そういうわけでユーロクロスの下落がともなわないユーロドルの下げとなっている。ここは注意を払いたいところ。いつメクリ上げられてもおかしくないくらい、年初からのユーロショートもたまっていることである。しかし最近のユーロドルはアメリカの材料にも反応しやすくなってきており、ユーロの悪材料だけで下げるばかりではなく、アメリカの好材料にも単純に反応する。
今夜のアメリカの小売売上高はプラス0.3%くらいが事前の予想だが、これがプラス0.5%を越えてくるようだと、盛んなドル買い相場になるかもしれない。そのときはユーロクロスの動きも無視して、純粋なトレンドフォローでユーロドルを売り込んでいってもいいのではないかとも思う。
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