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西原宏一・大橋ひろこの「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」

米経済対策の合意難航が米株急落の鍵に!?
金反落なら、ユーロは本格調整入りか?

2020年08月10日(月)16:07公開 (2020年08月10日(月)16:06更新)
西原宏一&大橋ひろこ

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■トランプ氏が異例の大統領令発動で法廷闘争も

トランプ米大統領が「大きな数字」と予告していました、先週(8月3月~)の米雇用統計ですが、たしかに予想より強いものの、期待ほどでもない結果に…

(※編集部注:8月7日に発表された米7月雇用統計は、非農業部門雇用者数がプラス176.3万人(予想:158.0万人))、失業率が10.2%(予想:10.5%)でした)

 ナスダック総合指数は陰線で引けています。

ナスダック総合指数 日足
ナスダック総合指数 日足

(出所:TradingView

米雇用統計もありますが、米国の第4弾の経済対策が合意に至らなかったことも気がかりです。

トランプさんは8月8日(土)、大統領令で経済対策を発動しました。「訴訟になるかもしれない」と記者会見で発言していたように、憲法違反として民主党が法廷闘争に持ち込む可能性もあります。すんなりとはいかないのでしょう。

ここからは、民主党の出方が焦点となりますね。

米議会は本来なら今週(8月10日)から夏休みですが、休暇を返上するとの観測も出ています。ヘッドラインに引き続き注目ですね。

■ゴールドは2000ドルタッチ後に反落…。ユーロも調整へ

為替市場では、EU(欧州連合)復興基金の合意以降、急騰していたユーロ/米ドルがやっと調整に入ったようです。

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足

(出所:TradingView

メルマガ「FXトレード戦略指令! with 日経先物」でも書いているようにすでにショートにしていますが、調整入りなのでしょう


米ドルがジャブジャブになり、代替としてゴールドやユーロが買われていたわけですが、チャート的にはずっと買われ過ぎのシグナルが出ていました

ゴールドも2000ドルにタッチし、強気な記事が目立ち始めましたが、チャート的には反落しそうな形となっています

【参考記事】
米ドル/円は100円台の可能性さらに高まる! ゴールド急騰や米利回り低下でドル安進行(8月6日、西原宏一)

NY金先物 日足
NY金先物 日足

(出所:TradingView

ゴールドマン・サックスは2300ドル予想を出していますね。

IMM(国際通貨先物市場)ポジションを見ると、ユーロ買いが溜まっていることもあり、ゴールドの調整とともにユーロ/米ドルも調整が本格化するのかもしれないですね。

ユーロ/米ドルは、1.19ドルの高値でダブルトップとなっています。大きめな調整が入るのかもしれません。


中期的な米ドル安見通しはかわりませんが、短期的には調整を狙った取引もいいでしょう。とはいえ、1.15ドルの節目を割ることもないだろうと思いますが。

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足

(出所:TradingView

■第4弾米経済対策の合意難航が、米国株急落のトリガーに

米国株についてはいかがですか? 先週(8月3日~)は、米小型株の指数であるラッセル2000の強さが目立ちました


日本株でもマザーズ指数やジャスダック指数が三尊天井とはならずに再上昇する強さを見せています。

ラッセル2000 日足
ラッセル2000 日足

(出所:TradingView

先週(8月3月~)も話した、ワープ・スピード計画への期待が株式市場を下支えしているものの、気になるのは難航している米国の第4弾の経済対策。これが合意できないようだと、米国株急落のトリガーとなるかもしれません

【参考記事】
短期で米ドル/円の押し目買いもいいかも!104円台ミドルのブレイクに今回も失敗…(8月3日、西原宏一&大橋ひろこ)

NYダウ 日足
NYダウ 日足

(出所:TradingView

トランプさんはTikTokや微信(ウィーチャット)との取引を禁じる大統領令にも署名しました。思っていたよりも動きが早いですね。

米大統領選挙まで100日を切っています。トランプさんとしては、やれることはすべてやっておきたいのでしょう。

■お盆で円高進むなら、クロス円の売りが良さそう

8月12日(水)には、RBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])の政策発表が控えています。

政策変更はないでしょうが、追加緩和に向けた発言に要注意ですね。今週(8月10日~)は日本がお盆でもあります。例年、円高になりやすいアノマリーがあり、こちらも気をつけておきたいところ。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:TradingView

トルコショックが起きたのは2年前の今日(8月10日)。ポジションの偏りは当時ほどではないでしょうが、先週(8月3日~)のトルコリラ/円は史上最安値を更新し、オーバーナイト金利は未曾有の1000%。通貨防衛のための外貨準備も尽きつつあるようです。

【参考記事】
トルコ中銀は禁じ手使ってリラ防衛に成功! だが、秋以降の相場は荒れる懸念あり(8月5日、エミン・ユルマズ)

今、新興国通貨が主導するような相場ではないと思いますが、円高になりやすい時期ですから、トルコリラを買っている人は目を配っておきたいですね。

今週(8月10日~)の戦略はどう考えますか?

ユーロ/米ドルなどが調整局面に入り、お盆で円高が進むならクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の売りがいいのでしょう。ユーロ/円、あるいはチャート的に英ポンド/円のショートがいいのではないかと思います。

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