メキシコペソは資源国通貨に入る? 入らない?
2021年6月から7月に当サイトで公開した、資源国通貨の動きと関連性が高いものを探っていくシリーズ記事では、資源国通貨として豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランドの4通貨を取り上げました。
【参考記事】
●南アフリカランドと相関が高いのは、輸出が多い貴金属と、輸出が少ない原油のどっち?
●カナダドルが産油国通貨だからといって、原油との相関がずっと高いわけではない。「木材といえばカナダ」で相関は結構高い
●ニュージーランドドル/円はなぜ、原油価格との連動性が高いのか?
●豪州の輸出構成比24.7%の鉄鉱石と2.4%の原油。豪ドル/円と相関が高いのはどっち?
この4通貨を取り上げたのには、理由が2つあります。まず単純に、資源国通貨として有名だから、というのが1つ。もう1つは、それぞれの国の主要輸出品目の構成比において、コモディティ(商品)がトップを占めていたから、という理由です。
(出所:JETRO「世界貿易投資動向シリーズ」)
上のとおり、豪州は鉄鉱石、ニュージーランドは酪農製品、カナダは原油などの鉱物性生産品、南アフリカはダイヤモンドや金といった貴石・貴金属などが代表的な輸出品であり、いわゆる純粋な資源国の4通貨を取り上げたというわけです。
それでは、主要輸出品目の構成比のトップがコモディティでない国の通貨が、資源国通貨と呼ばれないかというと、そうでもありません。
いわゆる純粋な資源国ではないものの、資源国通貨としてもかなり有名な通貨があります。それがメキシコペソです。
【参考記事】
●スワップポイントが魅力のメキシコペソ投資を徹底解説。為替チャートからわかる見通しは?
【メキシコペソ/円のスプレッドが狭いFX会社は?】
⇒「メキシコペソ/円のスプレッドが狭いFX会社」ランキング! 全41口座を比較して手数料が安い「おすすめのFX会社」を紹介!
メキシコの輸出品目で原油のシェアはわずか4.9%。メキシコペソと原油の動きに果たして相関はあるのか?
2019年のメキシコの主要輸出品目の構成比を確認すると、以下のようになっていました。
(出所:JETRO「世界貿易投資動向シリーズ」)
メキシコの主要輸出品目の構成比で、約9割という圧倒的なシェアを占めているのが工業製品・同部品です。メキシコといえば産油国のイメージがあり、メキシコペソは資源国通貨のなかでも産油国通貨として知られた存在ですが、実際には輸出品目に占める原油のシェアは4.9%しかなかったということになります。
そんなメキシコペソと原油の動きには果たして相関があるのでしょうか?
また、こちらは資源国通貨の動きと関連性が高いものを探っていくシリーズ記事の第1弾から第4弾で紹介したものですが、資源国通貨について一般的に言われている傾向などをまとめてみると、以下のようになるでしょうか。
資源国通貨について一般的に言われている傾向
・ 資源価格が上昇すると、資源国通貨が上昇する
・ 原油が上昇すると、原油を産出していない国も含めて資源国通貨全体が上昇する
・ 株高でリスクオンになると、資源国通貨が上昇する
・ 資源国の長期金利が上昇すると、資源国通貨が上昇する
上記のうち、「資源価格が上昇すると、資源国通貨が上昇する」「原油が上昇すると、原油を産出していない国も含めて資源国通貨全体が上昇する」については、メキシコペソと原油の動きを見ていけばよさそうです。
今回は資源国通貨シリーズ記事の延長戦として、メキシコペソを取り上げたいと思います。工業製品などの輸出が多いけれど、資源国通貨としても知られるメキシコペソはどんな動きをしているのでしょうか?
