラス圏で推移。株高への期待感が先行している。

    ここまでのドル・円の取引レンジは116円94銭から117円20銭、ユーロ・円は122円95銭から123円50銭、ユーロ・ドルは、1.0507ドルから1.0539ドルで推移している。

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  • 2016年12月30日(金)18時30分
    ユーロドル、月足は下げ一服を示唆へ

     伸び悩んでいたユーロドルは1.0560ドル付近へ水準を切り上げた。大半の主要国は明日から3連休であり、金融市場は全体的に動意薄だが、為替市場に閑散ムードは感じられない。本日発表されたスペインの消費者物価指数やイタリアの生産者物価指数は回復を続けている。ユーロドルが現状の水準を維持するなら月足では気迷いの足型が現れ、下げ一服が意識されそうだ。ユーロ円は123.60円付近で堅調に推移。

  • 2016年12月30日(金)18時25分
    来週のドル・円「やや底堅い動きか、120円到達を意識した相場展開に」

    [ドル・円]
     来週(1月3日-6日週)のドル・円はやや底堅い動きとなりそうだ。ポジション調整主体の相場展開が続いているが、ドルは116円台を維持して越年となる可能性が高い。年明け以降も日米金利差の拡大を見込んだドル買いは継続することが予想される。ドル高基調は当面維持される可能性は高いとみられており、1月上旬にも心理的な節目である120円到達が意識されそうだ。120円をしっかりと上回った場合は2016年高値の121円69銭が視野に入る展開となる。

     1月6日発表の米12月雇用統計が有力な手掛か材料となりそうだ。市場予想と一致し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続への期待が高まった場合や、米10年債利回りが再び上昇した場合、リスク選好的なドル買いが強まる展開となりそうだ。また、日本銀行金融政策決定会合で長期金利の目標水準が0%程度に据え置かれていることや、日銀黒田総裁が「円安が今の時点で行き過ぎなど弊害があるとの見通しはない」と現行の円安を容認していることから、日本円の先安観は後退していないこともドル・円相場に対する支援材料になるとみられている。

     ただし、短期筋や顧客筋などのドル売り注文は118-119円台に残されており、1ドル=120円手前では上値の重さが多少意識されそうだ。また、日米の通貨当局(財務省、連邦準備理事会など)やトランプ次期米大統領が過度のドル高・円安に対して懸念を表明した場合、リスク回避的なドル売りを促す要因となるため、市場関係者は為替に関する要人発言に注意を払っている。

    【米12月雇用統計】(1月6日発表予定)
     1月6日発表の12月雇用統計は、失業率4.7%(前回4.6%)、非農業部門雇用者数は前月比+17.5万人(同+17.8万人)程度と予想されている。非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、米労働市場の改善は続いていることが確認された場合、2017年に3回程度の利上げ実施への期待が広がり、ドル買い材料となろう。
    ・予想レンジ:116円00銭−119円00銭

    ○上値・下値ポイント一覧
     上値ポイント: 117.50、118.00、119.00、120.00、121.00
     下値ポイント: 116.00、115.50、115.00 114.00、113.00

    【買い要因】
    ・米金利見通し引き上げ
    ・日銀は長期金利の目標水準を0%程度に据置
    ・原油価格の安定化

    【売り要因】
    ・過度のドル高に対する警戒感
    ・欧州、中東地域における地政学的リスク増大で株安の可能性
    ・米インフレ率の伸び悩み


    ・1月3日-6日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(米)12月ISM製造業景況指数 1月3日(火)日本時間4日午前0時発表予定
    ・予想は、53.5
     参考となる11月実績は53.2で市場予想を上回った。項目別では、新規受注と生産が主に上昇した。「新規受注」は0.9ポイント上昇の53.0、「生産」は1.4ポイント上昇の56.0だった。12月については新規受注、生産の上昇が期待できることから、11月実績に近い数字となる可能性がある。

