本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『日銀による追加金融緩和期待』や『FOMC結果発表』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・09時30分:豪)第3四半期消費者物価指数
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・21時00分:欧)ドラギECB総裁の発言【ドイツ議会】
・23時30分:加)BOC金融政策報告
・24時15分:加)カーニーBOC総裁の発言
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
・翌5時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・ドラギECB総裁がドイツ議会を訪問
・米国の主要企業の決算発表→ロッキード・マーチン、ネットフリックス、イーライリリー、モトローラ、ナスダック、ボーイング、AT&T、シマンテック、アメリカン・エレクトロニック・パワー、他
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・5年債、25日・7年債)
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の追加金融緩和への思惑
・欧州の追加金融緩和への思惑
・米国の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
ドラギECB総裁がドイツ議会を訪問して講演を行う。
BOC金融政策報告が公表される他、FOMC政策金利&声明発表も実施される。
また、明日早朝にはRBNZ政策金利&声明発表も予定。
米国の経済指標の発表は、新築住宅販売件数がメイン。
その他、米国の5年債の入札が行われ、米国の主要企業の決算発表は、ロッキード・マーチン、ネットフリックス、イーライリリー、モトローラ、ナスダック、ボーイング、AT&T、シマンテック、アメリカン・エレクトロニック・パワーなどが予定されている。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
相次ぐ米国の主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場の動向、米国の長期国債の入札は米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円の堅調・上昇の流れに加えて、欧州債務懸念緩和でのユーロ買い、リスク選好での欧州通貨買い・ドル売りが加速していたが、週末にはリスク回避の流れや欧州債務不安で、ドル買い・欧州通貨&資源国通貨売り・円買いが強まった。
週明けの為替相場は、週明け初日こそ、欧州の債務懸念の緩和でのユーロ買い戻しや日銀の追加金融緩和期待での円売り・ドル買いの流れが優勢となったが、昨日の金融市場では、一転、欧州の債務懸念の再燃でのユーロ売りや欧米の株式市場が大きく下落してリスク回避の流れが主体となった。
本日は、なんと言っても、FOMC政策金利&声明発表に最大の焦点が集まる。その上で、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、日銀の追加金融緩和策期待、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)での方向性に注視。
その他、来週に日銀金融政策決定会合や米国の雇用統計発表を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第3四半期消費者物価指数
→発表での影響は非常に大きい
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【速報値】
→発表での影響は非常に大きい
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
→発表での影響はなかなか
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表での影響は非常に大きい
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
→発表での影響はなかなか
・21時00分:欧)ドラギECB総裁の発言【ドイツ議会】
→注目度高し、欧州債務問題への言及で大きく動きやすい
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
→新築住宅販売件数への注目は非常に高いが、直後にFOMC結果発表を控えてどこまで動くか。FOMC結果発表は、追加金融緩和への思惑次第では大きな反応にも
・23時30分:加)BOC金融政策報告
→内容次第。今後の金融政策への思惑が高まれば。。。
・24時15分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
・翌5時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→サプライズはなく、今後の金融政策への思惑次第か
10月22日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼スペイン地方選挙明けでの影響
▼FOMC政策金利&声明発表
▼ドラギECB総裁がドイツ議会を訪問し講演
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ
▼米大統領候補・第3回討論会
▼来週に米国の雇用統計発表を控える点
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月24日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ドラギECB総裁がドイツ議会を訪問 ・米国の主要企業の決算発表→ロッキード・マーチン、ネットフリックス、イーライリリー、モトローラ、ナスダック、ボーイング、AT&T、シマンテック、アメリカン・エレクトロニック・パワー、他 |
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09:30 |
豪)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +1.0% | +0.5% | ||||||||||
+1.6% | +1.2% | |||||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【速報値】 | ◎ | - | 47.9 | ||||||||||
16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 48.0 | 47.4 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.0 | 49.7 | |||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 101.6 | 101.4 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 110.0 | 110.3 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 93.6 | 93.2 | ||||||||||||
南ア)消費者物価指数 [前年比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.2% | |||||||||||
+5.2% | +5.0% | |||||||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 46.5 | 46.1 | |||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 46.4 | 46.1 | |||||||||||
19:00 | 英)CBI製造業受注指数 | × | -6 | -8 | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -4.2% | ||||||||||
21:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言【ドイツ議会】 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 38.5万件 | 37.3万件 | ||||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.3% | +0.2% | |||||||||||
23:30 | 加)BOC金融政策報告 | ◎ | - | - | ||||||||||
米)週間原油在庫 | B | - | +286.0万 | |||||||||||
24:15 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)5年債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
27:15 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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翌 05:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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日銀の追加金融緩和期待で、ロングヨリ
様子見
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加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)