本日の為替相場の焦点は、『直近で続いている日本円売りの流れ』と『日本政府や当局幹部による円安牽制発言』、そして『6月月末・四半期末・半期末要因(明日30日が6月最後)』にあり。
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6月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月末間近(30日が月末最後の営業日、月末・四半期末・半期末、本日はスポットレベルでの月末最終日) ・明日30日(金)→6月月末最後(月末・四半期末・半期末)、PCEデフレーター ・来週(注目材料目白押し)→ISM製造業景況指数、4日(火)は米国が独立記念日で休場、オーストラリアの金融政策の発表、FOMC議事録(6月14日15日開催分)、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、JOLTS求人、雇用統計 |
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08:50 | 日)小売業販売額 |
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+5.4% | +5.0% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 |
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- | +4.8% | |||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業景況感 |
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- | -31.1 | ||||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 |
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+0.1% | ±0.0% | ||||||||||
15:30 | 米)パウエルFRB議長の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 |
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- | - | ||||||||||
17:30 | 英)住宅ローン承認件数 |
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49.7千件 | 48.7千件 | ||||||||||
英)消費者信用残高 |
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+15億 | +16億 | |||||||||||
英)住宅証券融資高 |
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-5億 | -14億 | |||||||||||
英)マネーサプライM4 [前月比/前年比] |
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- | ±0.0% | |||||||||||
- | +0.3% | |||||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.5% | ±0.0% | ||||||||||
+7.3% | +8.6% | |||||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
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+0.2% | -0.1% | ||||||||||
+6.3% | +6.1% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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26.5万件 | 26.4万件 | ||||||||||
米)第1四半期GDP【確報値】 |
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+1.4% | +1.3% | |||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +3.8% | +3.8% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +4.2% | +4.2% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +5.0% | +5.0% | ||||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
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-0.5% | ±0.0% | ||||||||||
-20.5% | -22.6% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | +95 | ||||||||||
25:30 | 英)テンレイロMPC委員の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
翌 07:00 |
NZ)ANZ消費者信頼感指数 |
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- | 79.2 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・15時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・28時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)小売売上高
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・月末間近(30日が月末最後の営業日、月末・四半期末・半期末、本日はスポットレベルでの月末最終日)
・明日30日(金)→6月月末最後(月末・四半期末・半期末)、PCEデフレーター
・来週(注目材料目白押し)→ISM製造業景況指数、4日(火)は米国が独立記念日で休場、オーストラリアの金融政策の発表、FOMC議事録(6月14日15日開催分)、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、JOLTS求人、雇用統計
・6月月末・四半期末・半期末要因(6月30日が6月月末での最後の営業日)
・金融政策発表→今週は主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
・日本政府や当局幹部による円安牽制や為替介入
・ウクライナ・ロシア情勢(地政学リスク、24日に内乱騒動あり)
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(6月14日に金融政策発表を消化→来週7月5日に議事録の公表を予定)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性(5月中旬から日本円売りの流れが継続・加速中)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は四半期GDP[確報値]とPCEデフレーターがメイン)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言、日本政府や日銀による円安牽制発言)
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・米国のリセッション入り懸念
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、6月16日に金融政策発表を消化)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(6月15日に金融政策発表を消化)
・米銀破綻とそれに伴う金融への不安
・日銀新体制への思惑
・バイデン米大統領の発言
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】、中古住宅販売保留がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、パウエルFRB議長の発言とボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)が予定されている。
また、明日・6月30日が6月月末での最後の営業日で月末・四半期末・半期末となる。
今週の為替相場は、週初から日本円売りの流れが継続していたが、昨日は日本円買いの流れが優勢に。しかし、米ドル買いの流れが強まって、ドル円は上値を試して144円後半まで上昇→144円前半まで反落も→再度144円半ばまで、ユーロドルは一時1.09割れとなるも→1.09前半で揉み合いとなっている。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米ドルと日本円、ユーロの方向性(5月中旬から日本円売り)、米国の金融政策への思惑(6月14日にFOMC消化→来週FOMC議事録)、6月月末・四半期末・半期末要因(6月30日が6月月末での最後の営業日)が重要となる。
その他、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言、日本政府や当局幹部による円安牽制発言)、米国のリセッション入り懸念、米国のインフレ動向、日本の金融政策への思惑、ユーロ圏の金融政策への思惑、米銀破綻とそれに伴う金融への不安などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→内容次第
・15時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・28時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権なし)
→6月月末は四半期末・半期末でもあるため、リバランスなどで大きく動きやすい
要注意の週
明日・30日が月末最後の営業日
昨日に、今週のメインであるパウエルの討論を消化
本日・明日の経済指標に注目が集まる
月末・四半期末・半期末要因に注意しながら、経済指標での反応を見極めたいところ
また、来週は注目材料が目白押し
・本日29日(木)→パウエルFRB議長の発言、四半期GDP[確報値]
・明日30日(金)→6月月末最後(月末・四半期末・半期末)、PCEデフレーター
・来週(注目材料目白押し)→ISM製造業景況指数、4日(火)は米国が独立記念日で休場、オーストラリアの金融政策の発表、FOMC議事録(6月14日15日開催分)、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、JOLTS求人、雇用統計
■6月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼金融政策発表→主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼6月月末・四半期末・半期末要因(6月30日が6月月末での最後の営業日)
▼ECBフォーラムが開催(現地時間26日~28日、パウエルFRB議長ほか主要国の中銀総裁が多数参加)
▼27日(火)→耐久財受注、消費者信頼感指数
▼28日(水)→ECBフォーラムでパウエルFRB議長ほか中銀総裁が討論
▼29日(木)→パウエルFRB議長の発言、四半期GDP[確報値]
▼30日(金)→6月月末最後(月末・四半期末・半期末)、PCEデフレーター
▼来週→ISM製造業景況指数、4日(火)は米国が独立記念日で休場、オーストラリアの金融政策の発表、FOMC議事録(6月14日15日開催分)、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、JOLTS求人、雇用統計
▼米国の国債利回りの動向
▼主要な株式市場(米国中心)の動向
▼米国の金融政策への思惑(6月14日に金融政策発表を消化→来週7月5日に議事録の公表を予定)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性(5月中旬から日本円売りの流れが継続・加速中)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は四半期GDP[確報値]とPCEデフレーターがメイン)
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言、日本政府や日銀による円安牽制発言)
▼日本政府や日銀による円安牽制や為替介入
▼ウクライナ・ロシア情勢(地政学リスク、24日に内乱騒動あり)
▼米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
▼米国のリセッション入り懸念
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑(4月9日に新体制発足、6月16日に金融政策発表を消化)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(6月15日に金融政策発表を消化)
▼米銀破綻とそれに伴う金融への不安
▼日銀新体制への思惑
▼バイデン米大統領の発言
▼原油と金を中心とした商品市場の動向
月末要因や円安けん制発言に注意しながら、押し目買いを回転
ドル円クロス円をメインに
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)