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• 2012年08月29日(水)01時28分

  LDNFIX＝ユーロ堅調、EU大統領発言やＥＣＢへの期待背景

  　ロンドンフィックスにかけての為替市場は、ユーロが対主要通貨で堅調な動きを継続。ファンロンパイEU大統領が、ラホイ・スペイン首相との会談後の会見で「EUはスペインの急を要する事態に対応する用意ある」、「ECBによる債券購入措置の提案を支援」、「EUはスペイン銀行セクターを速やかに支援する用意ある」と発言したことが手がかりとなった。また、ドラギECB総裁が執務が立て込んでいることを理由に、今週末開催されるジャクソンホールのフォーラムへの参加を取りやめることを表明。これを受けて、9月6日のECB理事会で域内の債務危機解決に向け新たな措置が発表されるのではないかとの期待が高まったことも、ユーロの買いを後押ししたようだった。
  　ユーロドルは上昇幅を拡大。ロンドンタイム序盤に中東勢や欧州系の買いフロー主導でまで急騰すると、その後も底堅い推移を継続。特段目立った材料がみられなかったことからいったんは伸び悩んだものの、前述のEU大統領発言やECB理事会での危機対策に対する楽観的な見方が広がったことから一段高となり、1.2577ドルまで上昇幅を広げた。また、ユーロ円もロンドンタイム序盤に98.83円まで上値を伸ばした後は、軟調なドル円・クロス円の動きが重しとなって伸び悩んだが、高値圏を維持して推移した。
  　そのほかのドルストレートも上昇。ユーロドルにつれ、ポンドドルは1.5837ドル、豪ドル／ドルは1.0391ドル、ドル／加ドルは0.9841加ドルまでドル売り・他通貨買いが進んだ。一方、NZドルは下落幅拡大。アジアタイムに、主要産業である乳業の支払い価格見通しが引き下げられたことが尾を引き、対ドルは0.8046ドル、対円は63.16円まで売りが進んだ。
  　ドル円・クロス円はやや軟調。ドル円は、ロンドンタイム序盤に円売りが強まった場面で一時78.70円前後まで水準を戻した。しかしその後は、為替市場全般でドル売りが優勢となるなか、米株価のさえない動きや米10年債利回りの低下も重しとなって、78.46円まで下押して本日の安値をつけた。また、クロス円もドルストレートにつれて水準を戻したものの、ドル円の下落に伴う円高基調からポンド円は124円前半、豪ドル円は81円半ばまでの限定的な戻りに。一方、加ドル円はドル／加ドルの上昇につれて79.83円まで上値を伸ばした。
  　なお、強弱まちまちの結果となった米6月S＆P／ケースシラー住宅価格指数や同8月消費者信頼感指数、同8月リッチモンド連銀製造業指数に対する為替市場の反応は限定的だった。

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• 2012年08月29日(水)00時37分

  NY前場概況-ドル売り優勢

  週末イベントを睨み全般神経質な動きを継続する中、マクロ系の買いが観測されたユーロドルは一時1.2575付近まで上値を拡大。ユーロ買い、ドル売りの流れが強まったことを受けドル円は本日安値を更新、78円40銭を割り込んだ水準にストップロスが観測されている模様。米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこともドル売りを後押しする展開となっている。0時37分現在ドル円78.47-48、ユーロ円98.61-63、ユーロドル1.2564-66で推移している。

   

   

   

   

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• 2012年08月29日(水)00時18分

  ドル円は78.46円まで下げ幅広げる、ユーロ上昇も重し

  　ドル円は78.46円まで売られてこの日の安値を更新。ユーロドルの上昇に伴うドル安地合いにも上値を抑えられている。78.40円を割り込んだ水準にはストップロスの売りが観測されている。

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• 2012年08月29日(水)00時16分

  ユーロ買い根強い、対ドルは1.2577ドルまで水準切り上げ

  　ユーロドルは1.2577ドルまで水準を切り上げ、日通しの高値を更新している。ダウ平均のプラス圏回復などを眺め、散発的に買いが入っているもよう。ただ、一方的に買い進まれるだけの力強さはなく、高値示現後は押し戻されるなど上値を追う支援材料には乏しい。

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