昨日は東京時間ではドル円はほとんど動かず。日経先物も50円ほどの値幅しかなかった。ただ106円台は重そうに見えたので、私は105.88でショートにして踏ん張っていた。前日に問題になった米ドル金利の逆イールドの解消はまだ時間がかかると思えたからである。
欧州時間になってようやく政治的な動きが見られた。イタリアは前日に報道されていた通りに、再びコンテ首相を中心とした組閣が図られるようだ。これでイタリア債のドイツとのスプレッドが縮小して、イタリアの長期金利は一気に低下した。
また一方、イギリスでは5週間の議会閉会が求められていたのだが、それが認可されそうだということで、いよいよ合意なき離脱の可能性が高まった。これでポンドは急落。ポンドドルは150ポイントほどの急落を演じた。
前日に1.23台までメクリ上がっていただけあって、その際に積み上がった短期筋によるポンドロングも一斉に切らされた格好だ。ポンドは大騒動の予感が出てきたというのに、ユーロドルもドル円もほとんど反応薄だった。
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