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2022年06月16日(木)のFXニュース(4)

  • 2022年06月16日(木)08時07分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上昇

     16日の東京外国為替市場でドル円は上昇。8時時点では134.19円とニューヨーク市場の終値(133.84円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。米株高を受けて日経平均の反発が期待されるなか円売りが優勢となり、134.23円まで買い戻しが入った。昨日は米金融政策イベントを通過し、ドル高に調整が入ったが、日米金融政策の格差を意識したドル円の押し目買い意欲は依然として根強い。

     ユーロ円は買いが優勢。8時時点では140.15円とニューヨーク市場の終値(139.76円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ、140.28円まで上昇した。

     ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0444ドルとニューヨーク市場の終値(1.0444ドル)とほぼ同水準だった。昨日まで連日1.03ドル台では底堅さを示すも、買い戻しを進める材料も乏しく、1.04ドル半ばでこう着。

     NZドルはさえない動き。1−3月期NZ国内総生産(GDP)が前期比で予想外のマイナスとなり、NZドル/ドルは0.6262ドル、NZドル円は83.99円まで売りに押された。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:133.70円 - 134.23円
    ユーロドル:1.0443ドル - 1.0454ドル
    ユーロ円:139.68円 - 140.28円

  • 2022年06月16日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、本日からの日銀金融政策決定会合への警戒感から動意薄か

     15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)でFF金利の誘導目標が1.50−1.75%に引き上げられたことで134.95円付近まで上昇後、パウエルFRB議長が「0.75%の利上げが一般的になるとは予想しない。7月会合では0.50%か0.75%の利上げが選択肢となる公算」と発言したことで133.51円まで反落した。ユーロドルは1.0359ドルから1.0470ドル付近まで上昇した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、本日から明日にかけて開催される日銀金融政策決定会合への警戒感から動きづらい展開が予想される。

     10時30分に発表される5月豪雇用統計(予想:失業率3.8%/新規雇用者数2.50万人)では、7月理事会での利上げ幅を探ることになる。すなわち、ネガティブサプライズでない限り、0.50%の追加利上げの可能性があることになる。

     米FOMCでは、13日に米WSJ紙のFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス氏が「FRBが0.75%の利上げに踏み切る可能性がある(likely)」と報じたように、FF金利誘導目標が0.75%引き上げられて1.50-1.75%になった。しかし、パウエルFRB議長が記者会見で「0.75%の利上げが一般的になるとは予想しない。7月会合では0.50%か0.75%の利上げが選択肢となる公算」と述べたことで、ドルの上値が重くなっている。パウエルFRB議長は5月FOMC後の会見で「0.75%の利上げは積極的に検討していない」と述べていたことで、今回の「0.75%の利上げが一般的になるとは予想しない」でも、7月FOMCでの0.75%追加利上げの可能性に警戒しておくべきかもしれない。

     日本銀行は、昨日、10年物356回債の0.25%での無制限買い入れを16-17日に実施することを表明し、この間の長期国国債買入れについて、市場の動向など踏まえつつ必要に応じ買い入れ日程の追加などを行うとした。すなわち、市場で、くすぶっている0.25%を上限とするイールドカーブコントロール(YCC)の変更観測を払拭したわけだが、市場は、日銀の政策修正を試す国債先物市場への売りを仕掛け、取引を一時中断するサーキットブレーカーが発動される事態となった。松野官房長官が昨日午前の記者会見で、今週金融政策決定会合を開催する日銀に対して「政府との連携のもと必要な措置を適切に講じること期待する」と述べたことも、政策変更観測を高めている。
     先日公表された米国財務省の「為替報告書」では、円相場の年初からの急落については、日銀が緩和的な金融政策スタンスを維持していることに起因する金利差が主な要因との見方を示している。すなわち、日本の通貨当局がドル高・円安を阻止するには、ドル売り・円買い介入ではなく、日銀が緩和的な金融政策スタンスを止めるべき、と示唆している。
     また、黒田日銀総裁は、先日「最近の急激な円安の進行は経済にマイナス、好ましくない」と述べ、これまでの「円安は日本経済にプラス」との見解を修正しており、明日の記者会見に要注目となる。すなわち、黒田日銀総裁が、2015年6月の125円台の円安を牽制して「黒田シーリング」を設定したように、今回も135円台の円安を牽制する「黒田シーリング(2)」を設定する意図があるのか否かを探ることになる。