具体的には、メキシコペソ/円と米ドル/メキシコペソのチャートに、原油価格、日米株価指数、通貨ペアにかかわる長期金利の金利差のチャートを重ね合わせたものを見ていきたいと思います。参照期間は2020年11月から2021年8月です。
また、これらに加えて今回は、メキシコと同じく産油国として知られ、地理的にも近いカナダのカナダドル、ブラジルのブラジルレアルと、メキシコペソの関係も確認したいと思います。
メキシコペソと原油は連動する時期と連動しない時期がハッキリ分かれる
まずはメキシコペソと原油の関連性を見ていきたいのですが、その前に、原油の輸出規模が小さいメキシコペソがなぜ、産油国通貨と呼ばれるのかについて軽く触れておきましょう。
経済産業省によると、1982年のメキシコ債務危機当時は、メキシコの輸出総額の7割以上を原油が占めていたとのこと。それが、1980年代後半から進められた輸出指向の工業化や、1990年代の北米自由協定(NAFTA)締結を契機に、工業製品の輸出割合が増加し、原油の割合が減少していったそうです。
つまり、2019年現在で原油輸出が少ないメキシコペソが、いまも資源国通貨や産油国通貨と呼ばれるのは、昔の名残があるから、ということのようです。
そんなメキシコペソ/円とWTI原油先物のチャートは以下のとおりです。
(出所:TradingView)
メキシコペソ/円と原油は、チャート全体で見れば右肩上がりで上昇しており、ザックリ連動している感じですが、細かいところを見ていくと、連動する時期と連動しない時期にハッキリ分かれるようです。
2020年11月は米大統領選でバイデン氏の勝利が確実となり、トランプ政権のメキシコに対する圧力がやわらぐことへの期待から、メキシコペソ/円が急伸。12月初めにかけて原油も上昇して、この頃は連動性が高い時期でした。
12月半ばから2021年3月初めはメキシコペソ/円がもみ合いとなった一方、原油は上昇が続き、連動性が薄れます。
3月半ばから4月初めはメキシコペソ/円が上昇したものの、原油は伸び悩みます。4月半ばから4月末はメキシコペソ/円が高止まりした一方、原油は上昇を再開。5月半ばにかけてはメキシコペソ/円がじり高、原油は少し調整気味となるなど、逆の動きが続きました。
5月末から6月初めはメキシコペソ/円と原油がともに上昇。6月16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)が利上げ実施時期の見通しを前倒すなどタカ派的な内容を発表すると、リスクオフの動きからメキシコペソ/円は急落しましたが、すぐに反発しました。
6月24日(木)にはメキシコ中銀が政策金利を予想外に4.00%から4.25%へ引き上げたことを発表。2年半ぶりの利上げを受けてメキシコペソ/円は急伸し、原油との連動性が戻ります。7月以降はメキシコペソ/円と原油が連動する時期にあるようです。
【メキシコペソ/円のスワップポイントが高いFX会社は?】
⇒「メキシコペソ/円のスワップポイントが高いFX会社」ランキング! 全41口座を比較して高金利でお得な「おすすめのFX会社」を紹介!
続いて、米ドル/メキシコペソと原油の動きを見ていきます。原油は上下を反転し、チャートが下がるほど価格は上がるチャートとします。
(出所:TradingView)
米ドル/メキシコペソと反転した原油においても、連動する時期と連動しない時期がハッキリ分かれているようです。
2020年11月から2021年1月半ばは変動の度合いに違いはあるものの、米ドル/メキシコペソと反転した原油は右肩下がりで、メキシコペソ高と原油高がともに進みました。
1月末から3月初めはメキシコペソ安が加速した一方、原油高は継続して逆の動きとなります。3月半ばから3月末はメキシコペソ高が再開したものの、原油高は一服して、この時期も逆の動きでした。
4月から6月初めはメキシコペソ高と原油高がともに進んでおおむね連動。6月半ばはタカ派的なFOMCを受けてメキシコペソ安が急加速したものの、6月末はメキシコ中銀のサプライズ利上げを受けてメキシコペソ高が再開し、原油との連動性が戻ります。7月もメキシコペソと原油は似たような動きをしていて、連動する時期が続いているようです。
メキシコペソ/円、カナダドル/円、ブラジルレアル/円は産油国通貨同士のつながりを感じさせる動き
ここで、メキシコペソと同じ産油国通貨であるカナダドル、ブラジルレアルとの関連性を探ってみましょう。メキシコペソ/円とカナダドル/円、ブラジルレアル/円は以下のように推移していました。
(出所:TradingView)
2020年11月から12月初めに、メキシコペソ/円、カナダドル/円、ブラジルレアル/円は変動の度合いに違いがあるものの、いずれも上昇。
12月半ばから3月初めのメキシコペソ/円はもみ合いとなりましたが、カナダドル/円は上昇、ブラジルレアル/円は上値が切り下がって、異なる動きとなりました。
3月半ばから8月はメキシコペソ/円とカナダドル/円がおおむね連動。ブラジルレアル/円は3月半ばから4月半ばは方向感が出ませんでしたが、4月末から8月はメキシコペソ/円、カナダドル/円と似た動きをしていて、産油国通貨同士のつながりを感じさせます。
また、メキシコペソと原油のところでも触れましたが、1990年代には米国・メキシコ・カナダの間で北米自由協定(NAFTA)が締結、トランプ政権下の2018年にはこれが改訂された米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が締結されています。
同じ北米に位置するメキシコとカナダは、間に米国を挟みますが、地理的に比較的近い関係にあります。また、この両国は上述のような自由貿易協定で経済的に結びついた間柄でもあります。こうしたことなどが、メキシコペソ/円とカナダドル/円の連動性につながっている側面もあるのかもしれません。
【参考記事】
●スワップポイントが魅力のメキシコペソ投資を徹底解説。為替チャートからわかる見通しは?
