■株高・円安は国内要因だけでなく、米国経済も影響!
しかも今回の動きは、日本の要因だけではないところにポイントがあります。忘れてはいけないのが、米国の経済状況です。
先週末(4月5日)の米雇用統計の非農業部門雇用者数は、予想を下回る結果となりましたが、過去3カ月分については上方修正されたこと、失業率は予想より強かったことなどが結果的に材料視されることとなりました。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)

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このように、悪いニュースを無視するような動きをするときは、それだけ強気に見られていることの証左と言えます。
■米ドル/円は中長期的に120円台を目指す動きへ!
そして、米国は住宅市場も、かなりしっかりしています。
下の図は、中古住宅と新築住宅の販売件数ですが、ともに底を打ち、上昇している様子が見てとれます。

実際、この動きを反映してNYダウは上昇し、こちらも高値を更新する動きが続いています。
さらに特筆すべきは、昨日(4月10日)の米FOMC議事要旨です。
こちらで、「数人のメンバーは年末までの量的緩和(QE)の停止を想定」、「複数のメンバーは今年中頃にQE縮小を想定」との見解が示されました。
市場では、「米金融緩和策が想定より早い時期に見直される」との見方が広がっています。これは、間違いなく米ドル高要因です。
日本では金融緩和で円安、米国では緩和解除で米ドル高となれば、米ドル/円相場は上昇するというのが自明の理ではないでしょうか。
「中長期的には」という前提がつきますが、120円台を目指すような動きをイメージしておいても、まったくおかしくないと思っています。
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