  • 2022年06月16日(木)07時46分
    【速報】NZ・1-3月期国内総生産:前年比+1.2%で市場予想を下回る

    16日発表されたNZ・1-3月期国内総生産(GDP)は、前年比+1.2%で市場予想の+2.4%程度を下回った。

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  • 2022年06月16日(木)07時37分
    NY市場動向(取引終了):ダウ303.70ドル高(速報)、原油先物2.91ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 30668.53 +303.70   +1.00% 31011.97 30185.08   21   9
    *ナスダック   11099.15 +270.80   +2.50% 11244.26 10866.39 2573  883
    *S&P500      3789.99  +54.51   +1.46%  3837.56  3722.30  398  104
    *SOX指数     2737.55  +47.66   +1.77%
    *225先物     26530 大証比 +250   +0.95%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     133.63   -1.84   -1.36%   135.59   133.51
    *ユーロ・ドル   1.0453 +0.0037   +0.36%   1.0508   1.0359
    *ユーロ・円    139.68   -1.43   -1.01%   141.49   139.54
    *ドル指数     104.80   -0.72   -0.68%   105.79   104.66

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    3.21   -0.22      3.44    3.19
    *10年債利回り    3.29   -0.18      3.46    3.28
    *30年債利回り    3.32   -0.10      3.43    3.32
    *日米金利差     3.03   -0.44

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物     116.02   -2.91   -2.45%   119.61   114.60
    *金先物       1837.5   +24.0   +1.32%   1845.4   1808.4
    *銅先物       419.0   +1.4   +0.34%   422.5   413.7
    *CRB商品指数   314.79   -0.88   -0.28%   315.67   314.79

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7273.41  +85.95   +1.20%  7313.70  7186.50   93   7
    *独DAX     13485.29 +180.90   +1.36% 13566.80 13358.40   34   6
    *仏CAC40     6030.13  +80.29   +1.35%  6062.62  5972.31   37   4

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  • 2022年06月16日(木)07時35分
    世界各国通貨に対する円:対ドル1.31%高、対ユーロ0.98%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           133.70円   -1.77円    -1.31%   135.47円
    *ユーロ・円         139.73円   -1.38円    -0.98%   141.11円
    *ポンド・円         162.82円   +0.29円    +0.18%   162.53円
    *スイス・円         134.54円   -0.72円    -0.53%   135.26円
    *豪ドル・円          93.63円   +0.52円    +0.56%   93.11円
    *NZドル・円         84.08円   -0.12円    -0.14%   84.20円
    *カナダ・円         103.64円   -0.99円    -0.94%   104.63円
    *南アランド・円        8.47円   +0.03円    +0.31%    8.44円
    *メキシコペソ・円       6.60円   +0.02円    +0.28%    6.58円
    *トルコリラ・円        7.74円   -0.09円    -1.21%    7.84円
    *韓国ウォン・円       10.36円   -0.17円    -1.61%   10.53円
    *台湾ドル・円         4.53円   +0.01円    +0.12%    4.52円
    *シンガポールドル・円   96.45円   -0.77円    -0.79%   97.22円
    *香港ドル・円         17.03円   -0.23円    -1.31%   17.26円
    *ロシアルーブル・円     2.33円   +0.01円    +0.37%    2.32円
    *ブラジルレアル・円     26.49円   +0.01円    +0.05%   26.48円
    *タイバーツ・円        3.85円   -0.02円    -0.50%    3.87円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円           +16.18%   135.59円   108.72円   115.08円
    *ユーロ・円           +6.75%   144.25円   124.40円   130.90円
    *ポンド・円           +4.54%   168.73円   148.47円   155.74円
    *スイス・円           +6.67%   137.80円   117.54円   126.13円
    *豪ドル・円          +11.89%   96.88円   77.90円   83.68円
    *NZドル・円         +6.91%   87.35円   74.57円   78.65円
    *カナダ・円          +13.80%   107.21円   84.67円   91.08円
    *南アランド・円       +17.39%    8.81円    6.94円    7.21円
    *メキシコペソ・円      +17.68%    6.87円    5.14円    5.61円
    *トルコリラ・円        -9.47%   13.34円    6.17円    8.55円
    *韓国ウォン・円        +7.09%   10.73円    9.21円    9.68円
    *台湾ドル・円         +9.09%    4.57円    3.89円    4.15円
    *シンガポールドル・円   +12.98%   97.77円   79.87円   85.37円
    *香港ドル・円         +15.34%   17.27円   13.98円   14.77円
    *ロシアルーブル・円     +52.05%    2.50円    0.68円    0.81円
    *ブラジルレアル・円     +28.26%   27.84円   19.77円   20.65円
    *タイバーツ・円       +10.98%    3.90円    3.26円    3.47円

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  • 2022年06月16日(木)07時26分
    円建てCME先物は15日の225先物比390円高の26670円で推移

    円建てCME先物は15日の225先物比390円高の26670円で推移している。為替市場では、ドル・円は134円20銭台、ユーロ・円は140円20銭台。

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  • 2022年06月16日(木)07時05分
    豪ドル円オーダー=93.80円 売り

