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「トルコリラ/円」スワップポイント比較
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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

「有事の米ドル高」は一服し、米ドルの頭の重さを証明。
最弱の円以外は、さらに米ドル安の受け皿になるだろう。
米ドルの対極に位置するユーロの押し目買いが正解か

2026年04月17日(金)17:26公開 (2026年04月17日(金)17:26更新)
陳満咲杜

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ドルインデックスは日足で「ダブルトップ」完成、「有事の米ドル高」が一服した

 イラン情勢次第とはいえ、米ドル全体は頭打ちになった、という市況が鮮明になりつつある。

 ドルインデックスの日足を観察すればわかるように、「ダブルトップ」というフォーメーションが成立し、「有事の米ドル高」が一服したと認定できる。

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足チャート

(出所:TradingView

 さらに細かく見てみれば、4月7日(火)と8日(水)の値動きの間に「ギャップ」(窓)が開いていたので、米ドルのロング筋が競って「逃げていた」ことがわかる。

 その上、4月13日(月)の大陰線(上記チャートの緑矢印)が、「弱気リバーサル」のサインを点灯させ、同ギャップの存在(要するにレジスタンス)を証明してから大きく続落したから、米ドルの頭の重さを裏付けたと言える。

米ドルは頭打ちだが、米ドル/円については性急な判断を避けたい

 そもそも「有事の米ドル高」という言い方自体、あまり信用すべきではないというか、今回に限って言えば、大袈裟だったかもしれない。

 なにしろ、ドルインデックスの週足を見ればわかるように、イラン戦争があっても100の大台に定着できず、また2025年7月高値から引かれたメインレジスタンスラインに制限され、見事と言えるほどの頭打ちを果たしている。

ドルインデックス 週足
ドルインデックス 週足チャート

(出所:TradingView

 となると、米ドル/円も「ソーサートップ」を形成している最中…と言いたいところだが、言い切れないとも思う。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 なにしろ、ユーロ/円をはじめ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)は連日高値を更新しており、円がなお「最弱の通貨」として売られていることから考えると、米ドル/円に関しても性急な判断を避けたい

ユーロ/円 日足
ユーロ/円 日足チャーと

(出所:TradingView

 もちろん、それは短期スパンの話で、米ドル/円は構造上、すでに2024年高値をもって頭打ちした、という従来の見方は不変だ。

ユーロ/米ドルは目先、トランプ氏のTACOやイラン情勢の悪化がない限り1.1664ドルを下回らないだろう

 そうなると、円以外の外貨はこれから米ドル一段安の流れにおいて受け皿となるだろう。もちろん、対極に位置するのがユーロであり、ユーロの押し目買いが正解だと思う。ユーロ/米ドルの底打ちは、以前のコラムで指摘した「1-2-3」の法則に沿った検証で確認されたので、あとは押し目を待つだけの話だ。

【※関連記事はこちら!】
米ドルを積極的に売るのは、ユーロの底打ちと米ドルの頭打ちを確認してから! 「有事の米ドル高」に陰り。有事が続くほど信用を損ない、米ドル高は続かないとみる(2026年4月3日、陳満咲杜)

ユーロ/米ドル 日足
ユーロ/米ドル 日足チャート

(出所:TradingView

 トランプ氏のTACOやイラン情勢の悪化がない限り、目先で言うなら、4月13日(月)安値(上記チャートの矢印)の1.1664ドルを下回らないのではないだろうか

 何しろ、当時は「強気アウトサイド」のサインを点灯させ、主要サポートゾーンを再確認したわけだ。3月10日(火)、23日(月)あたりの高値が元レジスタンスゾーンを形成しただけに、4月13日(月)の大陽線を再度下回るのは容易ではない。

 逆に言えば、トランプ氏のTACOやイラン情勢の悪化がある場合、いったん同安値を下回ることも想定される。

 しかし、それでも3月安値を割り込んでいくような下落にはならないとみる。テクニカル上の視点からみれば、極めてハードルが高いから、「有事の米ドル高」が再演されても、そのモメンタムはさらに限定されるはずだ、とも思う。

英ポンド/米ドルも底打ちに成功、豪ドル/米ドルはこれから高値を追う展開か

 だからこそ、英ポンド/米ドルも底打ちに成功、日足における「下落ウェッジ」に対する上放れは本物である。

英ポンド/米ドル 日足
英ポンド/米ドル 日足チャート

(出所:TradingView

 一般論なら、ここから4月13日(月)の安値を切らないはずだ。地政学リスクの再燃があっても、3月安値を再度割りこんでいくのはハードルが高いから、急落があった場合でも押し目買いで対応したい。

 そして、一番強いのは豪ドルだ。もう高値を再更新しているから、一目均衡表における「雲」ゾーンのサポートをしっかり確認したことになり、これから高値を追う転換にもなり得る

豪ドル/米ドル 日足
豪ドル/米ドル 日足チャート

(出所:TradingView

 もちろん、円に対する主要外貨の上昇もしばらく続くだろう……当局の為替介入までは。。市況はいかに。

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