ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

相場はだんだんクリスマスモードへ
それでも着実にドジョウのように!

2011年12月16日(金)18:58公開 (2011年12月16日(金)18:58更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日の海外市場では欧州不安が小康状態。スペインの国債入札が無難に済んだからだが、このままリスクテークに向かってよいのか不明確であることもあり、結果的にはダイナミックさに欠けるものとなった。

 しかし依然としてユーロは安値レベルに張り付いており、ユーロドルは1.30台をはさんだままでで、今年の安値である1.28台の後半まであと少ししかないという事実には変わりがない。

 またユーロクロスもここ2週間の下落で傷ついてしまったものと見え、まったく戻りに勢いがない。ユーロポンドはちょっと戻ったといっても、0.83台であり、ユーロ円も101円台である。

 ユーロクロスは欧州の信用不安が消えたと思われるところ節々で買い上げられてきたので、相当にコストの悪いユーロロングのポジションが積み上がっていると思われ、テクニカル的にも相当な激変がない限り、簡単には上げ基調には転じそうもない。

 そうしたなかで昨日の欧州市場でも私は、変わらずのユーロベアのスタンスで臨んだ。安値攻めをし始めれば、文句なしにユーロの突っ込み売り。これはユーロドルに限ったことではなく、ユーロ円でもユーロポンドでもよい。

 面白いレベルを下抜けしてきたら、なんでもよいのである。下げトレンドで気をつけないといけないのは、ショートポジションが短期的にたまり過ぎること。そのため必ずといってよいほど、きついショートカバーに見舞われる。

 要するに目の前の相場が下げているのに、ショートポジションではなかなか上手く取りにくいということ。したがってトレンド方向と同じで攻めるには、利食いポイントではしっかりと利食い、損切りも値幅を決めて的確に行うことが必要となる。

 むしろロングのほうがある程度、我慢していれば安定的に儲かるのではないかと思える局面もあるくらいだ。しかし日足のチャートで見て、下げトレンドが明確なのに、ロングで攻めるのは邪道というもの。ここはやはりショートで取れるところをしっかりと取っていく作戦にこだわらねば。

 トレンドが下げだということの意味を考え直してみると、100下げて80戻るということだ。120戻ったら反転してしまう。だからきついショートカバーに出会っても、トレンドがブレークしない限りは、そこはラッキーな売り場だと信じて打っていかないといけない。

 戻り出すと高いところでは売るのはちょっとつらいものがある。しかしチャートなどを見てテクニカルを分析しているのであれば、何のために長年にわたって見つづけて続けてきたことの意味がなくなる。

 つまるところトレーディングとしては、その日の高値、もしくは前日の高値の近くまで上がってきたら、売ってみる。抜けないことを前提にしているポイントがあるはずなので、最悪でもそこでついたストップ注文での損失が確定するだけである。

 ユーロベアのスタンスで攻めると決めてしまえば、やることはポジションメーキングでOCO注文を使えばよい。つまり突っ込んで売るか、戻りをしっかりと待って得るかということ。利食いのポジションクローズでもOCO注文を活用している。

 さて今晩は、アメリカのCPIくらいしかイベントがない。欧州で金融当局者の会合も開かれているが、そこから先週のEUサミット以上ンフレッシュな材料が出てくるとも思われない。クリスマス前なので、相場がよりテクニカル要因とポジションの傾きに左右されることになるだろう。


日本時間 18時40分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

■持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」の関連記事

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
MT4比較 CFD口座おすすめ比較 トルコリラスワップポイントランキング
MT4比較 CFD口座おすすめ比較 トルコリラスワップポイントランキング
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る