    95.50円 超えるとストップロス買い小さめ
    95.00円 売り小さめ、OP21日NYカット
    94.70円 売り
    94.20円 売り
    93.90-4.00円 売り・ストップロス買い混在
    93.80円 売り

    93.72円 6/16 06:00現在(高値93.94円 - 安値92.95円)

    92.80円 買い小さめ
    92.40円 買い小さめ・割り込むとストップロス売り
    92.30円 割り込むとストップロス売り
    92.20円 買い
    92.10円 割り込むとストップロス売り
    92.00円 買い・割り込むとストップロス売り
    91.20円 買い
    91.00円 買い

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2022年06月16日(木)06時44分
    ユーロ円オーダー=139.40-50円 断続的に買い

    143.00円 OP23日NYカット
    142.50円 売り
    142.00円 売り小さめ
    141.70-80円 断続的に売り
    141.60円 超えるとストップロス買い
    141.50円 超えるとストップロス買いやや小さめ
    141.00円 売り小さめ、超えるとストップロス買い小さめ

    139.76円 6/16 06:00現在(高値141.49円 - 安値139.54円)

    139.40-50円 断続的に買い
    139.30円 割り込むとストップロス売り小さめ
    139.00円 買い小さめ
    138.40円 買いやや小さめ
    137.90円 買い

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2022年06月16日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 貿易収支(5月) -2兆672億円 -8392億円
    08:50 輸出(5月) 16.4% 12.5%
    08:50 輸入(5月) 43.4% 28.3%
    08:50 対外・対内証券投資(先週)  

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)  


    <海外>
    06:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表 13.25% 12.75%
    07:45 NZ・GDP速報(1-3月) 2.4% 3.1%
    10:30 中・新築住宅価格(5月)  -0.3%
    10:30 豪・失業率(5月) 3.8% 3.9%
    15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(5月)  -20.6%
    16:30 スイス・中央銀行が政策金利発表 -0.75% -0.75%
    20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表 1.25% 1.00%
    21:30 米・住宅着工件数(5月) 171.7万戸 172.4万戸
    21:30 米・住宅建設許可件数(5月) 180.2万戸 182.3万戸
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  22.9万件
    21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月) 5.0 2.6

      欧・ユーロ圏財務相会合  
      決算発表 アドビ  


    ---------------------------------------------------------------------

    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2022年06月16日(木)06時37分
    ユーロオーダー=1.0500ドル 売り小さめ、OP17日NYカット大きめ

    1.0700ドル OP17日NYカット
    1.0650ドル OP17日NYカット
    1.0580ドル OP22日NYカット
    1.0560-70ドル 断続的に売りやや小さめ
    1.0550ドル 超えるとストップロス買い
    1.0530ドル 売り
    1.0520ドル 売り・超えるとストップロス買い
    1.0500ドル 売り小さめ、OP17日NYカット大きめ

    1.0444ドル 6/16 06:00現在(高値1.0508ドル - 安値1.0359ドル)

    1.0415ドル OP15日NYカット
    1.0340ドル 買い・割り込むとストップロス売り
    1.0300ドル 買い小さめ
    1.0220ドル 買い小さめ
    1.0160ドル 買い小さめ

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。
     オプション数量表現の目安 大きめ:10億通貨単位以上、非常に大きめ:20億通貨単位以上、極めて大きめ:30億通貨単位以上。

  • 2022年06月16日(木)06時30分
    ドル円オーダー=133.40円 買い

    136.75円 OP17日NYカット
    136.00円 売り小さめ
    135.70円 超えるとストップロス買い小さめ
    135.50円 売り小さめ
    135.20円 売り
    135.00円 OP17・20日NYカット

    133.84円 6/15 06:00現在(高値135.59円 - 安値133.51円)

    133.40円 買い
    133.20円 買い
    133.00円 買い・割り込むとストップロス売りいずれも小さめ
    132.50円 買い小さめ
    132.00円 買い・割り込むとストップロス売りいずれも小さめ

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2022年06月16日(木)06時17分
    大証ナイト終値26530 円、通常取引終値比250円高

    大証ナイト終値26530 円、通常取引終値比250円高

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  • 2022年06月16日(木)06時10分
    FRBの金利見通しが市場に追いつく、今後、債券市場の混乱にも警戒必要

    米連邦準備制度理事会(FRB)は市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せた。FRBの金利見通しも市場予想との大きな乖離を縮小した。パウエル議長は、夏の終わりまでにFFを2%台とし、年末までに金利を3%-3.5%水準にしたいと言及。

