FRBは金利据え置きも12月利上げの可能性大! 為替市場は動きの乏しい展開が続くか
FRB(米連邦準備制度理事会)は10月28日(水)に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)で、政策金利を年3.75〜4.00%で維持することを決めました。
インフレは収まってはいないものの、連続で利上げするほどの引き締めは必要ないと判断したということです。
11月3日(火)に米国の中間選挙がありますので、様子を見たということもあると思います。
ただし、クックFRB理事ら2人がインフレ抑制のために利上げを主張し、金利据え置きに反対票を投じました。
また、会合終了後の会見でFRBのウォーシュ議長は「インフレは高すぎる」と明言。「インフレ抑制が責務だ」と強調しています。
FRBの中で今後の利上げの必要性はコンセンサスとなっているので、12月8日(火)、9日(水)に行われる年内最後のFOMCでは、利上げが決定される可能性は高いと思います。
利上げが見送られたことも影響して、米国を中心に株式市場は一旦落ち着きました。
AI関連株に対しての不透明感は払拭されているわけではないので、まだ油断はできませんが、当面は小康状態が続くと思います。
そうなってくると、為替市場も同様に小康状態が続いてしまいます。
ここのところ、本当にマーケットが動かなくなってしまい、稼ぐチャンスを失ってしまいました。残念ながらこういう状況はまだ続くと覚悟をしておく必要がありそうです。
さらに運の悪いことに、米国の金利が高くなっている影響で、新興国通貨に売り圧力がかかっています。メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円などで、スワップを稼ぐ手法も使いづらい状況にあります。
米国の利上げサイクルが終われば、再び金利差トレードが有効になってくると思いますが、今はまだいいタイミングではないでしょう。細かくレンジトレードを続けるしかなさそうです。
米中間選挙で相場は大きく動かない? 米ドル/円は157~158円台のレンジ相場が続くか
さて、11月3日(火)には米国の中間選挙が実施されます。
下院は民主党が過半数を奪還する可能性が高まっています。上院のほうは、どちらが過半数を獲得するか微妙な状況になっています。
トランプ米大統領は議会を軽視し、大統領令を使って関税問題などを進めてきました。
そのため、中間選挙がどういう結果になっても、トランプ大統領の政治姿勢は変わらないと思います。金融市場も大きく反応はしないのではないかと思います。
トランプ大統領が突然、イランとの紛争を終結させるようなことがあれば別ですが、大きな変化はないでしょう。
米ドル/円はAI関連株の急落を受けて、一時156円近辺まで下落しましたが、その後は157円台から158円台の狭いレンジで推移しています。今後も同じような展開を予想しています。

(出所:TradingView(トレーディングビュー))
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