■ユーロ/米ドルは1.15ドルがサポート水準
ユーロ/米ドルは、1.1500ドルのサポートで反発し、昨日(6月25日)は1.7001ドルまで上昇しました(※)。
(※編集部注:本記事の寄稿後、6月26日(火)の東京時間にユーロ/米ドルは一時、1.1720ドル付近まで上昇した)

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
FRB(米連邦準備制度理事会)は利上げサイクルに入っており、米国の景気見通しも良いことから、米ドル高になりやすい状況です。一方でECB(欧州中央銀行)は、来年(2019年)の夏を過ぎるまで利上げはなく、景気見通しも下方修正されていることから、ファンダメンタルズ的にはユーロ/米ドルは売り方向となります。
ただ、1.1500ドルではオプションの影響に加えて実需の買いもあり、中銀による買いの噂も出ているため、サポートされています。
テクニカル的にも、1.1500ドルは長期のサポートゾーンとなり、ここを下回るか、サポートされるかで状況が変わる水準になります。
【参考記事】
●下抜けるか、抜けないか。ユーロ/米ドルは強いサポート水準の1.15ドルの攻防を注視(6月19日、バカラ村)

(出所:Bloomberg)
もし、1.15ドルを割れるようなことになると、テクニカル的には1.13ドル台への下げが予想されますが、1.15ドルがサポートされるのであれば、1.18ドルを目指す展開となります。
■買い材料が出れば1.20ドルも狙える!?
メルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」で配信しましたが、6月14日(木)のECB理事会の発表を見て売ったユーロ/米ドルは、残っていたポジションを1.1550ドルですべて手仕舞い、今度は1.1530ドルで買いエントリーしています。
ファンダメンタルズ的には売り材料が多いですが、テクニカル的には、まずは1.18ドルへの上昇もあるのではないかと考えています。
もし、買い材料が出てくるようであれば、1.20ドルへの上昇も狙えるのではないでしょうか。

(出所:Bloomberg)
今週(6月25日~)は半期末のため、特殊玉に振らされるとは思いますが、基本的に米ドル/円は戻り売り、ユーロ/米ドルは押し目買いで良いのではないかと考えています。
【注目情報】
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