本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『今後の米国の金融政策への思惑』、そして『先週に強まった米ドル買いの流れの行方』にあり。
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5月15日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け ・五十日(15日) ・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(終盤) ・明日16日(火)→米国の小売売上高の発表 |
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08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
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±0.0% | ±0.0% | ||||||||||
+5.6% | +7.2% | |||||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注 |
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- | -15.2% | ||||||||||
15:30 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
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- | +0.2% | ||||||||||
- | +2.1% | |||||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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-2.5% | +1.5% | ||||||||||
+0.9% | +2.0% | |||||||||||||
21:10 | 独)ナーゲル独連銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 |
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22.46 万件 |
21.39 万件 |
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21:30 | 加)卸売売上高 |
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-0.4% | -1.7% | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 |
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-2.5 | +10.8 | |||||||||||
21:45 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
22:00 | 加)中古住宅販売件数 |
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- | +1.4% | ||||||||||
22:15 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
25:00 | 英)ピルMPC委員の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
29:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 |
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- | +710億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +280億 | ||||||||||||
翌 06:00 |
米)クックFRB理事の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時45分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
・22時15分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言(投票権あり)
に注目が集まる。
米国以外では、
・21時15分:加)住宅着工件数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週明け
・五十日(15日)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(終盤)
・明日16日(火)→米国の小売売上高の発表
・先週に米国の消費者物価指数の発表と生産者物価指数の発表を消化
・FRB高官の発言→相次ぐ
・米国企業の決算発表→多め(発表シーズン終盤)
・金融政策発表→主要国の金融政策の発表はないが、オーストラリア(16日)の議事録の公表を予定
・破綻した米銀2行の元幹部に対する公聴会(16日と18日に開催予定)
・米国の債務上限問題に関するバイデン大統領と議会指導部との再協議(12日の予定が延期、今週中を予定しているが開催日時は未定)
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の債務上限問題(今週中に大統領と議会指導部との再協議を予定、イエレン財務長官によるとリミットは早くて6月1日)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は火曜日の小売売上高がメイン)
・金融当局者や要人による発言(特にFRB高官の発言に大きな注目、今週は19日にパウエルFRB議長の発言あり、日銀新体制で植田日銀新総裁の発言にも)
・米国の金融政策への思惑(5月3日に金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、4月28日に金融政策発表を消化済み)
・米銀破綻とそれに伴う金融への不安(今週に破綻した銀行幹部を呼んだ破綻に関する公聴会あり)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・米国のリセッション入り懸念
・日銀新体制への思惑(4月9日に植田氏が日銀総裁に就任、4月28日に新体制初の金融政策発表を消化済み)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(5月4日に金融政策発表を消化済み)
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・バイデン米大統領の発言
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
などが重要となる。
★★★
本日は、週明けかつ15日の五十日。
本日の米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が予定されている。
先週の為替相場は、米国の消費者物価指数の発表を受けて→米ドル売り・日本円買い→その後多少巻き戻しとなり、米国の生産者物価指数の発表を受けて→発表直後は米ドル売り・日本円買い→その後は米ドル買いとなった他、週末にもNY市場で米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は135円後半まで上昇して高値付近で引け、ユーロドルは1.08半ばまで下落して安値付近で引けている。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートしている。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米国の金融政策への思惑、先週に強まった米ドル買いの流れの行方、明日に米国の小売売上高の発表を控える点が重要となる。
その他、米ドル・日本円・ユーロの方向性、米国の債務上限問題(今週に大統領が再協議)、米銀破綻とそれに伴う金融への不安(今週に公聴会あり)、日本の金融政策への思惑(新体制)、米国のリセッション入り懸念、米国のインフレ動向、ユーロ圏の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時45分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
・22時15分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言(投票権あり)
→先週に米国の消費者物価指数の発表と生産者物価指数の発表を消化して、結局は米ドル買いの流れが強まる展開に
今週はこの流れがどうなるか見極めたい
明日には米国の小売売上高の発表を控える
また、先週に引き続き、米国の債務上限問題や米銀破綻とそれに伴う金融への不安も燻りやすい
■5月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼先週に米国の消費者物価指数の発表と生産者物価指数の発表を消化
▼FRB高官の発言→相次ぐ
▼米国企業の決算発表→多め(発表シーズン終盤)
▼金融政策発表→主要国の金融政策の発表はないが、オーストラリア(16日)の議事録の公表を予定
▼破綻した米銀2行の元幹部に対する公聴会(16日と18日に開催予定)
▼米国の債務上限問題に関するバイデン大統領と議会指導部との再協議(12日の予定が延期、今週中を予定しているが開催日時は未定)
▼16日(火)→米国の小売売上高の発表
▼19日(金)→パウエルFRB議長の発言
▼米国の国債利回りの動向
▼主要な株式市場(米国中心)の動向
▼米国の債務上限問題(今週中に大統領と議会指導部との再協議を予定、イエレン財務長官によるとリミットは早くて6月1日)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は火曜日の小売売上高がメイン)
▼金融当局者や要人による発言(特にFRB高官の発言に大きな注目、今週にパウエルFRB議長の発言あり、日銀新体制で植田日銀新総裁の発言にも)
▼米国の金融政策への思惑(5月3日に金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、4月28日に金融政策発表を消化済み)
▼米銀破綻とそれに伴う金融への不安(今週に破綻した銀行幹部を呼んだ破綻に関する公聴会あり)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性
▼米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
▼米国のリセッション入り懸念
▼日銀新体制への思惑(4月9日に植田氏が日銀総裁に就任、4月28日に新体制初の金融政策発表を消化済み)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(5月4日に金融政策発表を消化済み)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場の動向
▼バイデン米大統領の発言
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
週明けの為、まずは今週の方向性を見極めたい
週明けの為、まずは今週の方向性を見極めたい
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