昨日の欧州市場にはいっても、私はアメリカでの重要イベントにむけて、様子見を続けていた。ほどなくベルギーの見通しが引き下げられるという格下げの話しが伝わってきたが、欧州マーケットではどこ吹く風という感じ。それどころかFOMCを前に、量的緩和に向けての期待もあってか、欧州時間はドル全面安という動きとなった。ユーロドルは1.35ちょうどの付近まで買われ、ドル円も今週はじめてとなる82円台後半までドル売りが進んできた。
それでもドル円は、11月の後半あたりから82円台ミドルから84円台ミドルまでのレンジにはまっているようにも見える。そこでレンジ取引と称して、とにかく82.40に買い注文を出した。だが米国市場に向けて、少しずつドル買いの方向に動き始め、アメリカの小売売上やPPIが出る頃には、ユーロドルは1.34台前半、ドル円も83円台に戻してきた。
レンジ取引と思って出したドル円ロングにするための注文も、当然のようにできてなかった。ドル買いについていく?と一瞬は思ったが、為替市場でも早くもクリスマスモードに入っていて小動きな場面も多くなっている。とにかくFOMCまでは待つことにした。
FOMCは事前の予想通りに金利は変更なしだった。注目された声明文でも、目新しいことは出てはこなかった。しかし資源価格の上昇などは無視して、QE2を正当化するほうが優先的になっているようにも見える。これをすでに見越していたのか、FOMCの声明が発表された後、債券価格はさらに下落することとなった。やはりドル買いで入っていくのがよさそうに思えた。せっかく夜中に起きたとはいえ、このステージでは手を出さずにアジア市場での反応も見たいと考えた。
本日のアジア市場は小動きだったが、朝方のユーロドルは1.33台後半を辛うじてキープしている感じだったので、またユーロドルのショートをつくり、私はドル買い作戦をはじめてみることにした。ロスカットは1.3390に置いている。FOMC後に1.36台まで下落した後、1.3385近辺まで戻しているためだ。つくったレートが1.3370なのでたかだが20ポイントのアゲインストしか耐えないことにはなるので、来ちゃうかなぁと思っていたが、今のところ存外についていないまま、欧州市場に突入した。
しかしアジア市場の終盤に、ムーディーズがスペイン格付けする方向で見直しているというニュースのあったが、ユーロドルの下押しも1.32台後半なので、下方向へもあまり動いていない。
今晩もアメリカではいろいろな経済指標が出る。イベントとしては重要なものもあるのだが、あまりマーケットは反応しないかもしれない。結局、いまいちばんマーケットが気になっているのが、アメリカの債券価格の動向であるからだ。
日本時間 19時20分
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