続いて、米ドル/メキシコペソ、米ドル/カナダドル、米ドル/ブラジルレアルの動きは以下のとおりです。
(出所:TradingView)
米ドル/メキシコペソと米ドル/ブラジルレアルは多少動きが異なる時期もあるものの、チャート全体を見ると結構連動しているように見えます。
一方、米ドル/カナダドルは米ドル/メキシコペソと連動する時期と連動しない時期に分かれるようです。2020年11月から2021年1月半ばは米ドル/メキシコペソと米ドル/カナダドルがともに下落。
1月末から3月初めにかけて米ドル/メキシコペソは上昇した一方、米ドル/カナダドルは下落が続いて逆の動きとなりました。
3月半ばから6月はおおむね似た動きをしていましたが、7月は米ドル/メキシコペソがもみ合いだった一方、米ドル/カナダドルは上昇したあと伸び悩むなど、連動性が薄れてきている感じです。
メキシコペソ/円はNYダウとの相関がかなり高い
次に見ていきたいのは、メキシコペソと日米株価指数の関連性です。メキシコペソ/円と日経平均、NYダウの動きは以下のようになっていました。
(出所:TradingView)
メキシコペソ/円は基本的にNYダウとの相関がかなり高いようです。
細かいところを見れば、2021年2月末から3月初めは、メキシコペソ/円が下落した一方、NYダウはもみ合いとなりました。けれど、3月半ば以降、メキシコペソ/円とNYダウはともに上昇して、相関関係が戻っています。
足もとでは、メキシコペソ/円が調整気味な一方、NYダウは底堅く推移して相関が薄れつつあります。メキシコペソ/円とNYダウは一度相関が崩れても元に戻りやすいと考えれば、メキシコペソ/円がNYダウに追いついていきそうな局面で買ってみるのもアリかもしれません。
本記事冒頭で、メキシコの輸出の約9割を工業製品・同部品が占めていることを紹介しましたが、メキシコの主要輸出先はというと、以下の【参考記事】に詳しく書いていますが、米国が約8割を占めています。
【参考記事】
●スワップポイントが魅力のメキシコペソ投資を徹底解説。為替チャートからわかる見通しは?
2021年前半までの米国経済は好調で、NYダウも上昇しましたから、米国と関係が深いメキシコペソも上昇したと考えてもおかしくなさそうです。
そして、メキシコペソ/円と日経平均の関係を見ていくと、2020年11月から12月半ばはメキシコペソ/円と日経平均がいずれも急上昇後、高値もみ合いとなってかなり相関していました。
もっとも、12月半ばから2021年2月半ばは日経平均が一段高となった一方、メキシコペソ/円はもみ合い。その後も日経平均とメキシコペソ/円は別の動きをしている時期が多く、メキシコペソ/円を取引するうえで日経平均の動きは参考にしなくてもよいのかもしれません。
それでは、米ドル/メキシコペソと反転した日経平均、反転したNYダウの関係はどうなっているのでしょうか。
(出所:TradingView)
米ドル/メキシコペソと反転したNYダウは、2021年2月半ばから3月初めにかけては、米ドル/メキシコペソが急伸し、反転したNYダウはもみ合いとなって異なる動きとなったものの、それ以外の時期はまあまあ連動している感じです。
米ドル/メキシコペソと反転した日経平均は、2020年11月から2021年1月半ばにいずれも下落したものの、1月末以降は違う動きをしている時期が多くなっています。米ドル/メキシコペソを取引する際、日経平均を気にする必要はなさそうです。
メキシコペソ/円とメキシコ日長期金利差は一部の時期を除けば、基本的に相関が高い
最後に、メキシコペソ/円とメキシコペソ日長期金利差、米ドル/メキシコペソと米メキシコペソ長期金利差の関係はどうなっているのでしょうか。
本記事では、長期金利差を、長期金利の代表的な指標とされる10年債利回りの金利差で算出することにします。つまり、メキシコペソ日長期金利差はメキシコペソと日本の10年債利回りの金利差、米メキシコペソ長期金利差は米国とメキシコペソの10年債利回りの金利差ということです。
メキシコペソ/円とメキシコペソ日長期金利差の日足終値チャートを確認すると、以下のとおりです。
メキシコペソ/円とメキシコ日長期金利差は一部の時期を除けば、基本的に相関が高いようです。
2020年11月から12月初めにかけて、メキシコペソ/円は上昇したものの、メキシコ日長期金利差は下落して逆の動きとなりました。
12月半ばから2021年2月初めは、メキシコペソ/円とメキシコ日長期金利差がいずれも方向感が出ない展開。
2月半ばから3月初めはメキシコペソ/円がやや下落した一方、メキシコ日長期金利差は上昇して逆の動きとなりましたが、3月半ば以降はメキシコペソ/円がメキシコ日長期金利差を追いかける形で上昇。