    ○(米)12月ADP雇用統計 1月5日(木)午後10時15分発表予定
    ・予想は、前月比+17.0万人
     参考となる11月実績は+21.6万人。製造業は減少したが、サービス提供に従事する労働者は22.8万人増加。12月については製造業関連の雇用者数は減少する可能性があるが、サービス提供関連の雇用者数は一定規模の増加が予想されており、全体的には市場予想を上回る雇用増となる可能性がある。

    ○(米)11月貿易収支 1月6日(木)午後10時30分発表予定
    ・予想は、-420億ドル
     参考となる10月実績は-426.01億ドルで赤字幅は市場予想を上回った。食料や産業用資材・原料、自動車、消費財の輸出が減ったことが赤字拡大の要因。11月については輸出がやや増加する可能性があることから、赤字幅は若干縮小する可能性がある。

    ○(米)12月雇用統計 1月6日(金)午後10時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+17.5万人、失業率は4.7%
     参考となる11月の非農業部門雇用者数は前月比+17.8万人、失業率は4.6%に低下した。12月については、サービス提供分野の雇用者数が増加すると予想されていること、エネルギー関連産業における雇用者の減少が一服しつつあることから、非農業部門雇用者数は11月実績を上回る可能性がある。失業率については、労働参加率の上昇が予想されており、0.1ポイント上昇する見込み。

    ○日米の主な経済指標の発表予定は、1月5日(木):(米)12月ISM非製造業景況指数

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  • 2016年12月30日(金)18時08分
    【ディーラー発】ドル円、堅調(欧州午前)

    ドル円は日経平均が大納会の引け間際で失速した流れを受け一時116円50銭付近まで下押すも、その後は米債利回りの上昇を手掛かりに117円19銭付近まで上伸。また、クロス円もポンド円が144円03銭付近まで上値を拡大したほか、ユーロ円が123円49銭付近まで、豪ドル円が84円57銭付近まで買われるなど円買いの巻き戻しが優勢。一方、東京時間に急騰したユーロドルは一時1.0505付近まで軟化する場面がみられた。18時08分現在、ドル円117.156-166、ユーロ円123.401-421、ユーロドル1.05315-323で推移している。

  • 2016年12月30日(金)17時23分
    本日の東京為替市場概況(117.08)

    今日の東京外為市場ではドル・円は反発。日経平均株価の下げ渋りを受けて、ドル売り・円買いは弱まった。

    ドル・円は、日経平均株価が100円超下落した場面では、ドル売り・円買いが強まり一時116円05銭まで値を切り下げ、心理的な節目の116円に接近。その後、日経平均が下げ渋ると円買いが弱まり、夕方頃、ドルは117円11銭まで上昇した。

    夕方にかけては原油価格の上昇を背景に欧米株高観測が広がり、リスク選好的な円売り基調となった。ただ、米10年債利回りの上昇が長続きせず、ドルを押し上げるには力不足だった。

    なお、ユーロ・ドルは、年末に向けユーロ売りポジションを整理する動きなどから、1.0485ドルから1.0653ドルまで急伸。上昇は短期にとどまったがその後も買いは続いた。ユーロ・円はこれに連動し122円21銭から123円86銭まで大きく上昇した。

    ・17時時点:ドル・円117円00-05銭、ユーロ・円123円00-04銭
    ・日経平均:始値18994.00円、高値19176.81円、安値18991.59円、終値19114.37円
    (前日比30.77円安)

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  • 2016年12月30日(金)17時21分
    スペインCPIは驚きの強さ、ユーロドルの反応は薄い

     12月のスペイン消費者物価指数(CPI)速報値は前年比+1.5%だった。11月の同+0.7%から急加速している。市場予想は同+0.9%で、物価の回復は市場予想以上のペースで進んでいる。来週はユーロ圏12月消費者物価指数(HICP)・速報値が発表されるが、物価上昇率の急回復がユーロ相場を刺激する可能性がないとはいえない。物価が想定以上に回復すると、欧州中央銀行(ECB)の主流派であるハト派は劣勢に追いやられる。

