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 エヌヴィデアの好決算で市場のリスク許容度は大きく増大し、米国株は大幅高となった。米国株の代表であるS&P指数が100ポイント近くも上昇したのも大きいが、単一企業の時価総額の1日での増加分をしては史上最大であるらしい。それだけエヌビディアの株高は破壊力があったということだ。

 それに比べると、為替相場の動きは乏しかった。ユーロドルが一瞬だけ上がって1.08台の後半まで跳ね上がったが、それはドイツの景況感によるもの。しかしすぐに元のレベルまで垂れてきて、動かなくなってしまっている。

 半導体関連ということで、日本株も大きく上昇した。日経平均株価は史上最高値を更新してきて、なおも高値追いの状況である。34年ぶりというがバブル期の頃とは違い、どうも実感が伴わないのである。当時は会社から帰りのタクシー賃が簡単に出ていたし、24時間働くのが標榜されてもいた。

 それに比べると今は8時間労働であっても、下手をすればブラック扱いされる。労働時間が3分の1以下になって生産性が変わらなければ、生産量は減っているはずだ。せめてその分だけ心は豊かにでもなったのだろうか。

 東京は世界でいちばん物価が高い街だと言われていた。海外旅行をすると海外は物価が安いなあと感じたものである。地価が高いのは今と変わらないが、東京23区でアメリカ全部が買えてしまうといわれたものだ。そして実際に当時は人々は上を向いて歩いていた。同じ株価であるのが不思議だ。

日本時間 15時50分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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