本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『G20財務相・中央銀行総裁会議への思惑』と『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)第1四半期輸入物価指数
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:加)景気先行指数
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
が注目に値する。
経済指標以外では、
・週末要因&五十日要因
・IMF・世銀年次総会(20日~23日開催)
・G20財務相・中央銀行総裁会議(19日・20日開催)
・米国の主要企業の決算発表→マクドナルド、GE、シュルンベルジュ、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
G20財務相・中央銀行総裁会議が開催中で、週末金曜日及び20日の五十日。
欧州債務危機拡大防止に対するIMFの融資能力拡大が主要議題であり、大きな注目を集める。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場に影響を与えやすい。
今週の為替相場は、週明けのアジア市場で欧州債務懸念の高まりでのユーロ売りとリスク回避の流れが加速するも、その後は反発して、欧州債務懸念が後退でのリスク選好の流れが優勢となっている。
週末&五十日の本日は、引き続き欧州債務問題へ思惑と金融市場のリスク許容度での方向性に注視。
その他、欧米の株式市場と米国の長期金利(米国債)の動向、G20財務相・中央銀行総裁会議への思惑や週末要因にも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)第1四半期輸入物価指数
→発表での影響はまずまず
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表での影響は非常に大きい
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:加)景気先行指数
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表での影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
4月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響、国債の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼G20財務相・中央銀行総裁会議が開催(19日・20日)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
4月20日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・週末金曜日 ・20日の五十日 ・IMF・世銀年次総会(20日~23日開催) ・G20財務相・中央銀行総裁会議(19日・20日開催) ・米国の主要企業の決算発表→マクドナルド、GE、シュルンベルジュ、他 |
||||||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | × | +0.7% | -1.7% | ||||||||||
10:30 | 豪)第1四半期輸入物価指数 | ○ | -0.1% | +2.5% | ||||||||||
↑・第1四半期輸出物価指数 | × | -3.0% | -1.5% | |||||||||||
15:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+3.1% | +3.2% | |||||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 109.5 | 109.8 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 117.0 | 117.4 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 102.3 | 102.7 | ||||||||||||
17:30 | 英)小売売上高[前月比/前年比] | ◎ | +0.5% | -0.8% | ||||||||||
+1.5% | +1.0% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
+0.4% | -0.8% | ||||||||||||
+1.3% | +1.0% | |||||||||||||
21:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.5% | +0.6% | ||||||||||
加)消費者物価指数[前月比/前年比] | ◎ | +0.5% | +0.4% | |||||||||||
+2.0% | +2.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.4% | ||||||||||||
+1.9% | +2.3% | |||||||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | ||||||||||
25:45 | 欧)アスムセンECB専務理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
|
様子見
ロンドンタイム以降の流れで、臨機応変に
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)