4月から7月初めもメキシコペソ/円とメキシコ日長期金利差は絡みつくように連動していて、相関の高さがうかがえます。足もとではメキシコ日長期金利差は上昇、メキシコペソ/円は横ばいから少し上向きな感じ。再びメキシコ日長期金利差を追いかけて上昇していくのかどうかといったところでしょうか。
そして、米ドル/メキシコペソと米メキシコペソ長期金利差の動きは以下のとおりです。
米ドル/メキシコペソと米メキシコ日長期金利差は連動する時期が短く、連動しない時期が長いようです。
2020年11月から2021年1月半ばにかけて、米ドル/メキシコペソは下落した一方、米メキシコ長期金利差は上昇して逆の動きとなりました。
1月末から3月初めにかけて、米ドル/メキシコペソは上昇。米メキシコ長期金利差は1月末から2月初めはじり高だったものの、3月初めにかけては下落して、米ドル/メキシコペソとまたもや逆の動きでした。
3月半ばから4月半ばは米ドル/メキシコペソが下落した一方、米メキシコ長期金利差は横ばい。4月末から6月初めは米ドル/メキシコペソと米メキシコ長期金利差のいずれも横ばいでした。
6月半ばの米ドル/メキシコペソはタカ派的なFOMCを受けて急上昇したものの、メキシコ中銀の利上げを受けて急低下。そこを除けば、7月にかけて横ばいの動きが続きました。一方、米メキシコ長期金利差は6月半ば以降、下落しています。
チャート全体を眺めると、米ドル/メキシコペソと米メキシコ日長期金利差は相関しているのではなく、逆相関しているようにも…見えます。
そこで、長期金利差を米国とメキシコの10年債利回りの金利差ではなく、メキシコと米国の10年債利回りの金利差であるメキシコ米長期金利差に差し替えて、米ドル/メキシコペソとの動きを確認すると、以下になります。
米ドル/メキシコペソは2020年11月から2021年1月半ばに下落後、3月初めにかけて上昇しましたが、メキシコ米長期金利差もおおむね同様の動きをしており、相関は結構高い感じです。
その後、3月半ばから4月半ばにかけて米ドル/メキシコペソは下落し、その後は方向感が出なくなりましたが、メキシコ米長期金利差は3月半ばに上昇し、6月初めまで高値圏でもみ合い、7月にかけては上昇。米ドル/メキシコペソとの相関は崩れているようです。
これらのことから、足もとの米ドル/メキシコペソを取引するうえでは、米国とメキシコの長期金利の差はあまり気にする必要はない、ということが言えそうです。
まとめ
ここまで、2020年11月から2021年8月のメキシコペソの動きと、原油、カナダドル、ブラジルレアル、日米株価指数、通貨ペアにかかわる長期金利差の動きの関連性について探ってきました。
メキシコペソは産油国通貨として知られた存在ですが、主要輸出品目の構成比における原油のシェアを見てみると4.9%しかありませんでした。そんなメキシコペソと原油の動きを確認すると、全体的にメキシコペソ高と原油高が進んでいる点はザックリ似ているものの、細かく見ると、連動する時期と連動しない時期にハッキリ分かれました。
また、メキシコペソと同じ産油国通貨であるカナダドル、ブラジルレアルとの比較では、メキシコペソ/円、カナダドル/円、ブラジルレアル/円がここ数カ月間、そこそこ連動。米ドル/メキシコペソは米ドル/カナダドルより、米ドル/ブラジルレアルとの連動性が高いことがわかりました。
そして、メキシコペソと日米株価指数の動きを見ると、メキシコペソ/円とNYダウにかなり高い相関関係がありました。メキシコペソ/円とNYダウは一度相関が崩れても元に戻りやすいと考えれば、メキシコペソ/円がNYダウに追いついていきそうな局面などで、買ってみるのもアリかもしれません。
それでは、メキシコペソと長期金利差の関係がどうだったかと言えば、メキシコペソ/円とメキシコ日長期金利差は一部の時期を除けば、高い相関関係にありました。一方、米ドル/メキシコペソにおいては、米国とメキシコの長期金利の差を気にする必要はなさそうでした。
最後に、今回の内容は、2020年11月から2021年8月という期間において、メキシコペソの動きと、メキシコペソに関連性が高そうなものの動きに着目したものです。本記事で取り上げたメキシコペソとの相関の有無や強さが今後も永遠に変わらないかどうかはわかりません。
とはいえ、直近では本記事で取り上げたような動きをしてきたのは事実です。メキシコペソをトレードする際は、なんとなくのイメージだけでトレードするのではなく、こうした傾向をしっかり把握したうえで、トレードしてみてはいかがでしょうか。
(ザイFX!編集部・藤本康文)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)