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 トランプ大統領がカナダに対して35％の関税を適用すると公表した。これは依然として麻薬としてのフェンタニルに対する有効な手段を打っていない事に対するイラ立ちが大いに関係しているようだ。またまだ書簡を送りつけていない国々に対しては、関税を15～20％を適用するという。

 いずれにしてもこれは税率を引き上げることになっている。 インドへの追加関税分を引き下げるための交渉も進んでいるが、インド側は報復をちらつかせている。待たれるEUの態度も8月まで延期を表明はしたものの、まだ完全に明確になっていない。

 これによって昨日のマーケットはアジア時間からリスク回避で進んだ。しかし先週の米国再入札の好結果で値を持ち直していた長期国債だったが、リスク回避先としてはワークしなかった。日本国債も参院選でのバラマキを嫌気して値崩れを起こしはじめている。

 ドル相場もこれに連動。アジア時間ではドルの利食い売りの動きも活発に見られたが、欧州時間になってドル金利の上昇傾向が明瞭になってくるとドルは反発に転じた。

 経済指標がなかっただけに相場での引っかかりどころがない。ドル円は147円台のミドルまでスルスルと上がっていった。ユーロドルがそれほども下がらないので、ユーロ円が172円台のミドルで高値張り付きのまま動意がなかった。

 今週はインフレ関連の指標が出る。また米企業決算の本格化が始まる。いよいよ関税の効果が確かめられるタームに当たってくる。物価に与える影響、および企業利益に及ぼす悪影響の度合いを見極めるのだ。

日本時間 15時00分

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【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時)	0.3pips原則固定 (9-27時)	1000通貨	24ペア
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【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.18銭	0.3pips	1通貨	34ペア
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【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年7月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX！の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

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