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• 2025年04月28日(月)22時55分 ポスト

  【ＮＹ為替オープニング】米減税策で関税による影響を相殺できるか

  
  ■注目ポイント
  ・米・4月ダラス連銀製造業活動：予想－14.1、3月―16.3
  ・加・総選挙
  ・ベッセント米財務長官「米国はドル高政策」「貿易問題緩和は中国次第」
  「あらゆる面で中国と接触している」
  ・トランプ大統領、下院議会と会談、減税など

  28日のNY外為市場では引き続き関税を巡る警戒感にドルの上値は限定的となる可能性がある。本日は、米4月ダラス連銀製造業活動が相場材料となる。連邦準備制度理事会（FRB）の金融政策に重要な米雇用統計を含め今週予定されている重要指標の発表待ち。FRBは5月5日、6日に開催される連邦公開市場委員会（FOMC）前にブラックアウト期間入りするため高官イベント、講演は予定されていない。FRBはこの会合で政策金利を据え置く見込みとなっている。

  米穀のベッセント財務長官は本日減税を巡る会合開催に言及。関税と相殺させ、成長支援に努める。恒久的な減税策期待に加え、財務長官はさらに米国のドル高政策を再表明し、ドルは堅調に推移。休会明け議会再開に伴い恒久的な減税策案成立に向けて政権が力を入れる。関税への不透明感に大統領の国民の支持率が低下しており、恒久的な減税策案の速やかな成立を目指す。

  ・ドル・円、200日移動平均水準151円25銭。

  ・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.0726ドル。

  ・ドル・円143円33銭、ユーロ・ドル1.1350ドル、ユーロ・円162円70銭、ポンド・ドル1.3341ドル、ドル・スイス0.8297フランで寄り付いた。

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