    6月、7月FOMCで 0.75%の利上げ(150BP)、9月、11月FOMCで0.5%の (100BP)に踏み切る軌道で、市場予想にほぼ一致する。

    ■FRB金利見通し
    22年末3.4%、23年末3.8%、24年末3.4%予想(前回22年 1.9%) 
    市場 3.6%

    6月、7月FOMCで 0.75%の利上げ(150BP)
    9月、11月FOMCで0.5%の利上げ (100BP)

    パウエル議長は0.75%の利上げが異例で、次回会合では、0.5%または0.75%の利上げになると指摘。また、ブラックアウト期間に発表された5月消費者物価指数(CPI)やミシガン大消費者信頼感指数の長期期待インフレの上昇を受けて、大幅利上げに踏み切ったと理由を説明した。長期インフレ期待を2%で安定させることが非常に重要だと強調。

    市場ではFRBの大幅利上げにより、住宅市場やクレジット市場の混乱で、景気後退に陥るとの懸念が根強い。これに対し、パウエル議長は、広範な景気減速の兆候はなく、さらに、利上げに耐え得ると米国経済に自信を表明。また、24年の4.1%の失業率は、依然歴史的にも低い水準になると説明した。

    一方で、欧州では欧州中央銀行(ECB)が金融引き締め開始を発表したため債券市場では流動性の問題から混乱が目立つ。特にイタリアなどの国債の売却が進み、ドイツ連邦債との利回り格差が広がった。これに対処するためECBは緊急会合を開催。声明を発表し、「パンデミックによる虚弱性が残っている」とし債務危機を回避する対策を発表。米国では、住宅ローン担保証券(MBS)市場以外に流動性への懸念はまだ浮上していない。しかし、今後問題となる可能性は警戒される。FRBが0.75%の利上げを最後に行った1994年には、カリフォルニア州のオレンジ郡が破たんした。

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  • 2022年06月16日(木)06時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・15日 ドル円、反落

     15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は133.84円と前営業日NY終値(135.47円)と比べて1円63銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は14−15日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、FF金利の誘導目標を1.50−1.75%に引き上げることを決定。通常の3倍となる0.75%の大幅利上げは1994年11月以来27年半ぶり。歴史的な高インフレの抑制へ、異例の大幅利上げに踏み切った。
     声明文には「委員会はインフレ率を目標の2%に戻すことに強くコミットしている」との文言を追加し、インフレ抑制への本気度を強調した。また、FF金利見通しでは2022年末時点の中央値が前回3月の1.9%から3.4%に大幅に引き上げられた。FOMC結果公表直後は短期金利市場で次回7月会合での0.75%利上げがほぼ織り込まれ、米金利上昇とドル高が進行。ドル円は134.95円付近まで値を上げた。
     ただ、パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「0.75%の利上げが一般的になるとは予想しない」「7月会合では0.50%か0.75%の利上げが選択肢となる公算」と発言すると、一転して米金利低下とドル安が進み一時133.51円と日通し安値を付けた。市場では「パウエルFRB議長の発言は警戒したほど今後の大幅利上げに前向きではなかった」と受け止められた。
     米10年債利回りはFOMC直後に付けた3.44%台から3.27%台まで急低下した。

     ユーロドルは続伸。終値は1.0444ドルと前営業日NY終値(1.0416ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)はこの日、イタリアなどの南欧諸国の国債利回りが足もとで急上昇したことを受けて、臨時の理事会を開き、金融政策の伝達メカニズムの機能を維持するためパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)で購入した債券の満期償還金再投資に柔軟性を適用する方針を表明した。この結果を受けて欧州債利回りが大幅に低下すると全般ユーロ売りが優勢となった。FOMC公表直後はドル高が進んだこともあり、一時1.0359ドルと5月13日以来約1カ月ぶりの安値を付ける場面があった。
     ただ、パウエルFRB議長の発言後に米金利低下とドル安が進むと、1.0470ドル付近まで持ち直している。

     ユーロ円は反落。終値は139.76円と前営業日NY終値(141.11円)と比べて1円35銭程度のユーロ安水準。ECBが臨時会合を開き、南欧諸国の国債利回り急上昇への対応策を発表すると、欧州債利回りが大幅に低下しユーロ売りが広がった。4時30分前には一時139.54円と本日安値を付けた。

    本日の参考レンジ
    ドル円:133.51円 - 135.59円
    ユーロドル:1.0359ドル - 1.0508ドル
    ユーロ円:139.54円 - 141.49円

  • 2022年06月16日(木)05時04分
    【速報】米・4月対米証券投資のネット長期有価証券は+877億ドル

     日本時間16日午前5時に発表された米・4月対米証券投資の長期有価証券(株式
    スワップ等除く)は、+877億ドルとなった。

    【経済指標】
    ・米・4月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+877億ドル(3月
    :+231億ドル)
    ・米・4月対米証券投資全体:+13億ドル(3月:+1087億ドル←+1492億ドル)

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