楽天証券とFXCMジャパン証券が経営統合!
2015年4月1日(水)付で、FXCMジャパン証券を買収&子会社化した楽天証券。
そしてこのたび、2015年8月1日(土)より、楽天証券がFXCMジャパン証券を吸収合併する形で経営統合するに至ったことが、発表されました。
楽天証券は、株式取引で人気のあるネット証券です。国内外の株式から日経225先物などの先物やオプション、さらには海外先物など幅広く取引ができるオリジナルの取引ツール、「マーケットスピード」は使いやすく高機能な取引ツールとして、トレーダーの間で定評があります。また、FX事業としては[楽天FX]を展開しています。
そんな楽天証券が、FX事業の拡大と強化のために目をつけたのが、2015年1月のスイスショックでとばっちりを受けた、FXCMジャパン証券でした。
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今回は、この経営統合でFXCMジャパン証券の何がどのように変わるのか、確認したいと思います!
生き残ったのはよりインターバンク直結度の高い2つの口座
FXCMジャパン証券と言えば、[スタンダード口座]、[プレミアム口座]、[MT4口座]、[ミラートレーダー口座]の4種類もの口座が用意されており、そのいずれもNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式を採用しているのが大きな特徴です。
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通常の店頭FXの取引ですと、顧客の注文をFX会社のディーラーが受けて処理することも多いようですが、NDD方式ではディーラーを介さず、顧客が直接インターバンク市場と取引をすることになります。よって、FX会社の不正な操作によるスリッページやレートずらしなどが行われる余地がなく、非常に透明性の高い方式であると言えます。

特にFXCMジャパン証券の4つの口座のうち、[スタンダード口座]と[MT4口座]は、マークアップ(FX会社の取り分をスプレッドに上乗せしたもの)も一切なく、その代わりに売買手数料を取るという方式を取っているため、トレーダーが取引する際のレートは純粋なインターバンクレートということになります。
今回の経営統合により、FXCMジャパン証券の4口座のうち、ミラートレーダーが使える[ミラートレーダー口座]は取扱いが終了、[プレミアム口座]は楽天証券[楽天FX]へ移管されることになりました。
しかし、よりインターバンク直結度の高い[スタンダード口座]と[MT4口座]はそのまま残ることになりましたので、FXCMジャパン証券のメリットは、新生楽天証券にきちんと引き継がれる、と言えるのではないでしょうか。
また、2015年4月からFXCMジャパン証券で突如として始まった「年間口座管理費」の徴収は、5月8日(金)の時点ですでに撤廃されています。あわせて、これまで5万円以上([ミラートレーダー口座]では20万円以上)とされていた初回入金金額設定も、撤廃されています。
マーケットスピード、メタトレーダー、TSが豪華揃い踏み!
8月以降の楽天証券では取引ツールという面では、[スタンダード口座]の「トレーディングステーション」、[MT4口座]の「メタトレーダー(MT4)」、そして[楽天FX]の「マーケットスピードFX」と、それぞれ特徴があり、トレーダーに定評のある3種のインストール版ツールが使えることになります。
新生楽天証券のこの取引ツールのラインナップはかなり強力ではないでしょうか。トレーダーにとっては選択肢が増えて、メリットも多そうですね。
また、楽天証券はFXCMジャパン証券だけでなく、香港でFX事業を行うFXCM Hong Kongも、米国FXCMから買収しています。さらなる事業拡大を目指し、海外進出に踏み切るわけですから、今後の成長も見逃せませんよ!
今後の展開が気になるFXCMジャパン証券と楽天証券の経営統合、さらにどんな動きがあるのか、こちらのコーナーでも注目していきたいと思います。
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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| ※この表は2026年4月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、楽天証券の公式サイトなどで確認してください | ||||















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