米ドル/円はこの1週間で2円以上上昇。147円台半ばが注目点であるワケは?
米ドル/円の147円台半ばが注目点であることは、本日のメルマガでも配信しました。
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ただ、こちらのコラムは週に1回なので、先週(1月15日~)からの経過をご説明しておきます。
先週のコラムでは、ユーロドルのチャート分析がメインでしたが、米ドル/円についても少し触れています。
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そこでは『143.40円付近を下抜けない限り、上昇の可能性』と書いており、実際、その当日(1月16日)に上昇して、1月19日(金)には148.79円まで上昇しました。
先週のコラム原稿は昼前に執筆していますが、編集の都合上、配信されたのは17時台で、146.40円の高値を上抜けて上昇し始めた頃になってしまいましたが、これはメルマガではなくコラムなので仕方のないところ。
それでもこの1週間で、米ドル/円は2円以上の上昇となっています。
(出所:TradingView)
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米ドル/円は148.79円を上抜けない限り、147円台半ばを割り込むと、日足は上方向を維持したまま調整することに
私がやっているのは、チャート分析することだけで、ファンダメンタルズは考慮していませんが、相場は値動き取れればいいので、私はこれでいいと思っています。
そのチャート分析では当面、149円と147円台半ばが注目されます。
147円台半ば付近には、1月18日(木)安値147.64円と1月22日(月)安値147.60円があり、この間の1月19日(金)が現時点の高値148.79円です。
本日(1月23日)は日銀が金融政策の据え置きを決定し、この後に植田総裁の会見が控えています。
総裁会見で動くかもしれませんが、上方向であれば引き続き買いポジションを保有すればいいですし、147円台半ばを割り込むと、日足はレンジ内で調整の動きとなる可能性が高まります。
この後の植田総裁会見で、現時点の高値148.79円を上抜けない限り、日足レンジ下限は1月12日(金)安値144.34円なので、ここを割り込まない限り、日足は上方向を維持したまま調整することになります。
(出所:TradingView)
米ドル/円は148.79円を上抜けた後、147円台半ばを割り込むと、日足は上昇から下落に転換。買いポジションは撤退すべき
一方、総裁会見後に148.79円の高値が更新された場合、日足レンジの下限が1月22日(月)安値147.60円に切り上がります。
このため、147.60円を割り込むと、日足は上昇の動きが止まり下方向へ向かう可能性(転換)が起こります。
この後、1月19日(金)高値148.79円を更新した場合、147円台半ばで買いポジションは一度撤退すべきことになります。
(出所:TradingView)
ということは、高値更新があってもなくても、147円台半ばを割り込むようなら、買いポジションは撤退を考えるポイントなので、ここを割り込むと下げる可能性が高まります。
総裁会見に合わせてチャートを見て、値動きを追ったり注文を変更するのは、副業でFXをされている多くの方には難しいでしょう。
その場合、まずは147円台半ばが注目点であることを意識しておくだけで、相場をチラ見したときでも対応がしやすくなると思います。
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