     ユーロドルは1.05ドル前半で小幅高。東京タイムに1.0653ドルまで急伸した後、あらためて上値を試すような活性はないが、スペインのCPIは印象的。

  • 2016年12月30日(金)17時19分
    ドル・円は117円台回復、日経平均の下げ渋りなどを受けて

    今日の東京外為市場ではドル・円は反発。日経平均株価の下げ渋りを受けて、ドル売り・円買いは弱まった。

    ドル・円は、日経平均株価が100円超下落した場面では、ドル売り・円買いが強まり一時116円05銭まで値を切り下げ、心理的な節目の116円に接近。その後、日経平均が下げ渋ると円買いが弱まり、夕方頃、ドルは117円11銭まで上昇した。

    夕方にかけては原油価格の上昇を背景に欧米株高観測が広がり、リスク選好的な円売り基調となった。ただ、米10年債利回りの上昇が長続きせず、ドルを押し上げるには力不足だった。

    なお、ユーロ・ドルは、年末に向けユーロ売りポジションを整理する動きなどから、1.0485ドルから1.0653ドルまで急伸。上昇は短期にとどまったがその後も買いは続いた。ユーロ・円はこれに連動し122円21銭から123円86銭まで大きく上昇した。

    ・17時時点:ドル・円117円00-05銭、ユーロ・円123円00-04銭
    ・日経平均:始値18994.00円、高値19176.81円、安値18991.59円、終値19114.37円
    (前日比30.77円安)

    【要人発言】
    ・トランプ米次期大統領
    「私の政権は2つのシンプルな原則に従う。米国製を買え。米国人を雇え」
    ・プーチン・ロシア大統領
    「(米国の制裁に対し)しかるべき報復措置を指示する」(報道官)
    ・ケリーアン・コンウェイ氏(トランプ政権での大統領補佐官に指名)
    「民主党政権の政権移譲はそう平和的には行なわれていない」

    【経済指標】
    ・豪・11月民間部門信用:前年比+5.4%(10月:+5.3%)

    【今日の欧米市場の予定】
    ・22:00 ロシア12月消費者物価指数(CPI):(予想:前年比+5.6%、11月:+5.8%)
    ・23:45 米・12月シカゴ購買部協会景気指数(予想:56.8、11月:57.6)
    ・米国債券市場は時間短縮取引の予定

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  • 2016年12月30日(金)17時16分
    ハンセン指数取引終了、0.96%高の22000.56(前日比+209.65)

    香港・ハンセン指数は、0.96%高の22000.56(前日比+209.65)で取引を終えた。
    17時11分現在、ドル円は117.01円付近。

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  • 2016年12月30日(金)16時55分
    ドル円高値更新、昨日のNYタイムの高値を突破

     ドル円は117.10円まで上伸。東京タイムは116.90円付近で上値が抑えられ、昨日のNYタイム高値が抵抗として意識されていたが、この抵抗を突破したことで上値が開けた。ドル円の調整は本日安値の116.05円で一巡したかもしれない。ポンド円は143.71円、加ドル円は86.79円まで高値を更新。

  • 2016年12月30日(金)16時42分
    ポンド円・豪ドル円、月足の形状は非常に重たげ

     年内最終日のクロス円は円売りがやや優勢で、ユーロ円は123円ちょうど付近、ポンド円は143円半ば、豪ドル円は84円前半、加ドル円は86円後半で推移。

     本日で12月の月足が確定することになるが、なかでもポンド円や豪ドル円の足型は上げ一服感が強い。トランプ期待による11月の円安局面が早々に終了してしまったような印象を与える。中国からの資本流出、英国の欧州連合(EU)からの離脱協議などが背景。

  • 2016年12月30日(金)16時32分
    ドル・円は上値が重い、ロシアルーブルの値動きに要警戒

    [今日の海外市場]

