■米中閣僚級貿易協議に注目が集まる
みなさん、こんにちは。
マーケットの注目が集まっている米中閣僚級貿易協議が、10月10日(木)から開催されます。
ビッグイベントを控え、10月8日(火)のNY市場では、米国株が大きく下落。

(出所:Bloomberg)
株の下落要因は、まず、トランプ政権が、「中国・新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒の身柄拘束に関係する中国当局者への査証(ビザ)発給を制限」すると発表したこと。
ポンペオ米国務長官は、「弾圧を直ちにやめ、拘束した人々を開放するよう中国に求める」とし、中国への圧力を強化した形。
加えて、米商務省が、中国の監視カメラ大手など28の団体や企業に禁輸措置をとったこともマーケット参加者のセンチメントを悪化させる要因となっています。
米中閣僚級貿易協議を控え、両国間の緊張が高まることに神経を尖らせていたマーケットは、この一連の報道に呼応する形で、米国株が値を崩す展開。
10月8日(火)のNYダウは、FRB(米連邦準備制度理事会)が資産購入再拡大という、株にとってポジティブな報道もあったため、下げ幅は限定的になりましたが、前営業日比313ドル安の2万6164ドルでクローズしています。
結果、株安でリスクオフとなり、円とスイスフランは堅調推移。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/スイスフラン 1時間足)
ここで…
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
【無料セミナー開催】米大統領選挙、そして東京オリンピックを控えた2020年の相場を、西原宏一氏が為替と日経先物の視点で大検証。「トランプ再選なるか!? 2020年東京五輪年の為替相場と日経先物はどうなる?」と題し、2019年12月21日(土)15:00から東京代官山のセミナールームにてFX無料セミナーを開催!。司会進行は当サイトのFXコラム「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」でもおなじみ、投資家の一面も持つフリーアナウンサーの大橋ひろこ氏。西原宏一氏との掛け合いも見ものだ。→詳細・申込みはこちらから
ザイFX!で人気の西原宏一さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「FXトレード戦略指令! with 日経先物(月額:6600円・税込)」です。
「FXトレード戦略指令! with 日経先物」では、初心者にもわかりやすいタイムリーな為替予想をはじめ、実践的な売買アドバイスやチャートによる相場分析などを、メルマガや購読者限定ウェブサイトにてご覧いただけます。
また「FXトレード戦略指令! with 日経先物」には10日間の無料体験期間がありますので、ぜひ一度体験していただき、みなさんのトレードの参考にしてみてください。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)