【ＮＹ為替オープニング】FOMCは政策据え置きの公算、ドル底堅い、パウエルFRB議長会見や当局者予測に注目｜FX・為替ニュース

高いスワップポイントが狙える「トルコリラ/円」、スワップポイントが高いおすすめのFX口座は？

2025年03月19日(水)23時01分ポスト
【ＮＹ為替オープニング】FOMCは政策据え置きの公算、ドル底堅い、パウエルFRB議長会見や当局者予測に注目

■注目ポイント
・日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表　0.50％　0.50％
・植田日銀総裁「海外の不確実性を警戒、利上げはデータ次第」
・欧・ユーロ圏CPI(2月)　　2.4％
・米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表　4.50％　4.50％
・米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(1月)　　720億ドル
・ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表　14.25％　13.25％
・米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
・トルコ、トリプル安、エルドアン大統領の政敵拘束を警戒

19日のNY外為市場では連邦準備制度理事会（FRB）が18日から本日にかけて開催している連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を睨む展開となる。また、トルコがエルドアン大統領の政敵であるイマモ―ル・イスタンブール市長を拘束したことを発端に
民主主義を巡るトルコ政府の方針を警戒した投資家による同国金融資産の売却に拍車がかかっており、動向に引き続き注視される。同国中銀は通貨を支えるための介入を実施。当局者は為替市場を注意深く監視していくとした。

FRBは今回の会合で金融政策を据え置くことがほぼ確実視されている。トランプ政権は4月2日から相互的関税発動を宣言しているが、その内容は依然不透明。FRBは関税やその経済、インフレへの影響を見極める必要があるため、当面政策据え置く姿勢を再表明する可能性が強い。パウエル議長や高官は講演で、たびたび現在のFRBの金融政策が正しい位置にあり、リスクや不透明性に対処可能としている。今後の金融政策の行方を探る上では会合後のパウエルFRB議長会見や米金融当局者は四半期経済予測（SEP）に注目。SEPでは金融当局者が景気見通しを引下げ、インフレ見通しを引き上げる可能性が指摘されている。

日銀は金融政策決定会合で、予想通り政策据え置きを決定した。植田総裁は春闘の集計結果を含めて賃金・物価が想定通りだが、海外の不確実性の高まりで、追加利上げは経済や物価動向を見ながら判断していくと慎重姿勢を示した。円も方向感を探る展開が継続する可能性が強い。

・ドル・円、200日移動平均水準151円98銭。

・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.0724ドル。

・ドル・円149円80銭、ユーロ・ドル1.0910ドル、ユーロ・円163円40銭、ポンド・ドル1.2980ドル、ドル・スイス0.8790フランで寄り付いた。

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