     今日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開を想定したい。原油価格の上昇基調が続き株高に振れればドル買いの手がかりとなりやすい。ただ、米大統領選の介入をめぐり米ロ対立が深刻化しており、ロシアルーブルが目先急落した場合にはリスク回避の動きが強まるだろう。

     ドル・円は、今日のアジア市場ではユーロ高・ドル安が急速に進行する局面で、一時116円05銭まで下落した。ただ、その後の日経平均の切り返しを受け、ドルは116円台後半に値を切り上げた。引き続き米金利の低下やユーロ売りポジションの整理に伴うユーロ買戻しの動きは見込まれるものの、NY原油先物は54ドル近辺で推移しており、米株高の反発も期待されている。

     また、今晩23時45分発表のシカゴ購買部協会景気指数は高水準が予想されており、想定通りの内容ならドルの買戻しにつながりそうだ。ある市場筋はこうした材料を背景に「目先ドル売りはあまり強まらないのではないか」との見方を示す。

     一方で、今年11月8日に実施された米大統領選への干渉を狙ったサイバー攻撃をロシアが仕掛けたとして、オバマ米大統領は同国の外交官ら35人を国外追放にするなどの報復措置を発表。これに対し、ロシア側はサイバー攻撃の事実を否定し、対抗措置を打ち出すと表明している。両国関係の悪化への懸念を背景にロシアルーブルには下方圧力がかかっている。

     29日の取引では対ドルで60.81ルーブルまで下落。今晩発表のロシア12月消費者物価指数(CPI)が予想下振れならルーブル売りの支援材料となろう。年初にかけてルーブル売り・米ドル買いが一層強まった場合、リスク回避の円買いに振れるかもしれない。

    【今日の欧米市場の予定】
    ・22:00 ロシア12月消費者物価指数(CPI):(予想:前年比+5.6%、11月:同比+5.8%)
    ・23:45 米・12月シカゴ購買部協会景気指数(予想:56.8、11月:57.6)
    ・米国債券市場は時間短縮取引の予定

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  • 2016年12月30日(金)16時18分
    ドル円は116円後半、調整一巡感が広がるか

     ロンドン早朝のドル円は116.80円付近でしっかり。年内最後の東京タイムでは、116.05円まで下げたが21日移動平均線がサポートとなり、すっきりと切り返している。昨日のNYタイム高値である116.85円付近を上抜けてくると、調整含みのムードがまた変わりそうだ。年内最終日だが、ユーロ中心に荒っぽい動きがみられ、やる気のない欧米勢も刺激される可能性はある。ユーロドルは伸び悩みつつ、1.0530ドル付近で上昇幅を残している。ユーロ円は123円ちょうど付近で堅調。

  • 2016年12月30日(金)16時04分
    上海総合指数0.24%高の3103.637(前日比+7.540)で取引終了

    上海総合指数は、0.24%高の3103.637(前日比+7.540)で取引を終えた。
    16時03分現在、ドル円は116.84円付近。

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  • 2016年12月30日(金)16時00分
    トルコ・11月貿易収支

    トルコ・11月貿易収支

    前回:-41.6億USD 予想:-41.0億USD 結果:-41.1億USD

  • 2016年12月30日(金)15時49分
    年末の閑散取引でのフラッシュ・クラッシュ、ユーロとスイス

     本日午前の閑散取引の中、ユーロドルは1.0500ドルのストップ・ロスをアルゴリズムトレードがヒットして、1.0653ドルまで急騰するフラッシュ・クラッシュとなった。ドル/スイスフラン(CHF)も、1.0200CHFのストップ・ロスをヒットして1.0064CHFまで急落した。本日のNYカットのオプションで1.0500ドルの行使価格が控えており、1.0500ドルで下げ渋る展開となっていることで、このフラッシュ・クラッシュ騒動との関連性が注目されている。

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