2012年4月25日(水)午後9時、Ustreamにあの“伝説のFX番組”が帰ってくる──「ザイFX!TV(原宿) FX生トレード対決!」。
カリスマとカリスマが、自腹の100万円とプライドを賭けて本気で闘う120分1本勝負だ!
この番組、カリスマが対峙するのは相手トレーダーばかりではない。
静まり返っていたかと思えば突如荒れ狂う情け容赦のない為替相場、たくさんの視聴者に見守られツイッターで突っ込まれるというプレッシャーとも闘わなければならない。
かつてカリスマの名を欲しいままにしていた“スキャルの鬼”こと三空氏を狂わせ、リアルに200万円以上の損失を負わせたのは語り草になっている。
【参考記事】
●「FX友の会」世話人の奈那子さんに聞く(2) 三空さんが大損した夜を覚えていますか?
名うてのトレーダーが怖気づいたか? 次々と出場辞退する中、恐れ知らずの2人のカリスマが参戦を表明!
ザイFX!の動画連載「なんで動いた? 昨日の相場」が大人気“デイトレのカリスマ”ZERO氏と、“戦略的ナンピン投資法でFX無敗”のだいぱぱ氏だ。

そして、この闘いに花を添えるのは“新・FXの女神”現役女子大生・小山愛理ちゃん、解説はGCIキャピタル・チーフストラテジストの山岡和雅氏。

4月25日(水)、あなたは歴史の目撃者となるか。
決戦の時、迫る――!
勝負を目前にした2人のカリスマに、当日の戦略と意気込みを聞いた。
■ファンダメンタルズとテクニカルのハイブリッド
都内某所、ZERO氏のトレードルーム。カリスマはじっとモニターを見つめていた。
額には汗が滲んでいる。緊張しているのか!? 否、取材班の訪問を前に慌てて掃除をしてくれていたのだ。
心づかいに感謝しつつ、さっそくインタビューに移ると、ZERO氏は自らのトレード手法について、次のように語った。
──ZEROさんのトレード手法は?
私の手法は、ファンダメンタルズとテクニカルのハイブリッドです。
ファンダメンタルズだけとか、テクニカル一本という人もいますけど、心理的にキツイんじゃないですかね。どちらも為替を動かす要素なのだから素直に両方とも見ればいいし、見ざるを得ないでしょう。

■大きなトレンドの動き始めを見逃さない!
ポイントは、大きなトレンドの動き始めに乗っかること。
週足と日足のチャートで「節目」と「方向性」を確認して、どこを突破したらエントリーすべきかを頭に入れておきます。
この時に使っているのは「一目均衡表」ですね。コイツの節目は、結構効きます。そして、実際にエントリーする時には、5分足でタイミングを探るんです。
(出所:マネックスFX「マネックスJoo」)
私は基本的にデイトレで、ポジションは持ち越しません。ですが、毎日同じ調子でガンガン、トレードをしているのかと言えば、そんなことはありません。
トレンドが出やすい曜日・時間帯というのがありますから、その曜日・時間帯だけトレードをするんです。
■月曜日と金曜日にトレードしない理由とは?
――トレードをするのはいつ?
たとえば、月曜日と金曜日は、トレンドが出にくいためトレードはしません。
これは、月曜日は週の始まりということで、様子見されることが多く、金曜日は短期筋がその週のポジションを手仕舞っていくことが多いため、トレンドが発生しにくいんです。
ですから、私がトレードをしているのはそれ以外の曜日ということになります。
時間帯で言うと、トレードをするのは午後3時から午前1時までと決めています。
ただし、FOMC(米連邦公開市場委員会)の発表がある時だけは、午前3時頃まで粘ります。
いつも以下のスケジュールでトレードに臨んでいます。
午後3時から午前1時までのトレード時間の中にも「ゴールデンタイム」があって、午後4時~6時は欧州市場がいったんアツくなる。
午後6時~9時は中休み。夕飯を食べに出ます。
そして午後9時~午前1時に「チャンスタイム」がやってくる。
チャートは、ただつながっているだけのように見えますけど、その時間帯、時間帯で動きにメリハリがある、ということです。
もちろん、月曜日や金曜日、午後3時から午前1時以外に動くこともありますよ。その場合はチャンスを逃すことになりますが、悔しくはありませんね。
年中トレードしていれば、そういう時もある。「どうぞやってください」という心持ちで眺めてますよ。それくらいじゃなきゃFXで飯を食っていくことはできません!
チャンスはいくらだってあるんですから。
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