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• 2020年11月12日(木)00時59分

  NY外為：ドル上昇、ダウ横ばい

  　NY外為市場では新型コロナワクチンや治療薬の開発進展で景気見通し改善に伴うドル買いが継続した。米国ベテランズデー祝日で債券市場は休場。

  ドル・円は105円40銭から105円68銭まで上昇し10月20日来の高値を更新した。ユーロ・ドルは1.1774ドルから1.1746ドルまで下落し5日来の安値を更新。ドル・スイスは0.9165フランから0.9192フランまで上昇し4日来の高値を更新した。ポンド・ドルは1.3312ドルから1.3198ドルまで下落した。

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• 2020年11月12日(木)00時24分

  ＮＹ市場動向（午前10時台）：ダウ23ドル安、原油先物1.11ドル高

  【 米国株式 】 　　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値 　↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均 29397.92　-23.00　-0.08% 29593.11 29370.18 　15 　15
  ＊ナスダック 　11722.98 +169.12　+1.46% 11734.87 11638.90 1171 1245
  ＊S&P500 　 　　3567.72　+22.19　+0.63%　3571.32　3563.22　203　299
  ＊SOX指数 　 　 2493.29　+70.95　+2.93% 　
  ＊225先物 　 　25690 大証比 +270　+1.06% 　
  　 　
  【 為替 】　　　 　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値　
  ＊ドル・円 　 　 105.59 　+0.29　+0.28% 　105.60 　105.37　
  ＊ユーロ・ドル 　1.1752 -0.0063　-0.53% 　1.1800 　1.1746　
  ＊ユーロ・円 　　124.09 　-0.32　-0.26% 　124.44 　123.92　
  ＊ドル指数 　 　　93.16 　+0.41　+0.44% 　 93.19 　 92.62　
  　 　
  【 債券 】 　　　　　　　 前日比 　　　　 　高値 　　安値　
  ＊ 2年債利回り 　　0.18 　-0.00 　　　　 　 0.63 　　0.61　
  ＊10年債利回り 　　0.98 　+0.02 　　　　 　 2.08 　　2.05　
  ＊30年債利回り 　　1.74 　-0.00 　　　　 　 2.92 　　2.88　
  ＊日米金利差　 　　0.93 　+0.02 　　
  　 　
  【 商品／先物 】 　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値　
  ＊原油先物 　 　　42.47 　+1.11　+2.68% 　 43.06 　41.45　
  ＊金先物 　 　 　1858.3 　-18.10　-0.96% 1882.50 　 1853.90　
  　 　
  【 欧州株式 】 　　　　　　　 前日比　　　 高値 　　安値 　↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 　6354.77　+57.92　+0.92%　6373.82　6293.21 　69 　32
  ＊独DAX　　　　13236.65　+73.54　+0.56% 13244.32 13138.76 　18 　12
  ＊仏CAC40　　 　5447.44　+28.47　+0.53%　5462.95　5408.67 　25 　14

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• 2020年11月12日(木)00時18分

  【ＮＹ為替オープニング】ユーロ安、ラガルドECB総裁が12月の追加緩和の可能性を再確認

  ■ポイント

  ・ラガルドECB総裁「ECBの政策手段、パンデミック対処で劇的に修正が可能であるためパンデミック緊急購入プログラムPEPPや貸出条件付き長期資金供給オペ（TLTRO）が主要になる」「為替はおそらくインフレにマイナスの影響する」
  ・米国ベテランズデー祝日（株式市場は通常取引）

  　11日のニューヨーク外為市場では、欧州通貨安でドルは堅調な推移が予想される。米国ベテランズデー祝日で債券市場が休場となるため株式市場動向を睨む。米国でも連日新型コロナウイルス感染者数が急増するなか、ワクチンや治療薬開発の一段の進展で、景気見通しが改善。引き続きドルを支えると見る。

  米国製薬会社のファイザーはドイツのビオンテックと開発中の新型コロナワクチンの治験で90％超の予防効果があるとの暫定結果を受けて11月中に米当局に緊急使用許可申請すると報じられたことに続いて、イーライリリーの抗体薬を食品医薬品局（FDA）が緊急使用許可し、週内にも配布を開始すると、アザー厚生長官が10日、明らかにした。

  欧州中央銀行（ECB）のラガルド総裁はECBフォーラムで、域内経済が新型ウイルスの再流行や外出規制強化に直面していると慎重な見解を繰り返し、12月理事会での追加緩和を再確認した形。依然、ECBの政策手段で、パンデミック対処で劇的に修正が可能であるためパンデミック緊急購入プログラムPEPPや貸出条件付き長期資金供給オペ（TLTRO）が主要になると強調。また、「為替はおそらくインフレにマイナスの影響する」としておりユーロ高をけん制したこともユーロの上昇を抑える。

  ・ドル・円は、200日移動平均水準の106円94銭を下回る限り下落基調。
  ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1337ドルを上回っている限り上昇基調。

  ・ドル・円105円50銭、ユーロ・ドル1.1773ドル、ユーロ・円124円20銭、ポンド・ドル1.3220ドル、ドル・スイス0.9170フランで寄り付いた。

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• 2020年11月12日(木)00時16分

  ドル円　105.66円まで上昇、9日の高値を上回る

  　ドル円は105.66円まで上値を伸ばし、9日の高値105.65円を上回った。ユーロドルは1.1746ドルを安値に1.17ドル半ばで戻りの鈍い動き。また、ダウ平均はマイナス圏に沈んでいる。

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• 2020年11月12日(木)00時06分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ユーロドル、軟調

  　11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.1752ドルと22時時点（1.1773ドル）と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。ラガルド欧州中央銀行（ECB）総裁が12月に予定する追加金融緩和では、「新型コロナウイルス向けのパンデミック緊急購入プログラム（PEPP）や、長期資金供給オペ（TLTRO）の拡大が焦点になる」との見方を示すと、再び売り圧力が強まり一時1.1746ドルと日通し安値を更新した。

  　ドル円は小高い。24時時点では105.52円と22時時点（105.49円）と比べて3銭程度のドル高水準だった。対ユーロ中心にドル買いが進んだ流れに沿って一時105.58円と本日高値を付けた。ただ、市場では「9日の高値105.65円が目先レジスタンスと意識されている」との指摘があり、上値も限定的だった。米債券市場がベテランズデーで休場のため、商いも低調だ。

  　ユーロ円は頭が重い。24時時点では124.01円と22時時点（124.19円）と比べて18銭程度のユーロ安水準。ラガルドECB総裁の発言がユーロの重しとなり、一時123.92円と日通し安値を更新した。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：105.01円　-　105.58円
  ユーロドル：1.1746ドル　-　1.1833ドル
  ユーロ円：123.92円　-　124.68円

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